つい最近、約3年ぶりに海外旅行に行ってきました。
マイルも貯まっていたので、贅沢にヨーロッパ往復をビジネスで。
1度乗ると、もうエコノミーには戻れないビジネスクラスを紹介します。
ビジネスクラスでヨーロッパへ
今回持っていった2週間弱のヨーロッパ旅行の荷物。
預け入れ荷物にするとめんどくさいので、全部機内持ち込みできるサイズに収めた。
石畳などはスーツケースだとおそらく大変なので、大きな登山バッグのバックパッカースタイルで行くのが一番楽だと思っている。
マイルを使った特典航空券だと、国内の移動分が実質タダなのがありがたい。
国際線ターミナルに来るのが久しぶりすぎて懐かしい気持ちになった。
ANAラウンジを利用してみた
今回はANAのビジネスクラスを使用するので「ANAラウンジ」を利用できる。
航空会社ラウンジは、各種クレジットカードで利用できるラウンジより良い。
一番の違いは、フードとフリードリンクにアルコールがあることだ。
ANAラウンジ内へ。
結構広いのだが、座る場所が見つからないくらい混んでいた。
フードには唐揚げやポテト、サラダやパン、おにぎりなどがあった。
アルコールはビールに焼酎やウイスキー、ワインなど一通り揃っている。
ビールサーバーはグラスが自動で傾いて、いい感じに泡を作ってくれるタイプのものなのも良かった。
飛行機に搭乗したら機内食もあるので、軽めにビールと一緒にサンドイッチをつまむ。
我慢できずに、注文して作ってくれるタイプの蕎麦とカレーも食べてしまった。
カレーがなかなか美味しかったが、貧乏性で無料だといろいろ食べてしまうところを深く反省した。
フランクフルト行きのビジネスクラスに搭乗
少しでもお腹を空かせるため、動く歩道は使わずに搭乗口へ。
今回は羽田-フランクフルトの便だ。
通常の所要時間は12時間半ほどなのだが、現状はロシア上空を迂回するルートのため14時間半ほどかかる。
さっそくビジネスクラスに搭乗。
席はこのように単独になっているので、トイレの心配をしなくて良いのが助かる。
リクライニングボタンを押せば座席がフルフラットになるのが、エコノミークラスとの一番大きな違いだ。
足も最大限までピンと伸ばしても余裕。
これなら飛行時間が伸びても、いつまでも快適に睡眠できる。
ぶっちゃけ到着が遅れても良い。
機内グルメを楽しむ(往路編)
さてさてビジネスクラスで一番楽しみなのが食事だ。
メニューはこちら。
ドリンクの充実さと、好きなときに食事が食べられるのが素晴らしい。
離陸し期待が安定すると、最初の飲み物を聞かれる。
せっかくなのでシャンパンにしてみた。
飲み物と同じタイミングでアミューズ(お通し)が登場。
ナッツのバーも、パストラミとチリポテトの小鉢も美味しい。
次は日本酒。
「山廃美山錦」の「無濾過生原酒」らしい。
おそらくいい酒なのだろう、美味しい。
「ヘルシーかつ丼」を注文してみた。
何がヘルシーなのかというと、カツが肉ではなく「こんにゃく」なのだ。
まさかこんにゃくを食べているとは思えないほど美味しかった。
ラウンジでガッツリ食べてしまった影響で、これでお腹いっぱいになってしまった。
食後のアイスがハーゲンダッツなのも素晴らしい。
北回り航路の特典
最初にロシア上空を迂回するルートだと言ったが、現在ANAの日本からヨーロッパへ向かう便の場合は「北回り航路」で運航されている。
北回り航路の何が良いのかというと、なんと「オーロラ」が機内から見えるのだ。
アラスカ上空やグリーンランド、アイスランド上空を通過するため、タイミングと運が良ければオーロラを観測できるのだ。
自分はオーロラを見るために寝るタイミングを計算して、ちょうどオーロラを観測することができた。
今だけの特典なので、オーロラを見たい方はぜひ乗ってみてほしい。
オーロラを観測して、またぐっすりと眠る。
次に起きたときはちょうど夜明け前だった。
夜と朝の境界線を追い越すのを見るのが綺麗でとても好き。
そして無事ドイツのフランクフルトに到着した。
ビジネスクラスで日本へ
ルフトハンザビジネスラウンジを利用してみた
フランクフルト空港にはANAラウンジは無いが、同じスターアライアンスグループのルフトハンザのビジネスラウンジを利用できる。
ラウンジは羽田のANAラウンジ以上に広く、人もそんないないのが快適で素晴らしい。
フードコーナーを見に行く。
あまり食べすぎないようにしたいが、日本のラウンジよりどれも美味しそうに見える。
サラダもなんかオリーブの実とかあって本格的。
このスープもちょっと飲んでみたが、オニオンスープがめちゃくちゃ美味しかった。
軽めに食事したがとても美味しかった。
ただよく見てみると、カレーかと思っていた料理は実は甘辛い野菜炒めっぽいもので、ビールはよく見たらノンアルコールのものだった。
まあ、美味しかったので良し。
機内グルメを楽しむ(復路編)
ヨーロッパ旅行を楽しんだあともビジネスクラスで帰れば、苦痛な長時間フライトも楽しい思い出に昇華できる。
お待ちかねの機内食。
日本食を食べようかな~とも思ったが、牛ステーキという文字を見て洋食に決めた。
1杯目は白ワイン。
柑橘系の香りがとてもいい。
アミューズはダックコンフィとアボカドのトルティーヤとフェタチーズのブロシェット。
完全なおしゃれさんとなった。
2杯目は赤ワイン。
アペタイザー(前菜)のサラダが登場。
白アスパラガスと生ハム、ホタテの貝柱がめちゃくちゃ美味しい。
タルタルソースもいい。
メインの牛フィレ肉のステーキが登場。
見た目通りとても美味しく、機内でこれが食べられるのかとビックリした。
今までで食べた機内食で一番美味しかった。
食後は紅茶。
フレーバーが何種類かあって、フルーティーなものにしてみた。
紅茶は確かにフルーティーでとても美味しく、一緒に出てきたパウンドケーキやチョコ、ドライフルーツも美味しかった。
チーズはヨーロッパで食べすぎたためか、もういいですとなった。
そして就寝。
起床したら、日本まであと4時間ほどと良い時間帯だった。
朝食も夕食と同じように和食か洋食が選べるのだが、軽食メニューでも良いか聞いてみたらOKだったので、寿司とラーメンを注文してみた。
寿司はこの写真の色味通り(どう編集してもいい色にならなかった)、あまり美味しくなかった。
シャリが保存食のパックご飯みたい。
寿司は日本まで我慢しなさいということか。
ラーメンは一風堂と共同開発のもので、とても美味しかった。
後から知ったことなのだが、このラーメンは動物由来の食材を使用していないらしい。
それなのにこんな美味しいのは素晴らしい。
しばらくすると着陸体制に入り、窓の外には「東京湾アクアライン」が見えて旅の終わりを感じた。
以上、今回はANAのビジネスクラスを利用してみたという記事でした。
メインのヨーロッパ旅行の記事は、写真を整理しながら順次書いていくのでお楽しみに。
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