ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【支笏湖】支笏湖ブルーとチップと温泉の支笏湖エリアを巡る【北海道】

 

yuzuta-sanpo.com

この記事の続きになります。

 

前回は千歳市の中心部を紹介しました。

今回は東西に長い千歳市の最西のエリアを紹介。

支笏湖ブルーの絶景とグルメ、温泉も最高の支笏湖エリアを紹介します。

支笏湖エリアを巡る

支笏湖温泉街を巡る

支笏湖エリアへは、千歳市の中心から車で約30分。

駐車場に車を停め、支笏湖温泉街のほうへと歩いていけばすぐに支笏湖が現れる。

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支笏湖

柵のところには邪神ちゃんのやつがぶら下がっていた。

邪神ちゃんドロップキック千歳編のポスターの背景は支笏湖だからである。

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邪神ちゃんのやつ

支笏湖はアヒルボートに乗ることもできる。

邪神ちゃん千歳編では、このアヒルボートでレースをしていた。

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ヒルボート

支笏湖エリアの中心部は、「支笏湖温泉街」となっているが、旅館等は点在しているためあまり温泉街っぽくはない。

これは支笏湖の鉄道ミュージアム「山線湖畔驛」。

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山線湖畔驛

かつては苫小牧から支笏湖にも鉄道が伸びており、その歴史などを知ることができる。

規模はとても小さいが、ジオラマ鉄道模型もある。

無料なので立ち寄る時間があれば立ち寄ってみると良い。

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ジオラマ鉄道模型

近くには簡易的な神社もあった。

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支笏湖神社

次に紹介するのは「支笏湖ビジターセンター」。

コロナ禍のため、クマの剝製もマスクを着用していた。

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マスク着用

ここにも邪神ちゃんたちのサインがある。

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邪神ちゃんたちのサイン

中のほうに進んでみると、なかなか立派なビジターセンターが広がっている。

真ん中にあるのは立体的な支笏湖の地形図だ。

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中のほうへ

サケなどの水槽もあった。

展示の文字だけでなく、シアターの映像でも支笏湖の歴史について学べるのでとても良かった。

ここも無料なのが素晴らしい。

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サケなどの水槽

これは支笏湖にある鉄橋の「山線鉄橋」。

昔は鉄道の道だったが、今は歩道橋となっている。

支笏湖の青に山線鉄橋の朱色が映えてカッコいい。

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山線鉄橋

夏の支笏湖限定!チップを食す

次は支笏湖温泉エリアから少し離れ、支笏湖の北のほうへ。

「ポロピナイ」というエリアらしい。

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ポロピナイ

ここポロピナイは、「チップ」が有名。

チップとはサケの一種「ヒメマス」の北海道での呼び方で、一生を支笏湖で過ごすチップを「支笏湖チップ」と言い、名物になっている。

ここ「ポロピナイ食堂」ではその支笏湖チップを存分に味わうことができる。

ここも邪神ちゃんに支配されている。

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ポロピナイ食堂

支笏湖チップを食べれるのは6~8月のわずかな期間のみ。

せっかくなのでチップづくしのセットを注文。

刺身、焼き、フライに寿司とチップづくしだ。

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チップづくし

寿司はサーモンのようなのにとてもアッサリとしていてビックリした。

すぐにペロリと平らげる。

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チップ寿司

刺身は透き通っていてまるでオレンジゼリーのようだった。

これもとても美味しい。

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刺身

こちらはチップの塩焼きとフライ。

塩焼きはパリッとした皮を破れば、中からホクホクの身が。

塩味もちょうどよくとても美味しい。

フライは丸ごとマヨネーズにつけて。

サクッとした触感とフワフワの身がたまらない。

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塩焼きとフライ

食堂の外にはカフェのコーナーもある。

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カフェコーナー

食後はテラス席に座って支笏湖を眺めながらデザートを食べるのもたまらない。

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テラス席でデザート

ポロピナイ食堂から車ですぐのところには「ポロピナイ展望台」がある。

少し高いところから支笏湖を眺めることができ、絶景。

空より青い支笏湖の色。これが「支笏湖ブルー」。

透明度が高い支笏湖だからこその色だ。

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ポロピナイ展望台

冬の支笏湖と氷濤まつり

冬の支笏湖は、支笏湖の青と雪の白がとても美しい。

支笏湖は「日本最北の不凍湖」であり、真冬でも全面凍結しない。

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冬の支笏湖

しかしながら冬の寒さはもちろん厳しく、冬の支笏湖温泉街では「支笏湖氷濤まつり」というイベントをやっている。

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支笏湖氷濤まつり

支笏湖の水を吹き付けて作った氷のオブジェがすごい。

綺麗な水なので氷が水色に透き通っている。

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氷のオブジェ

中に入れるところや滑り台などもある。

これは氷の洞窟。

つららがすごい。

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氷の洞窟

身体が冷えてきたら暖かいプレハブの中へ避難。

ストーブで温まりながらホットココアを飲むのがとても沁みる。

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暖かい部屋でホットココア

風不死岳に登る

支笏湖の南側には「風不死(ふっぷし)岳」という山がある。

名前がまずとてもカッコいいので登ってみることにした。

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風不死岳登山

山頂へは2時間ほど。

それほど長いルートではないが、ちゃんとした登山靴が必要。

途中辛くてもふと横を向いてみれば、綺麗な支笏湖が視界に広がってあっという間に疲れが消える。

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風不死岳の途中から見た支笏湖

どんどん上に進んでいく。

北海道の山は景色がいいので本当に楽しい。

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山頂までもう少し

そして山頂に到着。

いや~気持ちいい。

山頂のプレートも味があってカッコいい。

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風不死岳山頂

山頂で休憩して下山。

休憩を合わせても往復4時間くらいで帰ってこれるので結構手軽だった。

登山後は「休暇村支笏湖」へ。

森の中に佇んでいるような感じでとても景色もいいし良い湯だった。

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休暇村支笏湖

風呂上りは支笏湖サイダーでスッキリ。

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支笏湖サイダー

敷地内には支笏湖を見渡せる展望台もある。

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展望台

風不死岳から見る支笏湖の開放感には敵わないが、新緑が生い茂る合間から見る支笏湖もとても美しい。

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展望台から見た支笏湖

丸駒温泉旅館に泊まる

最後に紹介するのは、支笏湖温泉街から少し外れた場所にある一軒宿の「丸駒温泉旅館」。

日本秘湯を守る会の会員の宿でもある。

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丸駒温泉旅館

玄関にはいろいろなマークが飾られていた。

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いろいろなマーク

さっそく旅館の中へ。

廊下には丸駒温泉旅館の歴史などが詳しく書かれており、これを見るだけでも楽しい。

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中へ

客室はこちら。

いい~感じの和室だ。

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客室

窓からは支笏湖と先ほど登った風不死岳も綺麗に見えて景色は抜群。

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窓からの眺め

早速温泉へ。

いや~素晴らしい。

目の前が支笏湖で、柵を越えたらそのままダイブできそう。

温泉に入って温まって、椅子に座り支笏湖を眺めながら外気浴で体を冷ますのが最高。

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公式サイトより

泉質も最高だ。

支笏湖温泉のお湯は基本的に無色なのだが、丸駒温泉旅館の源泉は緑がかった黄土色で、濃厚さがある。

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公式サイトより

そしてもう一つ、脱衣場から渡り廊下を歩いて外に出ると天然露天風呂がある。

全国で約20か所しかないという足元湧出の温泉で、支笏湖とは岩を挟んでいるだけという作り。

まるで支笏湖に入っているかのような感覚になって凄い。

この露天風呂は時期によって水位が変わり、しっかり入れるような水位まで上がることはなかなかないが、水位が上がっているタイミングで行った時は本当に最高だった。

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公式サイトより

最高の温泉を満喫した後は食事。

客室でゆっくりと食べれるのがとてもいい。

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夕食

この時のメインは鴨鍋だった。

鴨肉はもちろん、鴨からでた出汁と野菜もとても美味しかった。

小鉢も種類豊富で大満足。

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鴨鍋

別の日に行った時は、豚肉の陶板焼きだった。

バターが肉にも野菜にも絡んでとても美味しい。

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豚肉の陶板焼き

夕張メロンの時期には、デザートで夕張メロンも出てくる。

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夕張メロン

この丸駒温泉旅館もやはり邪神ちゃん千歳編に登場する聖地なので、階段に大きな邪神ちゃんのポスターがあった。

あと自販機で風呂上りにハーゲンダッツを食べれるのもとてもいい。

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邪神ちゃんポスターとハーゲンダッツ

朝に入る温泉ももちろん最高だ。

水の音しか聞こえない露天風呂で朝日を眺めるのもたまらない。

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朝風呂も最高

朝食はビュッフェスタイル。

レストラン会場からも支笏湖が見渡せて最高。

もちろん朝食のクオリティもとても高く、どれも美味しくて最高の朝になる。

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朝食

特製の朝カレーも具材がごろごろと入っておりとても美味しかった。

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朝カレー

丸駒温泉旅館は、今までに泊まった中でも最高の旅館だ。

また絶対に泊まりたい。

 

以上、今回は千歳市のもう一つのエリアである支笏湖エリアを紹介しました。

支笏湖は本当に何度行っても良い所だし、札幌や新千歳空港からのアクセスも簡単なので是非行ってほしい。

 

 

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