この記事の続きになります。
前回に引き続き熊野三山の記事。
那智勝浦の中心部もとてもいい所だった。
熊野那智大社を巡る
飛瀧神社・那智滝
それでは早速那智大社へと言いたいところだが、まずは熊野那智大社の別宮である「飛瀧(ひろう)神社」へ。
森の中にあるような感じで、雰囲気がとてもいい。
飛瀧神社には世界遺産である「那智(の)滝」があり、立派な石碑が立っている。
参道はこんな感じで、雰囲気が抜群。
早朝に行ったので人が全く居なかったのも良かった。
石段を下っていくと神社が見えてくる。
後ろには既に那智滝が見えており興奮する。
参拝料を払い、那智滝が正面で一番近く見える展望台へ。
水しぶきがここまで届き、那智滝の迫力と力強さに感動した。
一段の滝としては落差が日本一で、「日本三名瀑」の一つでもある。
参拝を終え、参道の方を見てみると素晴らしい光景が。
木々の隙間から光が差し込み、煙が照らされて神秘的な景色に。
これは本当に綺麗だった。
熊野那智大社
車を駐車場に停めて、歩いて熊野那智大社へと向かう。
まず見えてくるのは、この立派な「三重塔」。
中にも入ることができ、一番上の階からは外の景色を眺めることができる。
金網が張ってあるのが少し残念だが、写真を撮るために少し金網に穴が開けられている場所もあった。
三重塔を出て少し離れたところに行くと、三重塔と那智滝を両方を見ることができる。
この2つを1枚の写真に納めることができるのがなかなか良い。
三重塔から10分ほど歩けば「熊野那智大社」に到着。
門を通って境内へ。
本殿はこちら。
本宮大社や速玉大社とは違い、那智大社は山にあるので開放感がすごい。
丑年だったので大きな牛の絵馬もあった。
本殿の近くには「護摩木(ごまぎ)」を焚き上げる場所もある。
護摩木には願い事を書くことが多いが、熊野那智大社では何も書かずに念じて焚き上げるらしい。
そして参拝。
参拝を終え、周りを見回してみるとその景色に驚く。
目の前に那智の山々が広がっており、すごいいい景色だった。
これは「那智の樟(くす)」。
樹齢800年で、幹回りは8.5mもあり、すごいパワーを感じる。
この那智の樟は中が空洞になっており、この中をくぐる「胎内くぐり」をすることができる。
挑戦したかったが、なかなかに穴が小さかったので諦めた。
来たときとは別の道で駐車場に戻る。
石段街になっていて、こちらもまた趣があった。
熊野大社に行った時は買わなかったのだが、この間龍神に行った時にふと思い出したので買ってみた。
奄美のサトウキビの黒糖で作られた飴で、自然素材と昔ながらの製法で作られている。
甘さ控えめで素朴な感じがとても美味しい。
熊野那智大社の参道では、那智黒味のソフトクリームを見つけたのでこちらを食べてみた。
完全に黒糖ソフトクリームだったがとても美味しかった。
那智勝浦中心部を巡る
ここからは那智勝浦の中心部を紹介。
勝浦漁港
まずは全国有数のマグロの漁獲量を誇る「勝浦漁港」周辺から。
早朝から大小様々な船が停まっており賑やか。
ネットでイカなどが干されながら売られていた。
買いたかったが、何日も家に帰らないので厳しい。
対岸の方を見ると、大きな建物も建っている。
これは「南紀勝浦温泉」のホテルや旅館であり、実際に泊まってみたので次回また紹介しようと思う。
もっと早い時間だと、マグロがたくさん並んでいる「セリ市」の光景も見ることができる。
床一面にマグロが並べられているのは圧巻だった。
紀伊勝浦駅と中心市街地
レトロな駅舎で、マリンブルーのストライプがとても良い。
駅前はこんな感じ。
ようこそ勝浦へという門と同じ大きさで那智黒の広告があった。
ちなみにこの那智黒の看板は電光掲示板のようになっていて、模様がうねうね動いている。
駅前からすぐに中心商店街になっている。
商店街も昔ながらのレトロな看板が多く、歩いているだけで楽しい。
こちらは那智黒の看板の方に歩いていくとある「いざかた通り」という商店街。
アーケードになっていて雨の日も安心。
都会のキラキラしたアーケードとは違って、こちらもとてもレトロで趣がある。
夜の那智勝浦もとてもいい感じ。
電灯をよく見てみると、マグロのイラストがついておりこれも可愛かった。
勝浦漁港にぎわい市場
次は那智勝浦の魚市場「勝浦漁港にぎわい市場」を紹介。
紀伊勝浦駅からは歩いて5分もかからない。
入口には巨大な実物大のマグロの模型が吊り下げられている。
中に入ろうと思ったら入口前でマグロのカマ焼きが売られていた。
紀州備長炭で炭火焼きされたマグロのカマ、絶対に美味しいのが確定している。
にぎわい市場の中に入ってみると、その名の通りとても賑わっていた。
マグロ丼はもちろんのこと、マグロカレーなどもここで食べることができる。
勝浦漁港で上がったばかりのマグロをその場で買うこともできる。
こういうブロック状のマグロ、一度は買って好きなだけ食べてみたい。
一番奥にはイベントコーナーもある。
大きなキハダマグロがドンとテーブルの上に寝そべっていた。
タイミングが良ければ実際に捌く様子も見られるようだ。
海の湯
最後はにぎわい市場の目の前にある足湯の「海の湯」へ。
ちゃんとした温泉を使用しており、寒い日でもポカポカになれる。
目の前には勝浦漁港が見えており、景色もとてもいい。
あと、浴槽のマグロのタイルもとてもかわいい。
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