ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【秩父】埼玉県内最大面積・秩父を巡る【埼玉県】

今回紹介するのは埼玉県西部にある秩父エリア。

県内で最大面積を誇る市町村で自然も多く、都内からでも小旅行感覚を楽しめる。

前編ではその秩父の中心部を紹介します。

秩父中心部のスポットを巡る

秩父神社

まずは秩父駅から歩いてすぐの場所にある「秩父神社」へ。

大きな白い鳥居が目印。

天気があまり良くなかったせいか、人が全くおらずとても静か。

こちらが本殿。

秩父三社」の一つであり、秩父地方の総社。

創建は2000年前と言われており、歴史が感じられる。

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近づいてよく見てみると、装飾がとても凝っているのがわかる。

カラフルで見ているだけで楽しい。

こちらは「お元気三猿」。

三猿といえば日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」が有名だが、こちらの三猿は「よく見・よく聞いて・よく話そう」という全く逆のものとなっている。

本殿をぐるっと回ってみると「つなぎの龍」という彫刻を発見。

昔に龍が暴れ出したときに、この彫刻の龍を鎖で繋ぎ止めたら龍が現れなくなったという伝説があるらしい。

龍の彫刻はとても繊細で立体的でカッコいい。

実際に鎖でつながれているのもよく分かる。

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秩父神社を挟んで道路の向こう側には商店街が伸びている。

電灯や店の看板などがとても味があっていい感じ。

この商店街の横を見てみたらこのようなモニュメントがあった。

秩父はアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」通称「あの花」の聖地なのだ。

夜にはこのようにライトアップされている。

秩父まつり会館

次に向かったのは「秩父まつり会館」。

秩父神社を出てすぐの場所にある。

入館券がカッコいい。

入館したらまず大ホールへと案内される。

展示されているのは日本三大夜祭の一つ、「秩父夜祭」で使用されている山車。

大きなホールが一杯になる大きさで、とても迫力がある。

こちらは「笠鉾」と呼ばれている山車。

花の飾りが枝垂れ桜のようになっていて綺麗。

もう一つの山車である「屋台」。

こちらもとても立派だ。

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彫刻もとても見ごたえがある。

屋台の中の天井には龍の絵もあった。

なんとプロジェクションマッピングも楽しめる。

山車がライトアップされ、後ろの壁には映像が映し出されて秩父夜祭の雰囲気を味わえる。

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3Dシアターもある。

3Dメガネをかけて映像を楽しめるのだが、こちらもとても迫力がある。

映像も15分ほどありボリュームたっぷり。

実際の秩父夜祭にも行ってみたくなった。

公式サイトより引用

大ホールを出て他の展示コーナーへ。

ここでは秩父の他の祭りについても紹介されていた。

この神輿は約450年前につくられた県内最古の神輿らしい。

これは先程の屋台の天井にあった龍の絵の下絵。

これは山車に巻く幕の下絵。

秩父夜祭で打ち上げる花火の模型も展示されていた。

展示物も映像もとても非常に見ごたえがある、秩父でおすすめのスポットの一つだ。

ほっとすぽっと秩父

次に向かったのは秩父まつり会館から歩いて5分ほどの場所にある「ほっとすぽっと秩父館」。

建物は明治時代初期に建築された商人宿を改装して使用しているらしい。

建物の前には、あの花ののぼりも立っている。

ところでここはなんの施設かというと、いわゆる無料休憩所のような場所である。

あの花の様々なグッズも販売されている。

奥の方に進むと広いスペースがあり、さらに様々な展示があった。

これは秩父で走っているSLとコラボしたヘッドマーク

こちらはアニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」のヘッドマーク

この作品も秩父周辺が聖地らしい。

サイン入りの描き下ろし色紙や冊子も展示されている。

秩父のプレミアム振興券ともコラボしていたらしい。

あの花のサイン入りポスターも展示されている。

アニメのキービジュアルのポスターだ。

こちらは巨大絵馬。

あの花のOPを歌っている「Galileo Galilei」さんのサインが入っている。

こちらはあの花の主要メンバーのサイン入り。

その他にも色々なグッズがあった。

外に出て近くを歩いていると、あの花マンホールを発見した。

このようなデザインマンホールは秩父の中心部に点在しているので散歩も楽しめる。

ちちぶ銘仙

こちらは秩父駅から徒歩15分ほど、西武秩父駅の近くにある「ちちぶ銘仙館」。

道が細い場所が多かったので歩いてくるほうが良いかもしれない。

秩父銘仙」とは、養蚕業が盛んであった秩父地方で生まれた織物で、国指定伝統的工芸品に指定されている。

玉虫色の光沢と華やかな色使いが特徴で、素人目で見てもとても綺麗だった。

秩父銘仙のもう一つの特徴は、布を織ってから染めるのではなく、仮織りした糸の状態で染色しているということ。

完成前の状態でもとても綺麗だ。

展示されている秩父銘仙の近くにはあの花とここさけのメインヒロインたちの等身大パネルが設置されている。

全員秩父銘仙の浴衣を着用している。

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こちらでは糸を作る工程が紹介されている。

作業の順番に並んでいてわかりやすい。

こちらは「撚糸」(ねんし)をする部屋。

撚糸とは糸に撚りをかけることで、製造された細く繊細な原糸を束ねて1本の丈夫な糸にすることだ。

製造された糸がカラフルでとても綺麗だ。

撚糸機もとてもカッコイイ。

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こちらは秩父銘仙を染める工程の紹介。

この綺麗な模様が切られた紙を秩父銘仙の糸に当てて染めるらしい。

型紙が展示できるほど綺麗な切絵となっている。

そういえば秩父まつり会館の入館券もこのような切絵のデザインだった。

秩父銘仙のお土産も販売されている。

高価なものから手軽なものまで、様々な種類の秩父銘仙グッズがあるのでおすすめ。

秩父銘仙を羽織って写真撮影することもできた。

実際に秩父銘仙を織ったり染めたりする体験も行われているので、時間がある方はぜひチャレンジしてみては。

西武秩父駅前温泉 祭の湯

最後に紹介するのは、西武秩父駅のすぐ隣りにある「祭の湯」。

これは西武秩父駅で、和風な見た目がなかなかカッコいい。

そしてこちらは祭の湯。

とても立派な門構えで、駅前にあるとは思えないような施設だ。

温泉利用で駅前の駐車場が3時間無料になるのがとてもありがたい。

館内はとても広く、郊外のスーパー銭湯のよう。

温泉むすめコーナーもあり、秩父の温泉むすめである「秩父美祭」のサイン入りパネルが設置されている。

こちらは秩父銘仙を羽織っているバージョン。

ここでしか買えない限定グッズも豊富。

キーホルダーやトートバッグ、限定ガチャガチャもあった。

他の場所では見たことがない、ミニサイズのフィギュアも販売されていた。

肝心の入浴エリアもとても広く、特に露天風呂は雰囲気もよく気持ちいい。

サウナも水風呂もとても良かった。

公式サイトより引用

休憩処もとても広く快適。

テレビ付きのリクライニングチェア完備なので、気づいたら簡単に3時間過ごせてしまう。

 

以上、今回は秩父の中心部を中心に紹介しました。

次回は秩父グルメや長瀞エリアを中心に紹介します。

 

続きはこちら。

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