ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

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【山中湖・忍野】富士山麓の村で温泉と絶景を楽しむ【山梨県】

富士五湖の一つである山中湖を囲って存在する山中湖村忍野村

富士山の麓であり、富士登山の拠点としても利用できる。

その素晴らしい景色と温泉を楽しみました。

山中湖温泉を満喫する

テルマウント富士

宿泊したのは「ホテルマウント富士」さん。

歴史を感じるホテルであるが古臭いということはなく、とても綺麗なホテルだ。

ロビーには年表などが置かれていてその歩みを感じることができる。

「富士山を見るため」にオープンしたホテルであり、なんと「富士山が見えなかったらお部屋代無料」というキャンペーンを現在に至るまで50年以上続けている。

将棋の名人戦なども行われているみたいで、ポスターが展示されていた。

部屋はこちら。

ヨーロッパ感のある家具や壁紙で統一されている。

カーテンを開ければそこには富士山が!と言いたいところだが、あいにくの天気で富士山は全く見えなかった。

このままだと宿泊無料になるが、やっぱり富士山が見たい。

気を取り直して温泉を楽しもう。

こちらは展望露天風呂の「はなれの湯」。

晴れていればこんな綺麗に富士山を見ながら温泉に浸かることができる。

明日に期待しよう。

公式サイトより引用

こちらは「満天星の湯」。

素晴らしいのがサウナで、自動ロウリュ付METOSのikiストーブのサウナ室と2種類の水風呂。

富士山天然水かけ流しの水風呂と、日本でも珍しいバイブラ&ジェット水風呂「雲海」というとても贅沢な仕様。

めちゃくちゃ気持ちいい。

公式サイトより引用

そして富士山を見ながらの外気浴!とはいかなかったものの、これでも十分に素晴らしかった。

公式サイトより引用

浴場を出た休憩スペースにも立派な富士山が描かれている。

いいなあ、明日晴れてくれないかなあ。

山中湖温泉には温泉むすめも存在しており、ホテル富士マウントでもパネルが置かれていた。

こちらが山中湖温泉の温泉むすめである「山中湖 忍」。

SDキャラバージョンで可愛く、サインも入っていた。

グッズもいろいろ販売されていた。

夕食を食べに行くためにホテルの外に出てみたら、少し天気が回復してちょっとだけ富士山が見えていた。

明日に期待だ。

そして翌朝。

起床しカーテンを開けると、そこには旅行雑誌で見る写真のような絶景が広がっていた。

もちろん即大浴場へ行き、この最高の景色を眺めながら温泉・サウナを満喫させていただき、朝一から最高の気分になった。

そのまま朝食へ。

富士山周辺や山梨県の食材をふんだんに使ったビュッフェであり、どの料理もとても美味しそうだった。

水は富士山の水だ。

どれをとるか迷いながらも素晴らしい朝食が完成。

食事場所からも素晴らしい景色が眺められる。

特に美味しかったのが、シェフが目の前で作ってくれる「トリュフオムレツ」。

醤油をかけて頂くのだが、香りが良くトロットロで本当に美味しかった。

忍野名物の富士山の湧水で作られた「名水豆腐」もとても美味しい。

氷水で締まっているのにとても滑らかな食感。

一通りの料理を楽しんだ後、やっぱり締めはカレーで。

ホテルのカレーはホテルごとに特徴があって好き。

テルマウント富士のカレーは具材がゴロッとしていて美味しかった。

食後は中庭へ。

いや本当に素晴らしい景色で、チェアに寝転がってずっと眺めていられる。

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来た時は富士山が全く見えなくてどうなるかと思ったが、最終的には絶景と温泉・サウナ、食事も全部楽しめて本当に良かった。

素晴らしいホテルだったのでまた泊まりに来たい。

長池親水公園

ここからは山中湖村のいろいろなスポットを紹介。

まずはホテルマウント富士から車で5分ほどの場所にある「長池親水公園」へ。

この公園は村の名前にもなっている「山中湖」の湖沿いにあり、山中湖と富士山のコラボレーションを見ることができる。

青空より深い青の湖はとても透き通っており、湖の底もよく見えていた。

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紅富士の湯

こちらは山中湖温泉にある日帰り入浴施設「紅富士の湯」。

建物の外観が素敵で、富士山をイメージしているのだろうか。

館内は昔ながらの健康ランドみたいな感じの雰囲気で落ち着く。

温泉むすめパネルもあった。

テルマウント富士のSDキャラバージョンとは違い、こちらは通常バージョン。

それではさっそく大浴場へ。

富士山側は一面ガラス張りとなっており、内風呂からでもこの風景が楽しめる。

公式サイトより引用

露天風呂は贅沢に石風呂とヒノキ風呂の2種類があり、どちらからも素晴らしい眺め。

この写真のように冬の時期もとても良さそうだ。

公式サイトより引用

紅富士の湯は景色だけでなく泉質も素晴らしい。

pH10を超えるアルカリ温泉でヌルヌルであり、特に源泉ぬる湯がたまらなかった。

サウナもとてもいい設備が整っていたのだが、水風呂がなかったのが残念。

公式サイトより引用

お風呂上りは休憩処兼食事スペースへ。

とても広く快適で、窓の外の眺めもいい。

注文したのは「スタミナ丼」。

ニンニクがよく効いたしょっぱい味付けの豚肉にたっぷりのネギ。

これを米とともに思いっきりかきこむのが最高だった。

黒板にあった「とじないカツ丼」もとても気になったので、次回来たときはこれを食べてみたい。

郷土料理 庄ヤ

最後に紹介するのは、夕食に訪れた「郷土料理 庄ヤ」さん。

紅富士の湯から車ですぐの山中湖のほとりにあるお店で、和風な外観が良い。

店の壁には様々な有名人のサインがあったので、とても人気のお店のようだ。

店内も和風な感じで、電灯もそれっぽくなっている。

注文したのは「庄ヤセット」。

なかなかのボリュームのものが登場した。

まずは山梨県の名物である「ほうとう」から。

セットのほうとうは肉などが入っていない一番シンプルなものだったが、これで十分すぎる。

お店オリジナルの味噌と、カボチャなどの甘みが溶けだした汁が絶品。

きしめんのような平打ちの麺とよく絡んでとても美味しかった。

こちらは「ワカサギの天ぷら」で、山中湖で釣れるワカサギを使用した山中湖名物でもある。

一尾一尾は小さいのに身がしっかりしており、衣にもしっかりと味が付いていて、そのまま何もつけずに食べてもとても美味しかった。

せっかくなので甲府名物の「鳥もつ煮」も注文してみた。

他の地域のもつ煮込みとは全然違い、鳥のレバーを使用しており汁気も全然ない。

砂肝やハツ、きんかんなどどの部位も歯ごたえが抜群で、甘辛いタレがとても美味しい。

定食のごはんと一緒に食べるのも最高だった。

忍野村を巡る

ここからは山中湖村の隣にある村、「忍野(おしの)村」を観光していく。

忍野八海

まずは忍野村と言えばのスポット「忍野八海」を紹介。

とりあえず駐車場に車を停めて中心部に来てみたが、素晴らしい景色と雰囲気。

まだ池を見ていないのに、この雰囲気だけで満足してきた。

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中心部には大きな休憩スペースがあり、ここで飲食やお土産を買ったりできる。

ホテルで食べた名水豆腐などもある。

焼きたての「草餅」も忍野名物らしい。

こんがりと焼き目が付いており、とても美味しそうだ。

忍野八海とは、忍野村にある8つの湧水池の総称であり、富士山の雪解け水が長い年月をかけて地下を通り、湧き出してできた清らかな池。

「国の天然記念物」、「名水百選」にも認定されている。

全部歩いていける距離にあるのでコンプリートしよう。

まずは一番中心部にある「中池」。

ものすごく綺麗な水の色と、池の底や魚が泳いでいるのがハッキリと見える透明度の池。

本当にため息が出るほど綺麗なので、時間がなくてもこの池だけは絶対に見てほしい。

ただこの中池は、実は忍野八海の8池の一つではない。

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富士山の名水もここで汲むことができる。

柄杓ですくって飲んでみたが、とても美味しかった。

忍野村のマンホールのデザインも素晴らしい。

それでは忍野八海の8池をザッと紹介。

こちらは「鏡池」で、条件が合えば水面にくっきりと富士山が映るらしい。

「菖蒲池」。

名の通り周りに菖蒲が生えている。

歩いていると神社を発見。

忍野八海浅間神社らしい。

こちらは「湧池」。

透き通った水が綺麗。

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少し隠れた場所にある「銚子池」。

ひっそりした場所にあって静か。

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次の池に向かって歩いているときの景色も素晴らしかった。

忍野八海で一番小さな池「お釜池」。

八海庭園 彦兵衛屋敷

お釜池の近くにあったのが、こちらの「八海庭園 彦兵衛屋敷」。

入場料200円でのどかな日本の風景を楽しむことができる。

先ほど紹介したマンホールのデザインにも似た素晴らしい景色だ。

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歩いているときに現れる何気ない風景もとても良い。

こちらは一つだけ離れた場所にある「出口池」。

忍野八海で一番面積が広い。

人がほとんどおらず、一番自然的な姿の池を見ることができる。

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以上、忍野八海を散策してみました。

思い返してみたら2池ほど行けてなかったので、次の機会にコンプリートしたい。

森の中の水族館

忍野村に来たらもう一か所訪れてほしい場所がある。

それが「森の中の水族館」。

正式名称は「山梨県立富士湧水の里水族館」。

名の通り森の中にある水族館で、通常の水族館とは一味違った雰囲気。

展示方法もなんだかオシャレ。

展示されているのは海がない山梨県らしく淡水魚がメイン。

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中央にあるトンネル水槽がまた素晴らしい。

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こちらは館内2階の様子。

晴れていると日の光が差し込んでいてとてもいい。

また、1階にある水槽を真上から眺められるのも良い。

外に出ることもできる。

本当に森の中の水族館で、自然たっぷりで気持ちいい。

子供でも楽しめる展示も充実している。

こちらはクイズで、サケとマスの違いについての問題があった。

サケとマスに正確な違いは無いらしい。

勉強になる。

こちらはキングサーモンニジマスを交配して誕生した「富士の介」という山梨県オリジナルの魚。

きめ細かな身質、上品な脂、豊かなうまみが特徴の魚らしい。

食べてみたい。

水族館と同じ敷地内には「森の学習館」もあるのでこちらにも寄ってみた。

館内は木のあたたかみが感じられて良い雰囲気。

こちらでもクイズがあって楽しく富士山のことを学べる。

テーブルには木の実などが置かれており、自由に手に取って観察することができる。

色々な植物の香りを楽しめるコーナーもあった。

袋を少し揉んで匂いを嗅ぐ。

木のいい香りやハッカのスーッとする香りなど、いろいろな香りが楽しめてよかった。

忍野村にいる動物の剥製のコーナー。

ツキノワグマも出るんだ。

こちらは身近な薬草のコーナー。

薬草ってこんなにいろんな種類があるんだなあ。

薬草クッキングのコーナーも存在した。

この森の学習館は無料で楽しめるので水族館に来たらぜひ立ち寄ってほしい。

その他、全体が公園になっており、外を歩いているだけでもとても楽しかった。

 

以上、今回は山中湖村忍野村を紹介してみました。

本当に自然たっぷりで景色が良くて、羽を伸ばすのに最高の場所だと思います。

 

今回この記事と一緒に初めて動画を作成し、YouTubeに公開してみました。

良ければこちらも見ていってください。

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