ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【多治見】やくならマグカップもの聖地・多治見を巡る 後編【岐阜県】

 

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この記事の続きになります。

 

前回はやくもの聖地巡礼がメインでしたが、今回は美濃焼を見たり、買ったり、実際に自分で作ったり。

多治見をもっと体感できました。

多治見郊外の聖地を巡る

水月

まずは多治見の中心部から少し離れた場所にあるやくもの聖地を紹介。

ここ「水月窯」は、多治見中心部から来るまで10分ほどの場所にあり、やくもの陶芸部の部室のモデルとなっている。

水月

もちろん聖地である証の看板もあった。

看板

この日は思いつきで行ったので外観を眺めるだけだったが、予約すれば中の見学や実際に陶芸体験もできるらしい。

まあ、外観だけでも「アニメに出てたところだ!」と分かる場所だったので満足した。

道具がいっぱい

素焼の状態の美濃焼の器がたくさん置いてあった。

素焼きの美濃焼

虎渓公園

次に向かったのは「虎渓公園」。

水月窯から車ですぐの場所にある。

虎渓公園

ここにある展望台からは多治見の街並みを一望できる。

展望台

もうちょっと天気が良ければ良ければなあとも思ったが、それでもなかなか良い眺めだった。

展望台からの眺め

やくもメインキャラの声優さんたちもここで写真撮影をしていた。

やくも声優

なので一緒に聖地巡礼をしていた4人で同じように撮影してみた。

やってみた

展望台の下にはブランコがあり、このブランコも声優さんたちが使用していた。

やくも声優

なので自分たちも同じようにブランコに乗ってみた。

すごく久しぶりにブランコに乗ったがなかなか楽しかった。

やってみた

公園の中には売店兼カフェがあった。

夏場はかき氷などを食べることもでき、涼しげで良い。

かき氷

のぼりに名物が五平餅と書いてあったので五平餅も。

素朴な感じでとても美味しかった。

五平餅

美濃焼を見て感じる

ここからは多治見名産の「美濃焼」を感じられるスポットへ。

美濃陶芸の店 井筒

本町オリベストリートに戻り、向かったのは「美濃陶芸の店 井筒」。

様々な美濃焼が飾られている階段が目印。

様々な美濃焼

美濃陶芸の店 井筒

中に入ると中庭が広がっていた。

なんだか素敵な空間。

中庭

看板もカッコいい。

看板

やくものポスターも貼ってあった。

やくものポスター

店内にはこのようにズラリと美濃焼が並んでいる。

ほぼすべてがその場で購入できる。

店内

部屋と部屋をつなぐ廊下にもズラリと美濃焼

廊下にもズラリと

2階にも美濃焼がたくさん。

この普通の皿や茶碗も美濃焼なの?と思うかもしれないが、美濃焼である。

日本で生産されている器の半数以上は実は美濃焼らしく、「特徴がない」というのが美濃焼の特徴なのだ。

雰囲気がいい

「特徴がない」というのは全部同じ色や形というわけではなく、逆に形や色、実用性やデザイン性など様々なものがあるということだ。

その多様な美濃焼を眺めているのはとても楽しい。

ここでとてもカッコいい美濃焼を発見した。

カッコいい美濃焼を発見

陶器ではないようなメタリック感と角張ったデザインがカッコいいおちょこ。

一目惚れで即購入を決めた。

美濃焼は思ったよりリーズナブルに買えるのも良い。

しかもこの時は店内のほとんどの商品が半額とのことだったので他にも購入した。

一目惚れ

織部うつわ邸

次もオリベストリート付近にある「織部うつわ邸」へ。

織部うつわ邸

先程の井筒さんもそうだが、美濃焼を販売している場所は内装というか雰囲気がどこも素晴らしい。

店内

こちらも中庭があった。

ソファもあるので座って美濃焼を眺めたりできるのも良い。

ソファもある

先ほどとは違い、実用性というよりは飾って眺めていたいような美濃焼が多かった。

これすごい高そうだな~と思った美濃焼は案の定桁が違う値段だった。

リーズナブルなのもあれば高価なものもあるのが美濃焼だ。

美濃焼

レジの近くにはカジュアルな小物類もいろいろあった。

美濃焼ではないが、クリスタル精霊馬がめちゃくちゃ可愛かったので買えばよかった。

クリスタル精霊馬

美濃焼を作って体感する

最後は実際に美濃焼を作って体感。

事前に予約をしていた、陶芸が体験できる「杜の土」さんへ。

杜の土

杜の土

受付をして工房の中へ。

お~めっちゃ工房っぽい雰囲気でスゲ~となった。

工房

一人一人作業場所に着席する。

美濃焼になる予定の土のかたまりと対面。

ろくろを使うのも初めての体験だ。

対面

指導を受けながら土を器やコップの形にしていく。

結構力を入れないと真ん中を凹ませられないけど、力を入れすぎるとグチャグチャになる。

早く造らないと土がどんどん乾いていくが、手に水を付けすぎるとベチョベチョになってしまう。

まあ要するにめちゃくちゃ難しかった。

指導を受けながら形にしていく

youtu.be

youtu.be

土と格闘を続けどれくらい時間が経っただろうか。

なんとか形になった。

何回も失敗して土を切って捨ててるのに、あの土のかたまりから最終的に3個も作ることができた。

なんとか形になった

最後は焼き上がった美濃焼に塗る釉薬(ゆうやく)を選択する。

10種以上あったが、どれも本当に味があってとても悩んだ。

釉薬見本

釉薬見本

最後にマグカップ用の持ち手の部分などを制作して、付箋に選択した釉薬を記載し体験終了。

このあとは陶芸教室の方が焼いて釉薬を塗って完成する。

体験から2週間ほどで完成品が自宅に届くので、とても楽しみだ。

焼き上がりが楽しみ

そして届いた美濃焼がこちら。

自分で作ったとは思えないくらい素晴らしいものが現れてびっくりした。

オリジナル美濃焼

自分で言うのも何だが、良すぎる。

釉薬は、皿は「志野」、器は「火ダスキ」、マグカップは「オリベ」。

マグカップ釉薬をオリベにしたのは、やくもを意識。

陶芸体験自体もすごい思い出になったし、一生大事に使いたいと思った。

オリジナル美濃焼

 

以上、今回は多治見やくも聖地巡礼の後編をお送りしました。

最初は聖地巡礼だけのつもりでしたが、それだけでなく多治見という街を最大限に楽しむことができました。

 

次の記事はこちら。

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