この記事の続きになります。
今回は安芸の小京都と呼ばれる竹原の町並み保存地区と、春と秋にある祭りを紹介します。
町並み保存地区へ
今回も道の駅に車を停める。
竹原の道の駅から歩いてすぐに町並み保存地区へと入る。
町並み保存地区に入るとすぐに趣のある町並みが目の前に広がる。
京都のように人でごった返してなく静かでとてもいい感じ。
メイン通りの端にある旧笠井邸からはその町並みを一望できる。
町並み保存地区を歩き、少し横にそれて車が通る大通りに出ると見えるのがこの立派な建物。
たまゆらにも何度も登場した日の丸写真館。
アニメで出てきたそのままの風景が広がっていて感極まる。
楓が写真を現像してもらったり、壊れたカメラを直してもらったりしたのがこの日の丸写真館。
楓とマエストロとのやりとりが聞こえてくるかのようだった。
町並み保存地区に戻って、少し奥まったところにある石段を登っていく。
この時点でも竹原の素晴らしい風景が見渡せる。
石段を上まで登りきれば、朱色の立派な寺院がある。
中に入り靴下で木の床を歩く。
奥には展望スポットが有り、そこから見る景色は絶景。
竹原の町並みと緑の山、青い空がよく映えてものすごく綺麗だった。
たまゆらのみんなが育った街を見渡し、様々な思いを感じながらゆっくりと休憩した。
普明閣のそばにある西方寺では御朱印をもらえる。
立派な字と普明閣のスタンプがとてもかっこいい。
再び町並み保存地区を歩く。
町並み保存地区の終わりぐらいのところを奥に進むと、おかかえ地蔵という地蔵様がある。
この地蔵様は、抱く前に重さを想像して願いを決めて、抱いてみて地蔵様が想像していた重さより軽かったら願いが叶うと言われている。
案の定想像していたよりも重く、「重っ」と言ってしまった。
町並み保存地区を奥まで行き、折り返して再び中心の方へ。
向かったのはたまゆらファンなら誰もが知っているこの店。
店内ではももねこ様とちもさんがお出迎え。
さっそくほぼろ焼きを注文。
かなえ先輩のフロートも注文した。
鉄板で出されたほぼろ焼き・極。
たまゆらでも登場している、ちもさんが改良したほぼろ焼き・極。
上には牛すじ・コンニャク・ポテトサラダがトッピングされておりボリューム抜群で、ほぼろ焼きにもベストマッチしていてめっちゃ美味しい。
写真を撮っていたら、ちもさんが「早よ~食べんさい」と言われてたまゆらのみんなが笑っているように感じた。
春の竹原・竹まつり
次はGWの竹原で行われる竹まつりに来た。
道の駅のたまゆら看板はリニューアルされていた。
前の看板が大好きだっただけに少し寂しい。
竹まつりが行われる町並み保存地区へ。
祭りに参加している人が着ている法被がとてもいい感じ。
人力車が町並み保存地区を進んでいく。
上のかぐや姫は手を振ったら返してくれた。
竹まつり期間は町並み保存地区で様々なイベントが行われていた。
ライブ書道のコーナーでは新年号の令和の文字が書かれていた。
竹細工を体験できるコーナーでは竹とんぼを作った。
竹まつりは派手なものではなく、少し外れたところに行くといつもの竹原の風景があった。
今回は急ぎ足で数時間ほどしか竹原にいなかったので、次はゆっくりと竹まつりを満喫したい。
秋の竹原・憧憬の路
秋の竹原へ。
10月最終週または11月初週の土日の竹原では、1年を通してでもおそらく一番気合が入っているイベントである憧憬の路が行われる。
3連休でも無いこの期間、なかなか行くタイミングがなかったのだがついに来ることができた。
まずはほり川で昼食。
賑わいを見せているがなんとかあまり待たずに入ることができた。
ほぼろ焼きは極からREVOLUTIONにパワーアップしており、中には肉団子、上にはチキンライスが乗っていてまるでお子様ランチのようだった。
旧笠井邸では、浴衣のぽってやさよみ姉ちゃんのパネルが置かれていた。
そしてTwitterで、この憧憬の路の2日間だけたまゆらの限定スイーツが食べられるということを知り、店へ急いだ。
そして、アニメでも出てきたのりえのたけのこパイを食べた。
もう感動しすぎてなにも言葉が出てこなかった。
本当にこのチャンスを掴めてよかった。
このカフェの店内と、同じく隣接してるホテルには、たまゆらのグッズが沢山飾られていて、とても優しい空間だった。
そしてだんだん日が暮れてくる。
普明閣の石段には竹の灯りが灯っており、夕焼けも素晴らしかった。
そして憧憬の路が始まる直前には雨が。
それでも懸命に竹灯りに日を灯す人たち。
雨がだんだんおさまってきてついに憧憬の路が始まる。
雨上がりの憧憬の路。
そうなんです。たまゆら~hitotose~ 第7話 「竹灯りの約束、なので」と同じ状態になったのです。
「雨、上がったよ」というかおたんの言葉が完全に聞こえた。
竹原では本当に何度も感動して泣いているが、この時だけは本当に数分動けなかった。
動けるようになったので、アニメと奇跡的に同条件になった憧憬の路を歩く。
きれいな竹灯りと展示が町並み保存地区をあたたかく照らす。
本当にたまゆらの世界に入りこんでしまう。
川にかかっている竹細工もライトアップされていて、いつもと違う景色がとても綺麗だった。
直前に降った雨で濡れている路地に光が反射しているのもとても美しい。
たまゆらの舞台になっているカフェの前もライトアップされていた。
そして憧憬の広場へ。
憧憬の広場には願いが書かれた手作りの灯籠が並ぶ。
暖かく優しい光が憧憬の広場を包んでいた。
そして竹で作られたアーチの中を歩く。
憧憬の路は、全てがたまゆらに出ていたそのままの景色で、満足、感動を通り越して自分自身がたまゆらになりました。
こんな風景や祭りがずっと続いていってほしい。
これからも特にイベントが無いときでも、竹原にフラッと立ち寄り「ただいま~」と言いたい。
竹原は自分に「おかえりなさい」と言ってくれる場所、なので。
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