港町の風景や砲台跡などがある加太と、加太からフェリーで行ける離島でラピュタ島と呼ばれている友ヶ島を紹介します。
加太を巡る
「加太(かだ)」へは和歌山市の中心部から車で約30分ほど。
メイン通りの中央には大きな朱色の鳥居があり、奥には商店が立ち並んで賑わっている。
奥に進んでいくとあるのが「淡嶋神社」。
全国に1000社ほどある淡嶋神社系統の神社の総本社が、この加太にある淡嶋神社らしい。
とても立派な神社だ。
周りには日本人形がたくさん居る。
人形供養の神社として有名らしい。
日本人形だけかと思ったら境内には他にもいろいろあった。
これはカエル。
招き猫もたくさん並んでいた。
淡嶋神社を出て海の方へ向かうとこんなものがあった。
千葉県の銚子市からここ和歌山市の加太までが「太平洋岸自転車道」となっているらしい。
加太の中心部から山の方へ10分ほど歩いていくと「加太砲台跡」がある。
周辺には当時使われていた建物がある。
中も自由に見ることができる。
所々に説明パネルがあるので、どんなふうに使われていたかなどがよく分かる。
こちらが加太砲台跡。
先程の建物と違って説明パネルはなかった。
さらに山を登っていく。
歩いていると所々で砲台跡のようなものがある。
加太砲台跡からさらに10分ほど登って行くと、海を見渡せる休憩ポイントがある。
とても眺めが良い。
ここからすぐのところにある行き止まりの場所には、また砲台跡がある。
加太は瀬戸内海と大阪湾を守る要衝だったことがよく分かる。
この雨水が溜まっている大きい穴がおそらく放題が設置されていた場所だろう。
砲台跡の後ろの広場にはなかなか本格的な遊具もあり、子供とハイキングに来るのも良さそうだ。
展望も良く、先程休憩した場所とは違う方向の海を眺められる。
こちらからは加太港側がよく見える。
お腹も減ってきたので山を降りて先程の通りへ。
加太といえばしらす丼が有名な「満幸商店」が定番だが、今回は隣の「先田商店」に入ってみた。
店前の水槽には貝がたくさん。
中は海の家のような雰囲気でとてもいい。
貝を焼いているお母さんの姿がとても絵になっている。
和歌山といえばマグロも有名なのでネギトロ丼を注文。
新鮮な色でご飯と同量くらい盛られているネギトロが最高。
とても美味しかった。
友ヶ島を巡る
加太を満喫したあとは「友ヶ島」へ。
9時前には加太港の駐車場に着いていたのだが、車はすでにたくさん停まっていた。
駐車場に車を停め、フェリー乗り場へと向かう。
駐車場からフェリー乗り場への道は人一人通れる細さで、バランスを崩すと海に落ちてしまうので注意。
早速乗船券を買おうと思ったが、なんと12:00以降の便しかもう空いていなかった。
こんな人気だとは・・・。
なので予約券を受け取り、先に加太を観光していた。
そして12:00になり出港。
友ヶ島へは片道20分ほど。
友ヶ島に上陸。
砲弾が展示されていた。
早速友ヶ島を散策開始。
結構山道を歩くので靴や服装には注意したほうが良い。
まず行ったのは一番有名な「第三砲台跡」。
「ラピュタ島」と呼ばれるだけあって確かに独特な雰囲気だ。
ラピュタをちゃんと見たことがないのであまりよくわかってないが。
ラピュタのことはわかってないが、不思議な雰囲気の中を探検するのがとても楽しかった。
ちなみに第三砲台跡へはフェリー乗り場から20分ほど山道を登るので、結構汗もかくし大変だ。
こちらは第三砲台跡からすぐの場所にある展望台。
広くてベンチもあるので休憩に丁度いい。
ただ木が生い茂っていたので景色は微妙。
こちらは展望台から5分ほど歩いたところにある小展望台。
狭いが眺めはこちらのほうが良い。
こちらは小展望台から10分ほど歩いたところにある広場。
木陰で休憩している人やお弁当を食べている人もいる。
すぐそこには海がある。
「孝助松(こうすけまつ)海岸」というらしい。
この岩に生えてるのがおそらく孝助松だろう。
この灯台は明治初期に建設されており、歴史的価値があって近代化産業遺産にも登録されている。
ここで2回目の昼食。
奈良県で買ってきた柿の葉すしを食べたがとても美味しかった。
最後にフェリー乗り場に向かう途中に「第五砲台跡」にも寄ってみた。
灯台からは徒歩15分ほど。
先程行った第三砲台跡はたくさん観光客が居たが、こちらは少なくて快適。
景色も雰囲気も第三砲台跡とはまた違った感じでとてもいい場所だった。
第五砲台跡からフェリー乗り場へは徒歩約10分。
途中にはインスタ映えスポットもあった。
フェリー乗り場に到着したが、ちょうどフェリーが行ってしまったので目の前のカフェで30分ほど休憩。
友ヶ島に居たのは3時間ほどだったが、それでもよく歩きとてもいい運動になった。
和歌山中心部からのアクセスもいいのでぜひ行ってみてください。
靴と服装には注意。
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