千葉県の南半分を占める房総半島。
今回はその中でも南部の南房総エリアを紹介します。
都心から近いのに自然たっぷりなスポットが楽しめました。
南房総のスポットを巡る
養老渓谷
まずは南房総に向かうときに青看板に表示されていた「養老渓谷」に行ってみた。
千葉市中心部からは車で約1時間半。

赤い立派な橋が架かっている。
ここを進んでいくと・・・。

トンネルが現れた。

このトンネルも進んでいく。

一番奥にあったのは「出世観音菩薩」というお寺。
正直特に見るものはなかった。

下山して次は川の方へ。
川の上を歩ける石が亀のようになっている。

この辺からの景色がこちら。
うん、まあまあ。

いすみ鉄道(総元駅)
養老渓谷から東へ車で15分ほど行った場所にあるのは「いすみ鉄道」の総元駅。
レトロな味わい深い景色。

菜の花の時期に行ったので、線路沿いに菜の花がバーっと咲いていた。
菜の花と車両の黄色がマッチしていてとてもいい。


チューリップとのコラボもいい感じ。
もう少し青空が出ていたらもっと良かったな~。

鵜原理想郷
お次は総元駅から車で約30分、勝浦市にある「鵜原理想郷」を紹介。
ここにもトンネルがあった。

めちゃくちゃ雰囲気のあるトンネルで良い。
このトンネルを抜けると・・・。

鵜原理想郷に到着。

リアス式海岸のハイキングスポットであり、その独特な景観がたまらない。

たしかに理想郷という名前に負けないいい景色が楽しめた。

野島崎
鵜原理想郷から車で約1時間半、房総半島の最南端にあるのが「野島崎」。

公園には食事処やお土産屋さんも点在しており、木も南国感があってちょっとしたリゾート地のような雰囲気。

奥に進んでいくと、こちらも独特な風景が広がっている。
左に見えているのは「野島埼灯台」。

「房総半島最南端の地」のモニュメントも発見。

ゴツゴツした岩場を進んでいくと、上の方に白いベンチが見えた。

ここに座って見る景色が素晴らしい。
朝日や夕日のスポットでもある。
ただ、岩場を登らなければならないので、ご高齢の方などは無理しない方が良さそうだと思った。

次は野島埼灯台へ。

真っ白でシュッとした形が青空に映えている。

登れる灯台なので登ってみた。

お~、ここからの景色も素晴らしい。
太平洋と南房総・館山などの市街地を一望できるとてもいい景色だ。


ちなみに灯台の内部もこのように見ることができる。
なかなかレアな景色ではないだろうか。

灯台の見学を終えた後は、灯台に入場すると無料で一緒に入れる展示室「きらりん館」へ。

部屋の中央には大きな灯台のレンズが鎮座している。
福岡県の玄界灘の孤島にある「烏帽子島灯台」で使用されていたものらしい。
定期的に中のランプが赤や白色に光っていた。

パネルでは灯台の歴史について学べる。

灯台の部品なども展示されていた。
こちらはランプ。

時計などもあった。

これはサイレンなどを発するラッパ管。
かなり大きかった。

最後は敷地内にあった「厳島神社」を参拝。

敷地内のものなのに結構立派な神社だ。


立派な男根も祀られていた。

洲崎神社
次に紹介するのは、野島崎から車で約30分ほどの場所にある「洲崎神社」。


入口からはかなり急勾配な石段を登っていく。
148段あるらしい。

本殿のある場所に到着。
本殿は思ったより質素。

素晴らしいのはこの高台からの眺め。

目の前に広がる東京湾・太平洋。
もっと晴れてればさらにいい景色が期待できるが、この天気でも結構良かった。

館山城
お次は館山市にある「館山城」へ。
洲崎神社からは車で約15分。

駐車場から歩いて10分ほどで城に到着。
良い見た目で、ちょうど青空が出てきてよかった。

館内は「八犬伝」に関する博物館になっているのだが、正直展示はショボく撮影禁止だった。
こちらは天守閣の展望台。

展望台からの景色がこちらで、館山の市街地を一望できる。
もっと晴れていれば遠くに富士山も拝めるらしい。

館山城観光後は敷地内にある「館山市立博物館」へ。
館山城とセットの券が400円とリーズナブルだった。

こちらも館内はほとんど撮影禁止だったが、館山の歴史などを学べた。
特に良かったのは「資生堂」の展示。
創業者が館山出身だったらしい。


ソーダ水の製造機はもちろんのこと、コップやストローなどもアメリカから取り寄せ、欧米の最新文化を取り入れていたらしい。

店内の様子も再現されていた。
ハイカラ。

色とりどりのクリームソーダと美味しそうなクリームコロッケは今でも人気が出そう。

当時のメニュー表などもあった。

崖観音
次に紹介するのは、館山城から車で15分ほどの場所にある「崖観音」。
名の通り崖に張り付いたようにして建っている。

崖に張り付いた階段を登って本堂へ。

本堂からは館山の市街地と海を一望できる。

こちらは本堂の内部。

カラフルな天井絵がとても綺麗だった。

原岡桟橋(岡本桟橋)
最後に紹介するのは、崖観音から車で5分ほどの場所にある「原岡桟橋」。
「岡本桟橋」とも呼ばれている。

全国でも珍しい木製の桟橋で、隙間があり意外と怖い。


天気が良ければこの向こうに富士山が見えるらしい。
特に夕焼けと富士山のコラボレーションが素晴らしいらしいので、また天気がいいときに再訪したい。

以上、今回は房総半島の南房総エリアの観光スポットを紹介しました。
次回は南房総の温泉とグルメを中心に紹介します。
続きはこちら。
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