この記事の続きになります。
熊野三山シリーズの最後は、南紀勝浦温泉と那智勝浦グルメを紹介。
熊野大社とマグロ、温泉まで楽しめる素晴らしい場所でした。
南紀勝浦温泉を楽しむ
紀伊勝浦駅には「南紀勝浦温泉旅館組合」があり、温泉むすめグッズがたくさん。
こちらはサイン入りのキービジュアルポスター。
こちらは南紀勝浦温泉の温泉むすめ「南紀勝浦樹紀」の声優さんのサイン入りパネル。
「マグロたべたいですね」と那智勝浦らしい一言コメントも入っている。
こちらは南紀勝浦温泉の施設での入浴に使用することができる湯めぐりチケット。
後ほど紹介する「ホテル浦島」での日帰り入浴にも使用できるとてもおトクなチケットだ。
(2018年購入時は1000円だったが今は1500円。それでもおトク。)
ホテル浦島
それでは南紀勝浦温泉だけでなく、全国的にもトップクラスに素晴らしい温泉施設である「ホテル浦島」に行ってみよう。
勝浦漁港から見えているこちらがホテル浦島だ。
どうアクセスするのかというと、勝浦漁港の桟橋から船に乗ってアクセスする。
こちらがホテル浦島専用の送迎船「浦島丸」。
亀がモチーフとなっていてかわいい。
定期的に運行されており、この船で無料で送迎してくれる。
船で渡ってアクセスというところで既に楽しい。
船に乗って5分ほどでホテル浦島に到着。
中に入るとまず目に入るのが「ローソン ホテル浦島店」。
都会の大きなホテルではコンビニが入っているホテルもたまにあるが、那智勝浦にもあるとは。
通常の商品とは別に、那智勝浦や和歌山県のお土産も色々売っている。
温泉むすめパネルも置いてあった。
観光案内所にあった通常バージョンと、初めて見る浴衣バージョンもあった。
それでは早速温泉を楽しもう。
まずはホテル浦島の名物、大洞窟温泉の「忘帰洞」へ。
浴場全体が洞窟になっておりとても広く、洗い場なども洞窟に埋め込まれたようになっている。
洞窟の出口のほうには海が広がっており、景色と波音がとてもいい。
宿泊すると日の出を見ながら入浴できるのも最高。
白く濁ったお湯は泉質も抜群だ。
ホテル浦島ではこの忘帰洞の他にも何種類か温泉があり、このように館内で湯めぐりができる。
それぞれの温泉の前には温泉めぐりスタンプが置かれており、台紙に押していくのも楽しい。
ここからはホテル浦島の館内を散策していく。
これは「スペースウォーカー」というものすごい長いエスカレーター。
全長は150m以上あり、一番上に行くまでには6分近くかかる。
窓からの景色を楽しみながら登っていく。
スペースウォーカーの隣には階段もあり、所々に休憩場所もある。
ちなみにスペースウォーカーは動いていない時間帯もあるので注意。
一番上からは那智勝浦の素晴らしい景色が一望できる。
ニュッと突き出しているところが勝浦漁港の無料駐車場だ。
これはホテル浦島の模型。
下にあるのが本館で、上の館と繋がるスペースウォーカーや左側には忘帰洞があるのも確認できる。
マグロの生態についてを詳しく知ることができるコーナーもあった。
ホテル浦島には立派な庭園もあり、それがこの「狼煙山遊園」。
熊野国立公園に指定されている場所を散策できる。
パノラマ展望台は360°視界がひらけており、那智勝浦と漁港の景色だけでなく太平洋も一望できる。
日の出や日の入りをここで見るのもとても良さそう。
「浦島稲荷神社」という神社も庭園内にあり、立派な鳥居が立っていた。
こちらが浦島稲荷神社の本殿。
中ではおみくじやお守りも売っていた。
さらに奥へと進んでいくと、また素晴らしい景色が広がっている。
新緑と海のエメラルドグリーンの色がとても綺麗。
今いるホテル浦島がある狼煙山半島の先端も見ることができる。
歩いて先端まで行くことはできないが、とてもいい景色だ。
泊まったときの夕食の様子を紹介。
なんと目の前でマグロの解体ショーを楽しめる。
解体されたマグロは刺し身となり提供される。
捌いたばかりの新鮮なマグロを食べられるのが素晴らしい。
食事はビュッフェスタイルとなっており、マグロはもちろんのこと、その他の刺し身や寿司、天ぷら、ステーキなどもあり何を食べようか迷ってしまう。
どれも美味しく、動けなくなるくらいまで食べた。
那智勝浦グルメを満喫する
ここからは那智勝浦で訪れたおすすめの飲食店を紹介。
お食事処 大和
まずは勝浦漁港近くにある「お食事処 大和」さん。
メニューの中でも一番存在感を放っていた「大和DX丼」を注文し、出てきたのがこちら。
小さな扇風機くらいの大きさに、マグロの大トロ、中トロ、赤身、中落ちなど様々な部位がこれでもかというほど盛られている。
もちろんめちゃくちゃ美味い。
こちらは和歌山県と三重県の県境周辺のエリアで食べられている郷土料理の「めはり寿司」。
おにぎりを浅漬けの高菜で包んであって、これがまたシンプルなのにとても美味しかった。
まぐろ三昧那智
お次は繁華街の中心にある「まぐろ三昧那智」さん。
昔来てよかったので、GWに来てみたら行列のできる店になっていた。
那智勝浦はクジラも有名で色々な部位が食べられる。
まずはビールと「クジラのハム」を注文してみた。
このクジラのハムが歯ごたえ抜群で、噛めば噛むほど美味い。
マグロも生だけでない色々な料理が楽しめる。
これは「マグロ南蛮」で、チキン南蛮のマグロ版。
生で食べるマグロとはまた全然違った良さがあった。
これは「那智丼」。
マグロの切り身とネギトロに、ピリ辛のビビンバのようなソースがかかっている。
このソースが旨辛でご飯にも刺し身にもとても合っており、スルスルと箸が進んでとても美味しかった。
ハーバー食堂 日の出丸
那智勝浦で朝飯を食べるならここ「ハーバー食堂 日の出丸」さん。
毎日朝7時から営業しているのがありがたい。
店内はこのような感じで居酒屋のようになっており、朝からお酒を飲むのも良いかもしれない。
だが今回はシンプルに「まぐろお造り定食」を注文。
様々な部位のマグロの刺し身の他に、焼き魚や小鉢など盛りだくさんで、朝からお腹いっぱいになれる。
もちろんだがマグロが美味い。
特にこの店のマグロは、うまく表現できないがとてもネットリしていて濃厚で美味しかった。
グルメ
最後に紹介するのは、紀伊勝浦駅近くだが少し外れたひっそりした場所にある「グルメ」さん。
外観がいい感じ。
店内もとても雰囲気がいい。
このお店では様々な洋食メニューがあるが、今回注文したのは「熊野牛のステーキ」。
ここ熊野地方のブランド牛である「熊野牛」を低価格で食べられるのが嬉しい。
熊野牛のステーキは柔らかくて、ソースもとても美味しかった。
スープ、ライス、コーヒーが付いて2500円ととてもリーズナブルなので、那智勝浦でマグロ以外が食べたくなったときにはぜひ訪れてみてほしい。
まさか那智勝浦で2記事書いてしまうとは思いませんでした。
それほど気に入っている場所なので、皆さん行ってみてください。
前回記事と前々回の記事はこちら。
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