今回紹介するのは、ベルギーの首都・ブリュッセル。
パリやロンドンなどにも電車で行けるヨーロッパの交通の要所であり、日本へも飛行機の直行便が出ている。
観光スポットも中心部に集まっており、とても観光しやすい都市でした。
ブリュッセル中心部を巡る
ブリュッセル中央駅
ブリュッセル空港から電車で15分ほどでブリュッセル中央駅にアクセスできる。
券売機ではクレジットカードも使え、おそらくすべての電車がブリュッセル中央駅に停まるので安心だ。
駅の見た目は他のヨーロッパの駅よりシンプル。
駅前も首都の中心駅とは思えないほどスッキリとしている。
駅構内はこのように博物館のような雰囲気。
人はそれなりに居たが、日本の主要駅のような人混みになっていないのが良い。
駅の正面でない出入口は、人気がなくアンダーグラウンドな感じがする。
でもこれはこれでカッコいい。
芸術の丘
ブリュッセル中央駅からすぐの場所にあるのが「芸術の丘」。
綺麗に整備された庭園があり、噴水やベンチもあって市民の憩いの場となっている。
階段を少し登り小高い場所に行くと、「小パリ」と呼ばれているブリュッセルの街並みを見渡せる。
中央にはブリュッセル市庁舎が建っており、とてもいい景色。
王立広場
そのまま奥へと進んでいくと「王立広場」がある。
真っ白な建物が青空によく映えていた。
ブリュッセル王宮
さらにその奥には「ブリュッセル王宮」がある。
外観だけでもすごい立派だが、真夏の約1ヶ月間だけ内部も一般公開されているらしい。
サン・ミッシェル大聖堂
芸術の丘から歩いて10分ほどの場所には「サン・ミッシェル大聖堂」がある。
遠くからでもよく分かる立派な大聖堂で、近づきすぎると写真に全体が入らない。
中はこのような感じ。
大聖堂や教会は中が暗い場所が多いが、サン・ミッシェル大聖堂は結構明るくてスマホでも綺麗に撮影できる。
柱などには銅像や彫刻があり、どれも精巧。
横の壁や後ろのドアの上にはステンドグラスがあり、これもとても精巧で美しい。
特に横の壁は一面にステンドグラスがあるため圧巻だ。
ここのパイプオルガンは見た目がとてもカッコいい。
サン・ミッシェル大聖堂のパイプオルガンの音色は、様々な教会の中でも最上級の美しさと言われているが、この時は鳴っていなくて残念だった。
内部の様子を動画でもどうぞ。
ぐるっと回っていると地下へと続く階段を見つけた。
せっかくなので1€投入して入ってみることに。
地下には遺跡のようなものが広がっていた。
何なのか特に説明はなかったのでよくわからなかったが、地下に入れる大聖堂もレアだと思うので入ってみるのもいいだろう。
Museum of the National Bank of Belgium
サン・ミッシェル大聖堂から街の中心に5分ほど歩いていると「Museum of the National Bank of Belgium」というミュージアムを発見。
無料で入れるようだったので入館。
ヨーロッパでは公衆トイレはほぼ有料だが、ここで無料でトイレができるのでトイレスポットとしても優秀。
展示を見ていく。
ユーロ柄の牛がお出迎え。
これは現在使われているデザインのユーロ紙幣。
ライトを当てて透かしを見て、偽札と本物のユーロ紙幣を見分けるコーナーなどがあった。
歴代の紙幣や硬貨もいろいろ展示されている。
このように桁数がすごい紙幣もあった。
これは古代に使用されていたと思われるお金。
全体の展示としては少し寂しい感じだが、無料ということを考えれば十分だった。
小便小僧・少女
ベルギー・ブリュッセルといえば?で必ず思い浮かぶのが「小便小僧」。
ブリュッセルの中心部にあるということだったので撮りに行ってみた。
思っていたよりもとても小さく、さすが「世界三大がっかりスポット」の一つだなと思った。
実は「小便少女」も存在する。
こちらもブリュッセルの中心部にあり、人だかりができているのでわかりやすい。
Choco-Story
小便小僧のすぐ近くには、「Choco-Story」というチョコレートのミュージアムがある。
当日券を求める人が行列になっている人気スポット。
ベルギーと言えばチョコだろ!と思っていたので事前に予約しておいて良かった。
入場すると、日本語はさすがに無いがオーディオガイドが無料で貸し出される。
キャラクターはなかなか気持ち悪い。
館内ではチョコレートの歴史などが学べる。
これはカカオ豆などの匂いを嗅げるコーナー。
カカオの栽培や収穫の様子なども再現されている。
チョコレートは身体に良い。みたいなことも書かれていた。
シアターもあり、チョコレートができるまでの様子を迫力のある映像で楽しめた。
いろいろなチョコレートの金型。
チョコレートメーカーのポスターなどもある。
ゴディバもあった。
これはチョコで作られたリアルな像。
展示されているのはさすがに本物のチョコでは無いだろう。
これはいろんなチョコを自由に食べられるコーナー。
ミルクチョコレートやビターのチョコレートも美味しいが、やっぱりホワイトチョコが一番好き。
最後にはチョコレート作成の実演があった。
パティシエの人は観客に色々質問をしてくるタイプの人だったので緊張した。
できたてのチョコはめちゃくちゃ美味しかった。
おみやげコーナーにはもちろんチョコが沢山。
板チョコは6€~となかなか良いお値段をしていたが、どれも美味しそうだった。
ギャルリ・サンテュベール
ブリュッセルの中心にあるのが「ギャルリ・サンテュベール」というショッピングモール。
中はこのようにアーケードのようになっていて、これぞヨーロッパという見た目がとてもいい。
ギャルリ・サンテュベールは、別名「チョコレート通り」と呼ばれており、様々なチョコレート店がある。
何個かチョコを買ってみたが、どれもとても美味しい。
下の工具チョコはお土産に持って帰ろうとしたらいつの間にか割れていた。
ベルギーといえば「ベルギーワッフル」も忘れてはならない。
トッピングが豪華でどれもとても美味しそうだった。
昼間は賑やかだったギャルリ・サンテュベールも、夜になると静かになる。
暖色の灯りが灯って全体が黄金色になる景色が素晴らしい。
グラン・プラス
最後に紹介するのは、ブリュッセルの中心にある広場「グラン・プラス」。
広場の周りには、ブリュッセル市庁舎などのとても見た目が素晴らしい建物が立ち並んでいる。
この左の建物は「ブリュッセル市立博物館」。
今回は時間がなくて行かなかったが、館内には小便小僧の衣装がたくさん展示されているらしい。
夜になるとグラン・プラスの周りにあるレストランはテラス席を展開する。
グラン・プラスで食事をするというのもなかなか良さそうだ。
そしてこちらが、夜のグラン・プラス。
建物がライトアップされてとても美しく、さすが「世界で最も美しい広場」と言われるだけあるな~と思った。
以上、今回はブリュッセル中心部を紹介しました。
次回の記事ではブリュッセル南駅の周辺や、少し離れた場所のスポットなどを紹介したいと思います。
続きはこちら。
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