旭山動物園や大雪山国立公園の大自然など、魅力たっぷりのエリアでした。
北海道の第二都市・旭川を巡る
まずは北海道の第二都市である旭川の街中を紹介。
写真を見れば分かるが、冬場は1日中気温が氷点下を下回り、道路も歩道もカチンコチン。
繁華街はこちら、「3・6街(サンロク街)」。
札幌のすすきのにどことなく似ている。
「すすきのビル」の代わりに「山田ビル」がそびえ立っている。
北海道といえばやっぱりジンギスカン。
ラムもマトンも全然臭みがなくてめちゃくちゃ美味しい。
「旭川ラーメン」を食べるべき。
成吉思汗 大黒屋から徒歩10分かからないところにあるのがこの「らぅめん青葉」。
いい佇まいの店に入って旭川ラーメンを注文。
旭川ラーメンは醤油ベースで、スープの上にはラードがたっぷり張られている。
アッツアツで寒い旭川の冬にぴったりのラーメンだ。
旭川にはもう一つご当地ラーメンがあり、それがこの「旭川モルメン」。
「モルメン」とは「ホルモンラーメン」のことで、辛味噌のスープとホルモンがとても合って美味しい。
モルメンの元祖と言われているのがこの「ひまわり」というお店。
旭川に来たならぜひ食べてもらいたい。
旭山動物園へ
旭川中心地からは車で約20分ほど。
寒いのでしっかりと防寒対策を。
園内には旭山動物園ならではの動物たちを見れる。
シロクマ、フクロウ、キタキツネとどの動物も雪が映える。
アシカに餌をあげているところも見ることができた。
これは飼育員の手にキスをしている。
そしてペンギン。
雪かきスコップを眺めている姿がとても可愛かった。
旭山動物園で一番見てみたかったペンギンの散歩も見ることができた。
雪の上をヨチヨチ歩いているのがとても可愛い。
列に並んで歩く姿も最高。
ギャラリーも沢山居て、皆笑顔になっていた。
神居古潭へ
もう一つ旭川で良かった場所が、この「神居古潭(カムイコタン)」。
旭川中心地からは車で約20分。
「カムイコタン」とはアイヌ語で「神の住む場所」という意味で、名前がカッコよくて行ってみた。
確かに神の住む場所にふさわしい景色だ。
雪道を歩いていくと、「旧神居古潭駅」がある。
昔は函館本線の駅だったが、今はルートが変わって使われていない。
雪が深々と降りしきる素晴らしい景色。
夏はサイクリングロードとして使用できるみたいなので、夏にも行ってみたいと思った。
大雪山国立公園を巡る
旭川の近郊にある日本最大の国立公園である「大雪山(だいせつざん)国立公園」を巡る。
層雲峡温泉へ
冬場は「氷瀑まつり」が開催されており、素晴らしい氷の芸術を見ることができる。
氷で作られた神社。
氷像もある。
この氷のドラゴンは細かいところまで綺麗に作られていて凄いな~となった。
氷の洞窟はとても神秘的な場所。
透明度が高い氷なのですごく水色だった。
三国峠へ
層雲峡温泉から1時間、旭川からは約1時間の場所にあるのが三国峠。
展望場所からは雄大な景色を見ることができる。
GWくらいから11月くらいまでの期間限定で営業しており、とてもオシャレで雰囲気がいいカフェだ。
アフォガートを注文。
いい感じの器に入ったソフトクリームにエスプレッソをかける。
アツアツのエスプレッソがソフトクリームをいい感じに溶かしてめちゃくちゃ美味しい。
営業期間中でも期間の最初と最後の頃は全然雪があると思われるので運転には注意しよう。
然別湖コタンへ
お次は「然別湖(しかりべつこ)」へ。
三国峠Cafeからは車で約1時間ほど。
この然別湖では、冬の間「然別湖コタン」というイベントをやっている。
まるで日本じゃないような景色が広がる。
かまくらには入ることもできる。
夜はライトアップされていてとても綺麗。
看板の文字のフォントもいい感じ。
氷上露天風呂もある。
極寒の中で入る露天風呂はまさに至福の時間。
入る前と入った後は地獄だが最高だった。
ぬかびら源泉郷へ
糠平湖のほとりにこじんまりとした温泉街がある。
この温泉街のいい感じのペンションに宿泊した。
ご当地食材を使った宿飯を食べるのも旅行の楽しみ。
糠平湖で釣れるワカサギの天ぷらも美味しかった。
デザートのアイスクリームもあっさりしているのに濃厚でとても美味しかった。
翌朝、持ってきた自転車である場所を目指す。
それがこちら「タウシュベツ川橋梁」。
旧士幌線の鉄道橋で、夏の間は湖底に沈み、冬になると湖面を突き破って現れる。
タウシュベツ川橋梁と後ろにそびえる大雪山国立公園の山々との景色が素晴らしい。
見れば分かるが、この橋はボロボロに風化しており、いつまでこの景色が見れるか分からない。
タイミングがあれば崩れる前にぜひ行ってもらいたい場所だ。
旭岳へ
最後に紹介するのは、大雪山国立公園だけではなく、北海道全体で一番標高が高い山である「旭岳」。
駐車場に車を停めてロープウェイで姿見駅へ。
事前に食料も買っておいたので準備オッケー。
いざ旭岳登頂へ。
スタート地点には標識が立っており、旭岳の山頂まで3.1kmとなっている。
もうスタート時点で素晴らしすぎる景色。
早朝一番のロープウェイで登山しに来たので、植物たちには霜が降りていてとても幻想的な風景だった。
この時は9月半ばだったが、ちゃんと冬山装備が必要な寒さだ。
どんどん登っていく。
今まで登った山の中でも最高の景色だ。
空も快晴で申し分なしだった。
頂上に近づいてくると現れるのがこの「金庫岩」。
これが道の目印になっている。
旭岳はそんなに大変な登山ではないが、この「金庫岩」にそっくりの「ニセ金庫岩」があるそうで、ルートを間違えた遭難者も多く出ているらしい。
ロープウェイの姿見駅から2時間ほどで山頂に到着。
とてつもない達成感と最高の景色だった。
旭岳は2000mちょっとの高さなのに、本州の3000mを超える山々よりも素晴らしい景色を見ることができる。
本当にこの景色を見ていると疲れが吹っ飛ぶ。
ロープウェイ駅近くまで降りてきたので「姿見の池」にも寄ってみた。
蔵王のお釜に似ている。
この旭岳では、日本一早い紅葉を見ることができる。
9月中旬に来たのもそれを見るのが目的だった。
ちょこちょこと広がる紅葉が綺麗。
4色に分かれているこの光景もとても綺麗だった。
最後は高山植物も入れて撮影。
本当に最高の景色で、今まで登った山の中でダントツだった。
こんな時期も天候も最高の条件にはもう巡り会えないかもしれないが、絶対にまた登りたい。
気づいたらもう2年位山登りてないしまたどこか登りたいな~と思った。
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