この記事の続きになります。
着いたのは北極圏にある街・ロヴァニエミ。
ロヴァニエミだからできることを満喫しました。
ロヴァニエミ到着!
サンタクロース・エクスプレスで北極圏の街・ロヴァニエミに到着。
首都・ヘルシンキから800㎞以上遠い場所に来たということに既に感動。
ロヴァニエミ駅の周りには店も無かったが、駅舎は結構しっかりしたものだった。
空は雲もほとんどない快晴で、雪が固まった路面に反射してめちゃくちゃ眩しい。
サングラス必須です。
ロヴァニエミの街へ
氷上を歩き、まず向かったのはロヴァニエミ教会(Rovaniemen kirkko)。
真っ青な空にモノトーン色の教会が映える。
正面は逆光だったので裏側から撮った。
中にも入れたので入ってみた。
人も誰もいないし静かで神秘的でとてもいい。
正面にある絵がデカい。
これまで見たことがある教会の中で一番デカかったのではないだろうか。
天井やパイプオルガンなど、正面の絵以外もいい感じでとてもいい教会だった。
さらに歩いていき、ロヴァニエミの中心市街地に入る。
ロヴァニエミの市街地もオシャレなイラストをよく見かける。
お昼ご飯にしようとショッピングセンターの中に入ってみる。
すると良さげな店があったので入店。
11ユーロ(約1500円、当時)ほどでケバブやピラフ、ピザやサラダ、スープなど好きなものを食べられるビュッフェ。
なんとビールも好きなだけ飲めた。
これがフィンランドに来て一番いい食事だった。
昼食をとった後は再びロヴァニエミを散歩。
さすがにどこでもスノーバイクをよく見かけた。
橋の下にはめちゃくちゃクオリティの高いストリートアートがあったり、橋を歩いていると前からスターウォーズに出てくるやつのようなマスクをつけ木の枝を装備して歩いている子供がいたりととても楽しかった。
森の中の展望台へ
Googleマップでなんかいい場所ないかな~と見てたらすごく景色が良さそうな展望台があるのを発見。
街から2㎞ちょっと。いい運動になりそうだ。
Googleマップを頼りに雪道を歩いていく。
この辺はマウンテンバイクのコースもあり、冬場はスキーのコースになっているらしい。
途中、スキーヤーに遭遇して「ここはスキーのコースだからこっちを歩いて」とちょっと怒られた。
森の中をどんどん登っていく。
木々の間から差し込む光が金色でとても綺麗だった。
そして展望台に到着。
立派な木の展望台は凍り付いていて足元がツルツルだった。
展望台からのパノラマの景色は最高。
街が結構遠くに見えてよくここまで歩いてこれたな~となった。
空気も澄んでいてとても気持ちよかった。
そして日が落ちる前に急いでホテルまで戻る。
ホテルの前には雪壁ができており、"LAPLAND"の文字が彫られていた。
ロヴァニエミはフィンランド北部を指すラップランド地方の最大都市である。
ホテルのカードキーのデザインがかわいい。
ホテル内には共用のサウナもあったのでばっちりサウニングもキメた。
オーロラを求めて
ホテルでサウニングして休憩していると、ロヴァニエミに夜が訪れていた。
昼間に通った時は何も感じなかった橋だが、夜見てみると綺麗にライトアップされていた。
ろうそく橋(Jätkänkynttilä)と呼ばれている。確かにろうそくみたいで美しい。
そしてロヴァニエミで一番楽しみにしていたのが、こちらのオーロラを見るツアー。
その日に一番オーロラが確認できそうな地点に連れて行ってくれる。
バスの"MOI MOI"とはフィンランド語で「こんにちは~」みたいな感じの言葉。
30分くらいバスで走っただろうか、今日のポイントに到着。
オーロラが現れるのを待つ小屋はとても雰囲気があった。
暖かい小屋の中でクッキーやホットワインとソーセージを焼いたりしながらオーロラの出現を待つ。
フィンランドで焚火を眺めながらソーセージを焼く体験、人生で一度はやったほうがいい。
そしてついにオーロラが出現!
テレビで見るようなくっきりして鮮やかなオーロラではなかったが、実際に自分の目でオーロラを観測できて本当に嬉しかった。
本気で人生で一度はオーロラを生で見てみたいというのがあったので、人生の目標を一つ達成できた。
そしてオーロラ観測記念証をいただいた。
ツアーガイドさんと話したら、「今日のオーロラ以上に本当にはっきりした鮮やかなオーロラも見れるときがあるんですよ~」と言っていたので、またオーロラ鑑賞しに北極圏に行きたいな~。
続く。
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