この記事の続きになります。
今回も引き続き佐渡島を紹介。
3日かけて自転車で一周(サドイチ)しながら観光も楽しみました。
2日目の後編・佐渡金山～大野亀～両津までの記事です。
佐渡島を満喫しながら自転車で一周してみた・2日目(後編)
佐渡金山を出て、佐渡島の外周をトレースするために海沿いの道へ戻っていく。
佐渡金山は海抜250mほどなので、そこから海面まで下っていくのが気持ちいい。
ひたすら北上。
途中トンネルもあったが、明るくて歩行者・自転車用の通路も広く、とても安心して通行できた。
35kmほど進んだところでバス停があったのでちょっと休憩。
自転車に乗ったり登山したりするときはいつもガルボを補給食に持っていく。
暑くてもチョコが溶けて手についたりしないし、何よりとても美味しい。
Z坂
エネルギーをチャージして走り出して5kmほど。
目の前に現れるのが、サドイチの難所・跳坂。
その見た目から「Z坂」と呼ばれている。
Z坂の高低差は130mで最大勾配は11%。
もちろんめっちゃシンドイ。
途中に滝があったので一息ついて眺める。
再び登る。
これはZの折り返しの部分。
みてこの勾配。
それでもこのZ坂を上り切って眺めるこの景色は素晴らしい。
絶景で疲れが一瞬にして吹っ飛んだ(気がした)。
Z坂を乗り越えたら、佐渡島の北端まであと15㎞ほど。
昼ごはん早く食べたいよ～と思いながら進んでいく。
それにしてもずっと景色が素晴らしくて全く飽きない。
これは岩のトンネル。
この景色を独り占めしているようでとても贅沢だ。
大野亀
ここで見えてくるのが「大野亀」。
名前の通り亀のような一枚岩で、言うならば佐渡のウルル(エアーズロック)だ。
「ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン」の二つ星にも認定されているらしい。
大野亀近くには「大野亀ロッジ」があり、ここで待ちに待った昼食だ。
というか佐渡金山から大野亀までの50㎞ほどは、飲食店などが全然なかったのでサドイチしようと思う人は注意してほしい。
こんな快晴の時はテラス席で食べるしかないでしょ！ということでテラス席に。
大野亀もバッチリ見えてとてもいい景色。
注文したのは海鮮丼。
サイクリング時はなかなか生ものを食べないのだが、おすすめだったのと写真がとても美味しそうだったので注文した。
写真で見るよりも豪華な海鮮丼。
イカやアワビまで入っていて、とても新鮮で美味しい。
この場所でこれが1350円で食べられるのは驚異的。
弾埼灯台
昼食後は5kmほど進んで佐渡島の最北端へ。
ここにあるのが「弾埼(はじきさき)灯台」。
佐渡一周線から少し外れた位置にあり、特に看板なども無かったので一度通り過ぎた。
草木も生い茂っていて、本当にここにあるのか？というような場所だったので、佐渡島の最北端に来たという実績が欲しい人と灯台マニア以外はスルーしてもよさそう。
弾埼灯台からこの日泊まる両津の市街地までは約30㎞、ほぼノンストップで自転車を漕いだ。
宿泊場所まであと少しという所で「100km」という看板が目に入った。
前日泊まった佐和田の市街地から大佐渡(佐渡島の北半分)をぐるっと回って両津の市街地までがちょうど100㎞らしい。
マンホールも旧両津市のデザインになっていた。
イカが描かれている。
湖畔の宿 吉田家
そしてついに本日の宿に到着！
新潟県最大の湖である「加茂湖」のほとりにある「吉田家」さんに宿泊。
外じゃなく中で自転車を預かってもらえるのが、とても安心できて良い。
お部屋はこんな感じ。
広い和室で、縁側のくつろぎスペースもある一番好きなタイプの部屋。
そして窓からは加茂湖を一望できるのが最高だ。
この宿を選んだもう一つの理由が、温泉があるということだ。
ウキウキで展望露天風呂に向かった。
景色も浴槽も泉質もとても素晴らしく、言うことなし。
時間帯も良かったのか貸切状態だったのも最高。
今度こそ1日自転車に乗っていた疲れが一瞬で吹っ飛んだ気がする。
温泉を満喫した後は、縁側にあるスペースでクールダウン。
椅子に座って窓から日が落ちていく様子を眺める。
空と加茂湖がだんだんとオレンジ色になっていくのがとても綺麗だった。
完全に日が落ち、お腹も空いてきたので外で夕食にすることに。
両津の繫華街を歩いて良さげな店を探す。
しらつゆ
歩いていると「しらつゆ」というなんとも良さげな居酒屋を発見。
店内はほぼ満席で、大盛況だった。
とりあえず佐渡の銘酒とお通しで乾杯。
「いごねり」という佐渡グルメがあったので注文してみた。
こんにゃくとところてんの中間みたいな食感で、味はほとんどなく、醤油をかけてツルツルッといただく。
続いてタラの味醂干しを注文。
これがめちゃくちゃ美味しかった。
干物なのに身が分厚くジューシー。
甘辛い味でお酒もどんどん進んだ。
タカノ
2店目も完全に外観の雰囲気で選び、「タカノ」さんに入ってみた。
外観もいい感じだが、店内も昔ながらの食堂感があって最高。
そして壁一面にジャイアンツグッズが飾られていた。
自分はタイガースファンなのでそこは残念。
注文したのはラーメン。
見た目で分かる昔ながらの中華そば感が良い。
とても美味しい透き通ったスープで、飲み後の締めにも最高。
美味しくてついつい完食・完飲してしまった。
明日も朝から走るのでこの辺でホテルに戻ることに。
ホテルに戻ったら、ロビーでちょうど佐渡の民謡が始まった。
佐渡の民謡を鑑賞した後、もう一度温泉に浸かってグッスリと就寝した。
以上、今回は佐渡島2日目の後編の記事でした。
次回は佐渡島3日目・ラスト記事になります。お楽しみに。
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