北海道の東部にある知床半島。
夏は緑が生い茂り、冬は流氷が流れ着く。
夕日や星空・温泉やグルメまで素晴らしい世界遺産・知床を紹介します。
夏の知床を巡る
北海道の中心・札幌から車で約7時間、北海道の最果てにある知床半島。
秋の終わりからGW頃までの約半年間冬季閉鎖されている「知床横断道路」。
その知床横断道路のど真ん中にあるのが「知床峠」だ。
見てくださいこの素晴らしい景色。
知床は濃霧発生地帯でもあり、知床横断道路は実質半年しか開通していない。
その上快晴という奇跡的タイミングで訪れることができて最高だった。
この峠を挟んで西側は「斜里町」、東側は「羅臼町」となっている。
展望所からは北方領土も見ることができた。
知床峠は標高700m以上の地点にあるため、真夏でも涼しい。
空気も景色も最高でとても気持ちよく最高の場所だ。(晴れていれば)
昔に、濃霧で天気の悪い知床峠にも行ったことがあるのだが、寒くて何も見えなくて最悪だった。
知床峠から30分ほどの場所にある「知床五湖フィールドハウス」は、高架木道が整備されており、高架木道を歩くだけでもとてもいい景色。
高架木道を一番奥まで歩いていけば知床五湖に到着。
バックの青い空と知床連山もとてもいい感じだ。
高架木道は往復で1.5kmほどなので30分ほどでサクッと回ることができる。
ヒグマの活動期である5/10~7/31の期間以外は、地上の遊歩道も散策することができる。
高架木道は高架木道で楽しいが、ありのままの知床を感じられるこちらもとてもおすすめ。
海も空も真っ青でとても気持ちいい。
地上遊歩道はしっかりとしたシューズで歩くのがおすすめ。
知床五湖フィールドハウスから更に30分ほど車で奥に進むと、温泉の滝がある。
途中の道はダート路で狭いため、運転には注意が必要。
車を停めて奥に行けば滝が現れる。
近づいて触ってみると、たしかに温かく、温泉だ。
温泉成分で岩場が滑るので注意しよう。
夜、天気が良ければもう一度知床峠に行ってみよう。
昼間は素晴らしい自然の景色だったが、夜は満天の星空が広がっている。
周りが真っ暗なので本当に星がめちゃくちゃ見える。
天の川も肉眼で見ることができるし、写真撮影するのにもとても良いのでチャンスがあれば行ってほしい。
冬の知床を巡る
冬の知床も素晴らしい。
これは北海道の冬のグルメ、石狩鍋。
鮭も野菜もたっぷりで美味しい。
北海道と言ったらもちろん海鮮も。
自分で好きな海鮮を好きなだけ取って自分だけの丼に。
北海道のホテルは本当に飯がうまい。
この時はこんなイベントもやっていた。
泊まったホテルからすぐのところに会場があった。
真っ白な雪の上で焚き火を囲むこの雰囲気がとても良い。
焚き火の周りのチェアに座ってホットココアをいただく。
最高の時間だ。
海辺ではこの時期特有の「流氷」を見ることができる。
普通に地面に見えるが、これは全部流れ着いた流氷である。
ライトアップされていたりするのでこれもいい。
少し高台にある展望台からは、また違った感じで流氷を見ることができる。
ずっと遠く、見えなくなるくらいまで流氷が続いている。
流氷を見れる期間を狙って知床に行くのもとてもおすすめ。
ウトロを巡る
次は知床の町、「斜里町」の中心地区である「ウトロ」地区を紹介。
温泉街にもなっていて、夕日がとてもきれいなことで有名。
日がだんだん落ちてくればその真価を発揮。
とてもいい雰囲気になる。
これは町のシンボルでもある「ゴジラ岩」。
あんまり期待していなかったのだが、近くに行ってみたらすごく大きくてとても迫力があった。
そのまま港に出てみると、もう既に素晴らしい景色。
そのままさらに奥に進んでいけば、でかい岩を貫通したトンネルがある。
この岩は「オロンコ岩」と呼ばれていて、これもとても大きい。
岩の一番上は展望台になっており、登ることもできる。
これはオロンコ岩付近からの景色。
空と海と船と知床連山の眺めが素晴らしい。
そしてオロンコ岩へと登る。
距離は短いが傾斜はかなりキツイ。
でも登りきったら最高の景色を見ることができる。
こちらはウトロ市街地の方を見た風景。
海側とは違うこちらの風景も素晴らしくてウットリする。
そして夕焼けの時間。
息を呑むほどきれいなオレンジがすごい。
1日の疲れが吹っ飛ぶようだ。
こちらはオロンコ岩を降りてウトロ港からの夕焼け。
こちらも風情があって素晴らしい。
羅臼を巡る
最後は知床を誇るもう一つの町、「羅臼町」を紹介。
真っ白な湯がとても綺麗。
温度もちょうどよく、とても気持ちよかった。
「熊の湯」という名の通り、熊が出るので注意しながら入浴した。
お次は知床半島で車が行ける限界の場所にある日本最東端の温泉へ。
この青いビニールシートの小屋が温泉だ。
水平線と雲の感じがとても神々しい。
海辺に降りて温泉へ。
外観も内装も手作り感満載でとても良い。
お湯がすごく透明で綺麗。
泉質は特に何も感じなかったが、景色と話題性が抜群なので行く価値は十分にある。
相泊温泉の近くにはこんな標識があり、これ以上は進めない。
本当に最果てに来たんだなと実感できる。
相泊温泉で最高の朝風呂をキメた後は羅臼の市街地へ戻る。
朝食におすすめなのがこの道の駅。
ここにある「知床食堂」では、最高な朝ごはんを食べることができる。
ヤンボーマーボーの大漁旗が飾ってあった。
ジャーン。
これは「時不知(ときしらず)定食」。
時不知とは、春~夏に獲れる貴重なサケのことだ。
時不知の切り身の塩焼き。
デカくてフワッフワでものすごく美味い。
限られた期間しか食べれない貴重なサケなのでタイミングが合えば是非食べてみてほしい。
こちらは冬に行ったときに食べたホッケ。
この大きさ分かりますかね?枕くらいあります。
これも信じられないほどジューシーで、これを食べたらもう他の所でホッケは食べられない。
以上、今回は日本の最果て・知床を紹介しました。
自分で書いてるだけでもまた行きたくなりました。
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