ゆずた散歩

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【津山】岡山県北部の中心都市・津山を巡る(前編)【岡山県】

岡山県北部の中心都市・津山。

城下町であり街並みも美しい。

前編では中心部のスポットを中心に紹介します。

津山を巡る

津山駅

まずは津山駅から。

城下町を意識したデザインだ。

駅前は整備されていてとても綺麗。

こちらは「箕作阮甫(みつくりげんぽ)」という作家の像で、日本に「ペリー」が来航したときにアメリカ大統領の国書を翻訳した人物らしい。

後ろには蒸気機関車「C11-80号」が展示されていた。

駅の構内へ。

天井の大きな鶴の絵が印象に残っている。

このレトロな駅舎も良かったのだが、2024年9月にリニューアルされたらしい。

駅の近くの踏切では実際に走っている列車も見れた。

津山市街地

津山市街地を散策。

マンホールは「津山城」と桜、そして「カッパ」がデザインされている。

市内を流れる「吉井川」にはカッパが生息していたという言い伝えが残っているらしい。

津山駅からまっすぐ伸びている道路には商店街が形成されており、名前は「ごんご通り」と言うらしい。

常夜灯をイメージした街灯などがあり趣がある。

先ほど紹介したカッパの銅像も設置されていた。

歴史がありそうな建物も多く、散歩が楽しい。

こちらは津山駅から15分ほど歩いた場所には、「城東重要伝統的建造物群保存地区」というエリアがある。

城下町の雰囲気が残った街並みがとても風情がある。

残っている建物も魅力的だ。

こちらは津山中心部にあるアーケード商店街の「津山銀天街」。

ここもどこか懐かしい感じがする良い商店街だ。

津山の夕暮れの街並みもまた素敵。

レトロな建物に夕焼けの色がよく似合う。

こちらは商店街の中にある「アルネ津山」という複合商業施設にある「からくり時計」。

営業時間の毎時0分になると時計が上に開き合唱団が現れ、パイプオルガンとともに合唱団が歌い始めるので、津山を訪れたらぜひ見てほしい。

アルネ津山のもう一つの見どころが「エスカレーター」。

世界的にも珍しいこの「スパイラルエスカレーター」も体験してほしい。

津山まなびの鉄道館

ここからは津山中心部のスポットを紹介。

こちらは津山駅の裏側にある「津山まなびの鉄道館」。

入場するとまず目に入るのがこの「転車台」だ。

実演もあり、転車台が回って車両が回転する様子を見ることもできる。

これは蒸気機関車の「動輪」。

国内では一番大きいものであり、直径は1m75cm、重量は3480kgある。

こちらは「旧津山扇形機関車庫」。

現存している機関車庫では国内で2番目の規模らしい。

車庫の中には引退した様々な車両たちが入っている。

蒸気機関車や、

こんな特殊な車両もあった。

「旅立ちの汽笛」という詩もあった。

ちなみに横のD51蒸気機関車は12時と15時に汽笛が鳴って迫力を感じられる。

次は「ジオラマ展示室」へ。

津山の街並みを再現した綺麗なジオラマが中央に設置されている。

youtu.be

このジオラマは電車や転車台も動き、朝から夜まで1日の変化も再現していてとても見応えがあった。

youtu.be

こちらのアパートのような建物も展示施設。

こちらは「あゆみルーム」。

岡山の鉄道の歴史に関する展示があり、当時の入場券やダイヤ表なども展示されていた。

こちらは「しくみルーム」。

入ると当時の駅舎や車掌さんが再現されていた。

ここでも当時の切符などが展示されている。

行き先表示板や、駅名表示板などもあった。

その他、ディーゼル機関車の動く仕組みなども知ることができる。

最後は「まなびルーム」。

ここでは鉄道グッズやお土産が販売されている。

こちらは津山の観光PRポスター。

津山ホルモンうどん」が名物なように、ホルモン推しだ。

電車でGO!!」のゲーム機も設置されていた。

つやま自然のふしぎ館

次に紹介するのは、津山駅から徒歩15分ほどの場所にある「つやま自然のふしぎ館」。

館内はかなり歴史を感じる風貌。

このようにシールが貼られており、展示されている生物がどれくらいレアなものなのかがわかる。

展示量がこれまで見た博物館の中でも莫大だったので、かいつまんで紹介する。

まずは「人体の神秘と動物の骨格」コーナー。

よく見るものから珍しいものまでたくさん展示されている。

こちらは人体のコーナー。

様々な臓器の模型がある。

なんとこちらは人体の実物標本。

この博物館の創始者である「森本慶三」さんが死去された際、遺言により標本にしたものらしい。

次は「世界と日本の珍しい貝」。

こちらも膨大な数。

世界のいろいろな場所から採取されている。

綺麗な貝も多かった。

これは世界最大の二枚貝である「オオシャコガイ」。

展示されているものは長さ45cm、重さは45kgだが、長さ1.3m、重さ230kgもあるものが発見されているらしい。

次は「昆虫の世界」。

色とりどりな蝶などが展示されている。

これは蝶の羽で作った文字。

見る角度によって色合いが変わり、キラキラして綺麗だった。

動物の標本コーナーへ。

こちらは「アジアの動物」。

絶滅した「ニホンカワウソ」の剥製もあった。

「世界の鳥」コーナー。

今にも飛び立ちそうな鳥の標本がたくさん。

北米大陸の動物」コーナー。

これは通路に展示されていた「平家ガニ」。

甲羅の形が人間の顔の見える。

こちらは「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」。

昆虫の体に寄生するキノコで、不老不死の薬などとして珍重されているらしい。

「極地の動物」コーナー。

北極の「ホッキョクグマ」と南極の「ミナミゾウアザラシ」の奇跡の対面。

「爬虫類、両生類」コーナー。

とても大きい亀の剥製。

ワニは今にも動き出しそう。

「天然記念物」である「オオサンショウウオ」の標本もあった。

最後は「西アジア・アフリカの動物」。

「ボンゴ」や「ジャイアントエランド」など起床な動物の剥製がたくさん。

ちゃんとしっかり見てると1日かかるんじゃないかと思うほどの展示量だった。

歴史民俗館(森本慶三記念館)

最後は自然のふしぎ館の向かいの立派な建物「歴史民俗館」へ。

セット券を購入し入ることができる。

登録有形文化財」に指定されている建物は外観も館内も素晴らしい。

館内は歴史的な展示がたくさん。

館内に教会のようなものもあった。

こちらは自然のふしぎ館の創設者「森本慶三」さんのコーナー。

こちらは「押絵」。

厚紙に布を貼り付けて立体的な絵柄を作る手法で、パーツを見るのも楽しい。

こちらは津山の誇る工芸品の「作州絣(さくしゅうかすり)」。

輪郭が絣糸の乱れによってかすれたように見えるのでそう名付けられたらしい。

たしかに輪郭がボヤッとしており綺麗。

これは織物の端切れで作られた「屏風」。

これもとても綺麗だった。

 

以上、津山を巡る前編でした。

次回はスポットだけでなく、グルメや泊まったホテルも紹介します。

 

続きはこちら。

yuzuta-sanpo.com

 

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