ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

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【霧島】九州南部の温泉天国・霧島で温泉を巡る【鹿児島県】

九州南部、鹿児島県の北部にある霧島市

九州は有名な温泉地がたくさんあるが、霧島にも素晴らしい温泉がたくさんある。

その霧島温泉郷の湯をいろいろ満喫してきました。

霧島の温泉を巡る

霧島市観光案内所

温泉を巡る前に、霧島温泉郷にも「温泉むすめ」がいるので会いに行ってみた。

霧島温泉郷の中心からは少し離れているが、「霧島神宮」の近くの「霧島市観光案内所」にパネルが置かれている。

こちらが霧島の温泉むすめ「霧島黒恵」。

パネルには声優さんのサインがしっかりと入っていた。

通常バージョンと浴衣バージョンがあったが、浴衣の方は折れてしまっていたのが残念。

目の湯

まず最初に紹介するのは「目の湯」。

霧島温泉郷の中心部近くにある野湯で、散策路を奥に入っていたところにある。

目の湯は「霧島最古の岩風呂」であり、このように看板も立っている。

名の通り、目に効くと言われているらしい。

無色透明と書かれていたのだが、見た感じは灰色がかったにごり湯。

服を脱いで早速入泉。

ちなみに脱衣場などもなく、散策路からも丸見えなのでなかなか勇気がいる。

このときは天気が悪かったので誰も近くにいなかったのが逆にタイミングが良かった。

温度はちょうどよくてとても気持ちいい。

2月終わりの寒い時期だったが、全身がぽかぽかになった。

洗い流す場所などはないので浴びた後はすぐシャワーを浴びたいが、霧島に来たら一度は入ってみてほしい温泉だ。

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カジロが湯

次に紹介するのは、目の湯から1kmほどとすぐの場所にある「前田温泉 カジロが湯」。

霧島温泉郷で唯一の立ち寄り湯だ。

レトロな外観がとてもいい。

温泉卵も販売されていた。

浴場はこんな感じで、昔ながらの雰囲気がとてもいい。

かけ流しの天然温泉は水色がかったきれいな色で、湯の花が大量に舞っており泉質も申し分なかった。

内湯の浴槽がとても広くてゆったりでき、露天風呂もサウナもあるのが素晴らしい。

これだけ充実しているのになんと入浴料は390円。

とてもオススメの立ち寄り湯だ。

公式サイトより引用

公式サイトより引用

ちなみにこの辺の温泉エリアのマンホールがかわいい。

合併前の旧牧園町の花「ミヤマキリシマ」と町の鳥「ホオジロ」をデザインしたもので、なぜオーケストラのようなデザインなのかというと、この近くでは毎年国際音楽祭が開催されているかららしい。

田島本館

次に紹介するのは霧島温泉郷の中心部からは車で30分ほど離れた、霧島の市街地と霧島温泉郷の中間ほどの場所にある「田島本館」さん。

自然豊かな「妙見(みょうけん)温泉」エリアにある温泉で、景色がとてもいい。

湯治ができる宿なのだが、立ち寄り湯もやっているので今回は立ち寄りで利用した。

立派な本館で受付を行い、いざ入浴。

木製の小屋の真ん中にドーンと浴槽があって雰囲気が最高。

窓や天井から陽の光が降り注いでいるのも良い。

グリーンのお湯がとても綺麗で、絶え間なくドバドバと源泉が注がれている。

立ち寄り湯で利用できるのは「神の湯」と称されているこの「神経痛の湯」のみだが、それでも十分。入浴料はなんと300円。

ちょうど貸切状態だったので、この素晴らしい湯を存分に満喫できた。

かれい川の湯

次はちょっと変わった温泉を紹介。

それがこちらの「かれい川の湯」さんで、先程の田島本館さんからは車で5分ほどの場所にある。

庭がとても絵になる感じで雰囲気が素晴らしい。

ロビーには手作り雑貨などが販売されており、中もとてもオシャレ。

かれい川の湯なのでボードには魚のカレイのキャラクターが書かれていた。

それでは浴場へ。

廊下もおしゃれで雰囲気がいい。

ちなみにシャンプー類は入浴券購入時にセットで一式貸してもらえる。

洗顔フォームや化粧水もあるのが嬉しい。

浴場はこちら。

なんとこの温泉は貸し切り湯専門の日帰り入浴施設なのだ。

なんと温泉を張るところからスタート。

この電灯のスイッチのような「湯」ボタンを押すと浴槽に温泉が注がれる。

源泉100%掛け流しの湯をドバドバと投入。

源泉温度が43.3℃なので、水で薄めなくても入れる素晴らしい温度。

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このゴールドの湯は炭酸ラムネ温泉であり、ここまでの温泉とはまた違った入り心地。

微細な炭酸の泡に全身を包まれるのがとても気持ちいい。

この湯を完全貸切で独り占めできるのは背徳感がありすぎる。

貸し切り湯は高額だと思われがちだが、平日お一人様だとなんと75分1000円で楽しめる。

この温泉も霧島に来たら絶対に訪れてほしい温泉だ。

霧島ホテル

最後は霧島温泉郷で宿泊したホテル、「霧島ホテル」さんを紹介。

いつもはビジホや低価格の旅館などを利用するのだが、どうしても一度泊まってみたかったので泊まってみた。

部屋はこんな感じ。

すごい豪華で広いとかではないのだが、なんだか心地よくてとても落ち着く。

館内はとても広く、ちょっとした博物館のような展示スペースもある。

これは霧島ホテルの前身、霧島館のときの看板。

ここの温泉で採れる大量の湯の花なども展示されていた。

次はホテルの敷地内にある「百年杉庭園」を散策。

散策コースの入口には立派な鳥居が立っている。

約3万本の杉が綺麗に立ち並んだ圧巻の景色。

三代目の館主が「斧を入れない」宣言をして以来、その意志を忠実に受け継いでいるらしい。

夕焼けで全体が黄金色に輝いていてすごく綺麗だった。

夜はライトアップもされており、これだけでも十分に泊まった価値があった。

庭園から霧島ホテル方向を眺める景色もとてもいい。

温泉の湯気が立ち上る大自然の中にホテルがあるのがよくわかる。

それではお待ちかねの大浴場へ。

中の写真は撮れないが、大浴場の前にあったパネルの景色そのものですごかった。

学校のプールより広い大浴場はすべて温泉で、水色の湯がとても綺麗だった。

大浴槽の一番深い場所は立ったままで肩まで浸かれる。

夜のライトアップされた風景も素晴らしかった。

噴水や打たせ湯などもすごい迫力。

そしてこの大浴場の湯だけでなく、複数浴槽があり4種類の泉質を一気に味わうことができる。

その中の一つ、「硫黄谷温泉」は現在このホテルだけでしか味わえない貴重なもの。

18時~19時の皆が夕飯を食べている頃を狙って行ってみたらこの大浴場を貸切状態で満喫できた。

風呂上がりはやっぱりフルーツ牛乳で。

これまで全国様々な温泉に行ってみたが、この霧島ホテルが今までで一番の温泉かもしれない。

温泉を満喫した後はちょっと遅めの夕食へ。

人もまばらでゆったりと食事できる。

飲み物もいろいろあり、せっかくなので霧島高原ビールを飲んでみた。(注ぐのに失敗している)

夕食はこちら。

スタンダードなプランのはずだが、ちゃんと紙で本日のメニューが渡された。

品数が多くどれもとても美味しかった。

こちらは朝食バイキング。

鹿児島黒豚を使ったメニューなども豊富でとても美味しく、朝から最高の気分。

朝食前後にもたっぷりと温泉に入って霧島ホテルを最大限に堪能できた。

 

以上、今回は霧島の温泉をとことん味わい尽くしてみました。

次回は温泉以外の霧島の魅力も伝えられたらと思います。

 

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