そこで今回は北の玄関口である尾道を紹介します。
景色も街並みもラーメンも美味しい日本遺産の街を楽しみました。
尾道を巡る
最近リニューアルされて新しくなったらしい。
城のような駅舎が青空に映えている。
駅名のフォントが気の抜けたような感じの文字でとても良い。
このフォントは旧の駅舎だった頃から使われていたようだ。
このオレンジ色の屋根の旧駅舎もなかなかに味がある見た目なので、旧駅舎のときにもひと目見ておきたかった。
新しい駅舎の中はこんな感じ。
なんかオシャレで色々飾ってあって、ちょっとした美術館のようだ。
窓から見える黄色い電車がとても良い。
自転車を持ってきていたので自転車に乗って商店街をぶらぶら。
レトロな感じの店も多く、アーケードの感じも趣がある。
ちょうどいい感じの喫茶店を発見したのでここ「バラ屋」に入ってみることに。
令和じゃないような見た目がすごく良い。
店内も古き良き昭和の喫茶店という感じでとても良い。
自分の中で、「赤いソファーの喫茶店はハズレがない」と思っているので期待も高まる。
早速モーニングを注文した。
年季が入った鉄のカップで出てくるアイスコーヒーは酸味が強みのもの。
こちらがモーニングメニュー。
トースト、サラダ、目玉焼きに「にゅうめん」が付いているのがとても珍しい。
にゅうめんは温かくて、なんかホッとする感じだった。
次に紹介するのは、尾道駅からすぐの場所にある「ONOMICHI U2」。
瀬戸内海に面する尾道のオシャレな観光スポットだ。
このなんとなくオシャレな感じ、わかるだろうか。
自転車の「GIANT」のストアも入っている。
ONOMICHI U2の中はこんな感じ。
倉庫をそのまま使用したような、天井が高くオシャレな店内。
自転車関係の雑貨やカフェ、ホテルまである。
喫茶店でアイスを買ってみた。
まあ~いちいちオシャレ。
せっかくいい天気なのでテラスで食べることに。
いや~本当にいい天気で良かった。
しまなみ海道の島もすぐそこに見えてとても景色がいい。
このボードウォークを歩いたり自転車で行き交う人も多かった。
自転車をかけておくバイクスタンドがそこら中にあるのが、サイクリストにとってとてもありがたかった。
瀬戸内海に面したオシャレなエリアからまた商店街の方に向かえば雰囲気がガラッと変わるのも尾道の特徴。
夕暮れの風景が美しい。
泊まったのは商店街のエリアにある「尾道みなと館」。
日帰り入浴もできる温泉付きなのがありがたい。
浴槽は天然の温泉で、シャンプーバーもあった。
サウナも水風呂もあってとても良かった。
部屋に自転車も入れられるので、盗難の心配がないのもとても良い。
部屋の中にはマッサージチェアまであって至れり尽くせりだった。
千光寺公園へ
尾道でいちばん有名な観光スポットといえばおそらく「千光寺公園」。
せっかく自転車を持ってきてるので、ロープウェイを使わずに自転車で登ってみることに。
さすが坂の街・尾道。
千光寺までは距離は短かったが、平均斜度は10%を超えていると思う。
汗だくになりながら千光寺公園に到着。
とても天気も景色もよく、空気も気持ちいい。
日陰でちょっと休憩して千光寺へと向かう。
自転車は柵に固定し駐輪。
しっかりとフレームとホイールと柵を地球ロックしておく。
少し歩いて千光寺に到着。
絵馬やお守りの販売もされており、人もそこそこいたが比較的空いていた。
千光寺から尾道の街を見下ろす。
街から意外と登ってきたんだな~と実感した。
瀬戸内海を挟んで向こうに見えるのは向島の街だ。
千光寺山ロープウェイが行き来するのもよく見える。
ロープウェイは往復500円なので意外と良心的な値段だ。
千光寺からの眺めも良かったが、千光寺公園と千光寺を結ぶ通路の開けた場所から眺める尾道市街地が一番いい景色だった。
尾道市は2015年に「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として日本遺産に認定されている。
確かに尾道は、何回来ても他では味わえないような時間が過ごせるな~と思った。
尾道ラーメンを巡る
まずは尾道の東、国道2号沿いにある「萬来軒」。
駐車場は広いが、空きがないくらい車が停まっていた。
店内は昔ながらの中華料理屋という感じ。
尾道ラーメン以外のメニューも美味しそう。
ラーメンと焼飯を注文。
ラーメンのスープは魚介の風味が強めで、縮れ麺も美味しい。
ラーメンはもちろん美味しかったが、この店はチャーハンも良い。
チャーシューやエビも入っており、味付けもコッテリしててとても美味しかった。
お次は新尾道駅の近くにある「東珍康」。
ここも中華料理屋っぽい。
注文したのはチャーハン定食で、ラーメン半分かチャーハン半分を選択できる。
これはチャーハン半分だが、普通くらいの量に見えた。
ラーメンのスープには尾道ラーメンの特徴である豚の背脂がたっぷりと浮いている。
それでもチャーハン、ラーメンともに結構あっさりとしており、美味しいのでぺろりと食べられた。
最後に紹介するのは、尾道市街地にある「牛ちゃん」。
尾道とは思えないような混雑だった。
焼肉屋であるらしく、中は広くてこんな感じ。
今回は焼き肉は頼まずに尾道ラーメンを注文。
大きなチャーシューが浮いたビジュアル通り、スープは今までの尾道ラーメンで一番濃厚で重い。
でもそれが美味くてスープもごくごく飲める。
麺はストレートで美しい。
これをホロホロ崩れる大きなチャーシューと一緒に啜ると最高だった。
サイドメニューにあったセセリ丼もとても美味しかった。
さすが焼肉屋!という感じの鳥セセリは、甘辛なタレと相性抜群。
キムチも焼肉屋のキムチという感じでご飯がモリモリ進んだ。
今まで行った尾道ラーメンの店の中でも特にオススメできる店だった。
次回はしまなみシリーズ最後として、しまなみ海道を走った記事を書きたいと思います。
今治の記事はこちら。
よかったらクリックお願いします。