自然と温泉の一関、世界遺産の平泉。
どちらも良い所でした。
一関を巡る
まずは一関の玄関口である一ノ関駅へ。
市の名前は「一関」だが、駅は「一ノ関」、読み方はどちらも「いちのせき」である。
猊鼻渓で舟下りを楽しむ
今回は「猊鼻渓(げいびけい)」で舟下りを楽しんだ。
猊鼻渓に到着。
雪が薄っすらと積もっておりいい感じ。
冬以外は舟の屋根が外されてオープンな感じになっているが、冬のコタツ舟のほうがなんとなく良さがあるのでちょうど良かった。
そして舟下りの出発時刻。
なんと客は自分以外に居なくて貸切状態でとても贅沢で貴重な体験ができた。
それでも船頭の方は丁寧にガイドしてくれてとても良かった。
30分ほどで終点に到着。
舟から降りて散策。
岩がものすごくデカくて迫力があった。
この岩では運試しもできる。
「運玉」と呼ばれる木の玉を投げて岩の穴に入れるというもの。
チャンスは5回で、なかなか距離があって難しかった。
結局入らなかった。
運試しも終わったので舟に戻り帰路へ。
途中で次発の舟とすれ違った。
すれ違った舟にはお客さんがパンパンに乗っていて、「めっちゃタイミング良い時に乗れたな~」と最高の気持ちになった。
そしてスタート地点に帰ってくる。
所要時間は全部で90分ほど。
帰りは雪が降ってきて、舟の屋根に積もった雪もいい感じだった。
次に紹介するのは、一ノ関駅から歩いてでも行けるラーメン屋。
カフェのようなおしゃれな外観。
外観通りのオシャレなラーメンが到着。
チャーシュー丼も美味い。
麺を食べ終わったらテーブルの上の黒板に書いてある味付替玉を注文。
本日のオイルにあった背脂ガーリックを選択。
そして出てきた替玉。
もうこのままでも食べれそうなくらい美味しそう。
スープに投入すれば、さっきまで食べていたオシャレなラーメンが一変してガッツリとした風味に変わってとても美味しかった。
須川高原温泉で入浴
次は一関市街地から内陸に1時間ほど進んだ、秋田県との県境に位置する須川高原温泉へ。
ここは6月の終わり頃に行ったのだが、さすが高原で結構ヒンヤリとしていた。
外には温泉が川のように流れていた。
そして看板に書いてある標高を見てみると、なんと1125m。
そりゃひんやりするわけだ。
そしていよいよ温泉へ。
とても大きな大露天風呂が現れる。
そして貸切状態。
人が居なければ写真を撮っても大丈夫ということだったので撮影した。
本当にきれいな湯の色で、この時は天気も晴れ間が出たり雨が降ったりしていて、その度に表情が変わっていた。
そして全国でも有数の強酸性の温泉であり、pHは2を切る。
目に入ると痛いし酸っぱい。
景色も湯の質も最高の温泉だったので、アクセスは中々大変だが、絶対にまた行きたいと思った。
平泉を巡る
次に紹介するのは、一関のすぐ北にある平泉町。
寺院などが世界文化遺産に登録されており、東北地方では初の世界遺産となったらしい。
中尊寺へ
最初に向かったのは、平泉の中でもいちばん有名な中尊寺エリア。
入口の道の駅みたいなところには駐車場があり、車を停めて散策できる。
特に何も調べずに回ってみたが、ふらふら散歩しているだけで楽しい。
正式な名称なども特に調べずぶらぶら回ったが、この平泉感満載の景色がとてもいい。
そして途中からは日が差しているのに雪が降り始めてきて、とても幻想的な雰囲気になった。
参道もとてもいい雰囲気。
そしてぶらぶら30分ほど歩いたら中尊寺に到着。
とりあえず本堂っぽいところでお参りをした。
写真をよく見ると分かると思うが、背景は青空なのに雪が舞っている。
そして一番奥の方にあったのが金色堂。
「素晴らしき日本の風景」みたいな感じのとてもいい写真が撮れた。
歴史とか寺院とかに全然詳しくない自分でも、中々楽しかったなと思えるような場所だったので、こういうのが好きな人には絶対に堪らない場所なんだろうな~と思った。
毛越寺へ
次は中尊寺エリアから車で5分ほどの場所にある毛越寺(もうつうじ)へ。
ここも世界遺産らしい。
よくわからなかったが、まあ良い場所なのだろうなとなった。
そして平泉駅にも寄ってみた。
和風な駅舎と金色の駅名とフォントがカッコいい。
雪が舞っているのもとても良かった。
達谷窟毘沙門堂へ
毛越寺から車で約10分。
崖にくっついて建てられた「窟堂」と呼ばれているもので、堂が崖を支えているような見た目がとても格好いい。
白い雪が朱色の堂に舞っているのもとても綺麗だった。
以上、今回は一関と平泉の記事でした。
北東北は北陸からだと中々行くのが難しいが、連休を作って他の場所も回りたい。
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