この記事の続きになります。
まさかの長岡駅周辺だけで終わった前回。
今回は長岡にある様々な観光スポットを紹介します。
長岡の観光スポットを巡る
新潟県立歴史博物館
まずは長岡駅から車で約20分の場所にある「新潟県立歴史博物館」を紹介。
館内はとても広く、いろいろな展示がある。
こちらは新潟県の産業を紹介するコーナーで、これは村上のお茶のパッケージらしい。
すごく綺麗だった。
ものづくりが盛んな燕三条地域の製品も展示されている。
ステンレス製品がピカピカでカッコいい。
次は「雪のくらし」コーナーへ。
この雪のトンネルを抜けると・・・。
目の前に昭和30年台初めの高田(上越市)の風景が広がっている。
大雪でも通路を確保するため、建物の庇(ひさし)を長く張り出して、下を通路としているこの様式は「雁木(がんぎ)」と呼ばれている。
その発祥の地が上越・高田だ。
雁木がない場所はこのように雪の中に通路を掘って行き来していたらしい。
もちろん建物の中も当時の様子が再現されている。
昔の日用品のパッケージがとてもいい。
最後には部屋全体を使って風景が再現されていた。
本当にタイムスリップしたようだった。
ここからは「新潟の米づくり」コーナー。
大きな画面で映像が流れていてとても良かった。
これは湿地帯を水抜きして開発している様子らしい。
こちらは「縄文人の世界」。
様々な技術を開発しながら暮らしていた様子を見ることができる。
部屋全体が一つの村みたいになっており、竪穴住居なども実物大で復元されている。
こちらもタイムスリップしたかのような感覚になれて良かった。
これは「火焔土器」で、前編で紹介した長岡のマンホールのデザインにもなっているものだ。
新潟県内の信濃川流域を中心に発見されている土器で、メインの火焔土器の周りにもたくさん展示されていた。
最後は企画展。
床に広がっている日本地図は何かというと・・・。
なんと全部ご当地のレトルトカレーだ。
ご当地カレーは本当にどれ食べても美味いよね。
昔のチケットなども展示されていた。
2023年はプラネタリウム誕生100周年だったらしく、いろいろなプラネタリウムの資料も展示されていた。
昔のポスターって何でこんなに惹かれるものがあるのだろうか。
すごいレトロな投影機もあった。
これで映すプラネタリウムも見てみたい。
こんなに楽しめて入場料は520円。
雨の日でも楽しめるオススメのスポットだ。
山本五十六記念館
次に紹介するのは、長岡駅から徒歩10分ほどの場所にある「山本五十六記念館」。
「山本五十六」って長岡生まれだったんだ。
館内の展示品は撮影禁止だが、山本五十六に関する展示が色々見られる。
一番の目玉は、部屋の中央に展示されている「海軍一式陸上攻撃機」の左翼部分。
ソロモン諸島に向かう途中に襲撃を受け墜落し、山本五十六含む全員が戦死した。
それから約100年後の1989年に、パプアニューギニア政府の厚意により左翼の長岡への里帰りが実現したらしい。
こちらは記念館のすぐ近くにある「山本記念公園」。
正面には山本五十六の石像があった。
この記事を書くまで全然知らなかったのだが、この奥には山本五十六の生家が保全されており、無料で公開されており中にも入れるようなので、記念館に行った際にはぜひ訪れてみてください。
国営越後丘陵公園
次に紹介するのは、長岡駅から車で約20分、新潟県立歴史博物館からだと10分ほどの場所にある「国営越後丘陵公園」。
天気がいい日にオススメしたいスポットだ。
まずはウェルカムゲートから見えていたこちらの大きな建物「花と緑の館」へ。
ガラス張りでおしゃれな建物だ。
中に入ると、名前の通り沢山の花が展示されていた。
2階は休憩スペースとなっており、ガラス張りの窓からは公園全体や越後丘陵が見渡せる。
この日はとてもいい天気だったのですごくいい眺めだった。
訪れたときは3月中旬であり、普通の花の展示の他にも「雪割草(ゆきわりそう)」の展示も行われていた。
雪割草とは雪国の春を彩る花であり、他の花に先駆けて色とりどりの花を咲かせる花。
いろいろな種類があり、色合いがどれもとても美しい。
展示されている雪割草の他に、購入できるものもあった。
特別展として「世界の雪割草展」も開催されていた。
こちらでは世界の雪割草がデザインされた切手などが展示されており、ここも結構面白かった。
ちなみにこちらのどんぐりのキャラクターは、越後丘陵公園のイメージキャラクター「ころりん」。
次は公園を見ていこう。
広い園内には子供用の遊具もたくさんあり、ファミリーでも楽しめるようになっている。
ただただ公園内を散歩するだけでも楽しめる。
少し寒い時期だったが、いい天気だったのでとても気持ちいい散歩ができた。
景色が本当に素晴らしく、空も透き通った青色でめちゃくちゃキレイだった。
雪国植物園
次に紹介するのは、「雪国植物園」。
国営越後丘陵公園から車で約15分の場所にある。
ここも散歩に最適の場所だ。
こちらは越後丘陵公園とは違い、自然のままの風景を楽しむことができる。
若干ハイキングよりなので靴はしっかりしたものを履いていこう。
野生の雪割草を見ることもできる。
正直どれが雪割草なのかはわからなかったが、それでもいろいろな花や植物を見ながら歩くのはとても楽しかった。
小高い場所に立派な展望台を発見。
ここからの眺めがとても素晴らしく、長岡の街と山々が一望できる。
澄み渡った空と雪が残る山々がとても綺麗だった。
悠久山公園
今回最後に紹介するのも公園で、前の2つのスポットとは逆方向の、長岡の市街地から東へ車で10分ほど行った場所にある「悠久山公園」だ。
駐車場に車を停め公園に歩いていくと、まずこちらの「蒼柴神社」があった。
せっかくなのでちょっと寄ってみるかと思い立ち寄ってみたら、思った以上にいい雰囲気。
門をくぐってこちらが本堂。
雪よけをしてあるレアな姿を見ることができた。
これもこれでカッコいい。
参道も神々しくてとても良い感じだ。
神社を出て少し歩くと公園に到着。
結構雪が残っていた。
悠久山公園のメインスポットがこちらの「長岡市郷土資料館」。
長岡のマンホールのデザインにもなっていたお城型の建物だ。
特にこの建物は城跡ではないのだが、館内は結構お城っぽいデザインになっている。
館内には長岡の貴重な歴史資料や文化財などがたくさん展示されている。
かなり充実していると思うのだが、なぜか客は全然いなかった。
最初のほうで紹介した、長岡生まれの偉人・山本五十六のコーナーもあった。
この軍服は実際に着用していたものなのだろうか。
上の階の天守をかたどった部分は展望台となっている。
ここからの景色も素晴らしい。
360°ぐるっと長岡の街や自然を見渡すことができる。
最後は地下へ。
地下は「雪国の民俗展」となっており、昔の長岡の暮らしを学ぶことができる。
これは実物大の民家の様子。
家全体の模型もあった。
こちらは長岡の商家の模型。
最初の方で紹介したように、雁木通りがあるのが雪国の特徴となっている。
長岡花火についても少しコーナーがあった。
こちらは三尺玉の輪切り模型。
中の火薬ってこんな綺麗に並んでるんだ。
実際に花火の打ち上げに使用された打ち上げ用筒も展示されていた。
この筒で打ち上げられたのは、なんと直径1m以上、重さも400kg近い、日本一の正三尺五寸玉らしい。
いつか実際の長岡花火も現地に見に行ってみたい。
以上、今回は長岡の観光スポットを紹介しました。
次回は長岡花火と長岡グルメを中心に紹介するつもりです。
続きはこちら。
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