ゆずた散歩

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【対馬】韓国に一番近い日本・対馬を巡る(後編)【長崎県】

 

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この記事の続きになります。

 

前回に引き続き対馬の記事。

レンタカーで島全体を満喫してきました。

全体を通して天気には恵まれなかったが、また訪れたい良い場所だった。

対馬を巡る(後編)

前回の記事最後の「肴や えん」さんから車で約15分。

対馬中心市街地である「厳原(いづはら)」に到着。

予想以上に都会な雰囲気だ。

川沿いの雰囲気もとても良い感じ。

雨模様の夜というのも風情があってなかなかいいかもしれない。

宿坊対馬西山寺

そして本日のお宿へ。

宿泊したのはなんと厳原中心部にあるお寺「西山寺」さん。

部屋はもちろん和室。

一人だと持て余すほど広かった。

温泉ではないが大浴場があるのが嬉しい。

ぐっすり寝て体力を回復。

翌朝チェックアウト前にお寺の中を散策。

クリスタルな仏様を発見。

こちらはお寺の本堂。

とても雰囲気があった。

お寺に泊まるという普段なかなかできない経験ができて良かった。

豆酘崎

チェックアウト後は対馬の最南端近くにある「豆酘崎(つつざき)」へ。

厳原からは車で約45分。

駐車場からは歩道が整備されているので登っていく。

登った先にあるのは「豆酘崎灯台」。

立派な灯台で、対馬最南端の灯台なのかな?と思ったがそうではないらしい。(最南端の灯台は神埼灯台)

そしてここから見る景色も素晴らしい。

もっと天気が良ければよかったのだが、それでもいい景色だった。

鮎もどし自然公園

次に向かったのは、豆酘崎から車で30分ほどの場所にある「鮎もどし自然公園」。

まずはこの場所に流れている「瀬川」に架かっている橋を渡って向こう側へ。

ちょっと雨が降っていたので足元に注意して渡った。

すると目の前に素晴らしい景色が現れた。

川全体が天然の花崗岩で覆われた、全国でも珍しい景観らしい。

ツルツルとした花崗岩がとても美しい。

小さな滝や池ができている場所もあった。

岩の形状が面白く、見ているだけでとても楽しかった。

予想外にいいスポットだったので、時間がある人は行ってみてほしい。

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万松院

車で20分ほど走って厳原に戻ってきた。

ここからは厳原のスポットを紹介していく。

まずはこちらの「万松院(ばんしょういん)」から。

この山門は対馬最古の建物らしい。

こちらが本堂。

ちょっと天気が良くなってきて嬉しい。

本堂の中はこんな感じ。

こちらは「万松院の三具足(みつぐそく)」という燭台・香炉・花瓶の三点セットになった仏具。

朝鮮国王から贈られたもので、なんと日本遺産に認定されているすごいものだ。

次は敷地内を散策。

これは「百雁木(ひゃくがんぎ)」と呼ばれる123段の石段。

石灯籠がズラッと並んでいてめちゃくちゃ趣がある景色だ。

石段を登った先にあるのが「御霊屋(おたまや)」と呼ばれる墓所

寺を創建した宗家一族の大小さまざまな墓が立ち並んでいる。

そのお墓の手前にあるのがこちらの「万松院の大スギ」。

樹齢400年を超える対馬一の大杉で、高さは40mほどあるらしい。

見ているだけでパワーがもらえる素晴らしいスポットだった。

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漁火公園

次に向かったのは、万松院から車で5分ほどの場所にある「漁火公園」。

ハングルも記載された時計がいい味を出している。

足湯を発見。

屋根付きでとても立派だ。

よーし足湯入るぞ~と思ったが、お湯が張られていなくて残念。

コロナ禍の名残だろうか。

芝生も綺麗に手入れされていて、天気の良い日はピクニックにも良さそう。

そして海が目の前に広がっていて景色も抜群。

厳原の中心部に帰ってきた。

もう完全に良い天気だ。

裏通りもいい雰囲気。

厳原八幡宮神社

こちらは厳原中心部にある「厳原八幡宮神社」。

歩道に面している鳥居がとても立派。

第一の鳥居をくぐって中へ。

とてもいい雰囲気だ。

これが本堂なのだろうか。

なかなかにシンプル。

ご神木はとても立派。

そして石段を登った場所からの景色もとても良い。

少し高い場所なので厳原の街並みも見渡せた。

猪鹿鳥

厳原を散策した後は昼食へ。

訪れたのは厳原から車で約15分、対馬空港近くにある「猪鹿鳥」さん。

外観も店内も味があって良い感じ。

どうやらこの日最初のお客だったようだ。

奥には座敷席もある。

このお店でいただけるのが、対馬の「島ジビエ」。

注文したのは焼肉ランチ(猪肉)と鹿肉。

薄く大きいのが猪肉で、厚く小粒のものが鹿肉だ。

たっぷりの野菜に大盛りご飯、味噌汁と漬物もついて計1600円。

めちゃくちゃ安い。

さあどんどん焼いて食べていくぞ~。

猪肉はタレ、鹿肉は塩コショウでいただくのがオススメとのこと。

まずは猪肉から食べてみる。

めちゃくちゃ新鮮だからなのだろうか、これまで食べてきた猪肉とは違って全く臭みがなくめちゃくちゃ柔らかい。

そしてこってり目の甘いタレが猪肉とご飯に合って美味すぎる。

お次は鹿肉を塩コショウで。

厚いのにとても柔らかくジューシーでこちらもすごく美味しい。

まるで牛ヒレ肉のような感じだった。

ちなみにそれぞれタレと塩コショウを逆にしても食べてみたが、たしかにおすすめされた食べ方のほうが抜群に美味しかった。

ジビエをこんなに美味しく食べれたのは初めての経験だった。

対馬に来たら絶対に行ってみてほしいお店。

和多都美神社

レンタカー返却までまだ時間があったのでギリギリまで観光することに。

向かったのは車で40分ほどの場所にある「和多都美(わたづみ)神社」。

これまで見てきた神社とはまた違った趣がある良い神社だ。

こちらは「身代わり鳥居」。

台風で鳥居が倒壊したものの、そのおかげで台風の被害を最小限にとどめてくれたと言われている鳥居だ。

二礼二拍手一礼のあと心で願いを唱えながら中央から潜ると願いが叶うらしい。

池の中にも鳥居があった。

立派な土俵もある。

神事などで使われるのだろうか。

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この神社のメインがこの一直線に並んだ5本の鳥居。

神社の中に2本、道路を越えて1本、海中にさらに2本の鳥居が並んでいる。

とても神秘的で素晴らしい景色だった。

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烏帽子岳展望台

対馬最後に向かったのは、和多都美神社から車で5分ほどの場所にある「烏帽子岳(えぼうしだけ)展望台」。

駐車場からは10分ほど急な階段を登っていく。

展望台に到着。

なかなかいい運動になった。

こちらが展望台からの景色だ。

標高176mの位置にあり、対馬の中央に広がる「浅茅湾(あそうわん)」とリアス式海岸、無数の島々を一望できる絶景。

島がもこもこしていてなんだかとてもかわいい。

360°全部を見渡すことができ、山側もまた素晴らしい景色だった。

対馬最後に晴れてこの景色を堪能できて本当に良かった。

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烏帽子岳から30分ほど車で走って対馬空港に帰還。

レンタカーを返却してチェックインした。

手荷物検査も一瞬で終わって、待合室にもほとんど人がいなかった。

こんな素敵な場所なのにあまり人気がないのだろうか。

搭乗前に空港の売店で買った「かすまき」を食べた。

いや~本当にかすまきは美味しいね。

また対馬に遊びに来たい。

 

以上、対馬を巡るの後編でした。

思っていた以上に良い島だったので、絶対にまた遊びに来たい。

 

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