雪景色も紅葉も素敵な温泉街でした。
定山渓温泉を巡る
札幌の中心地から車で45分ほどの場所にあるのが「定山渓温泉」。
アクセスもよく、札幌市内なのに景色が中心部と全然違うのが魅力。
ようこそ看板の下にはカッパの手湯があり、寒い冬に最適。
定山渓温泉にはカッパ伝説が残っているらしく、温泉街のあちこちにカッパ像がある。
定山渓観光案内所
まずは国道230号線沿いにある観光案内所へ。
中に入ると温泉むすめの定山渓泉美がお出迎え。
ちゃんと声優さんのサインも入っている。
中には昔の定山渓温泉の展示スペースがあった。
昔は定山渓鉄道線があって、定山渓温泉まで鉄道で来れたらしい。
定山源泉公園
定山渓温泉街の中へ。
ここは「定山源泉公園」。
公園内にはかなり大きな足湯があるが、このときは誰も利用していなかった。
公園には「美泉定山(みいずみじょうざん)」という人の像がある。
定山渓という名はこの人が由来らしいので、すごい人なんだと思う。
定山源泉公園の近くからは、豊平川沿いに立ち並ぶ旅館やホテルを眺めることができる。
定山渓大橋
定山渓温泉の北側には「定山渓大橋」という橋がある。
温泉街より少し高い位置にあるので、展望台のように定山渓温泉街を見渡すことができてとても良い。
雪と温泉街のコラボレーションはやはり最高。
紅葉の定山渓温泉を巡る
次は紅葉の季節の定山渓温泉を紹介。
冬には気づかなかったが、ようこそ看板の近くにも足湯があった。
定山源泉公園近くからの眺めも冬の時期とは大違い。
雪の景色も良かったが、紅葉の景色もまた良い。
定山渓温泉街のメインストリートもこの通り。
冬のときの写真を撮っておくのを忘れて比較ができないのが残念。
やはり紅葉は色鮮やかで良い。
歩いているといい感じの公園を発見。
落ち葉が絨毯のようになっているのも趣がある。
青空と山、木々は緑と黄色、オレンジや赤に色づいておりとても鮮やかで綺麗。
最後は定山渓大橋からの眺めを。
こちらも雪景色とはまた違った良さがあって素晴らしい。
定山渓神社
定山渓観光案内所の隣には「定山渓神社」がある。
ここも紅葉が綺麗だ。
本殿は小ぢんまりとしている。
三角形の赤い屋根が可愛い。
定山渓ダム
次に向かったのは「定山渓ダム」。
定山渓温泉からは車で5分ほどとすぐの場所にある。
ダムの駐車場近くには資料館があり、無料で入れる。
館内は結構広い。
展示もいろいろあるのだが、故障中のものが多いのが残念だった。
定山渓ダムのリアルな模型もあった。
ダムの堤体の麓には見学できる通路がある。
内部はこんな感じでコンクリートに包まれており、ダムの内部っぽい。
壁にはダムのことがよくわかる展示があり、ダムのことがよくわかって資料館より充実している。
次は定山渓ダムの堤体の上に登ってみた。
遊歩道があり徒歩で登れるのだが、堤体は高さが120mくらいあるのでちょっとした登山気分。
しかし、登りきったあとに見るこの眺めは疲れが吹っ飛ぶ気がする。
管理所でもらったダムカードとともに景色を撮影。
放流している姿も見てみたい。
定山渓ダムの貯水池となっているのが「さっぽろ湖」で、景色もとてもいい。
湖沿いには4つ展望台があり、ドライブルートとしても人気だ。
定山渓温泉に浸かる
湯の花 定山渓殿
最後は定山渓温泉に浸かろう!ということで、定山渓温泉街にある「湯の花 定山渓殿」へ。
巨大な日帰り温泉施設だ。
入場して早速温泉へ。
浴場もとても広く、内風呂も巨大。
泉質も有名温泉地にしてはなかなか良い気がした。
露天風呂も開放的でとてもいい。
日替わりになるが洞窟風呂もある。
サウナもあってとても大きく、総合的な満足度がとても高かった。
休憩・食事処もとても広い。
メニューを見てみると種類がとても豊富で、正直ここで夕食を食べていっても良かったな~と思った。
ザンギやジンギスカン、スープカレーなどご当地メニューもとても豊富だ。
食品サンプルも立派でめちゃくちゃ美味しそう。
よし、次来たときは温泉に入ったあとそのままここでご飯を食べてみよう。
豊平峡温泉
最後に紹介するのは、定山渓温泉街から南に車で5分ほどの場所にある「豊平峡(ほうへいきょう)温泉」。
敷地内にはバス停があり、定山渓温泉や札幌駅からもバスでアクセスできるようだ。
今は使われていないようだが、インド料理カーも置いてあった。
実はこの豊平峡温泉、カレーがとても有名でカレーだけを食べに来る人もいるとか。
自分はもちろん温泉に入りたいので温泉へ。
外でも少し匂っていたが、館内はカレーの匂いがすごい。
内風呂はこちら。
建物自体もいい雰囲気だが、温泉が素晴らしい。
貴重な源泉100%の掛け流しで、温度調節などもされてなくそのまま浴槽に注がれている。
源泉に含まれる温泉成分が結晶化して床や浴槽のフチなどにこびりついており、まるで鍾乳洞のようになっている。
露天風呂もとても広く開放感がある。
外でお湯の色を見てみると、モスグリーンのような色をしていて綺麗。
景色も山々がよく見え、四季によっていろいろな表情を楽しめる。
温泉の後は食堂でお待ちかねのカレー。
ナンは顔よりも大きくモチモチで、インドのタンドール釜で焼き上げられている。
チキンカレーも辛さがちょうどいい感じでとても美味しく、たしかにここにカレーを食べに来るのもわかる気がした。(自分は温泉にも入りたいが。)
次行ったときには今回行けなかった豊平峡ダムに行ってみたいと思います。
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