この記事の続きになります。
後編では郊外エリアを紹介。
温海エリアを巡る
あつみ温泉
まずは鶴岡の南西部、新潟県との県境に位置する温海(あつみ)エリアへ。
このエリアで有名なのが「あつみ温泉」。
温泉街の中心には温海川が通っており、川沿いに旅館や家が並んでいる。
共同浴場は3か所あり、旅館でも日帰り入浴が可能。
これは共同浴場の一つである「正面湯」。
浴槽があるだけのシンプルな作りだが、200円で入浴できる。
温海川に架かる橋のところには飲泉所がある。
コップが常置されていて、洗って飲むことができる。
味は苦しょっぱい。
あつみ温泉には温泉むすめが存在しており、観光協会にはちゃんとパネルがあった。
サインもしっかりと入っている。
道の駅 あつみ
温海エリアにある道の駅が、「道の駅 あつみ」。
なかなか大きな道の駅で、レストランや露店も出ており、おみやげ物も豊富だ。
お土産館の館内には地元の野菜なども販売されている。
特に充実しているのがお酒コーナーだ。
山形県は意外にもワイン王国らしく、県内の様々なワイナリーのワインが販売されていた。
地酒コーナーも大充実。
山形県の地酒がズラリと並んでおり、酒好きにはたまらないスポットだ。
道の駅の裏側に回ると、目の前には日本海が広がっている。
遊歩道があり、海沿いを散策できるので降りて行ってみた。
潮が引いている時間だったのか、岩場が海面上に出ていて、遊歩道以外の場所も進むことができた。
岩の特徴的な見た目もいい。
日本海側なのでもちろん夕日も綺麗らしい。
というかそれがメインらしいので、次は夕日を狙いに来たい。
山形県・新潟県境
道の駅あつみから南へ4㎞ほどの場所には新潟県との県境があり、県境には境標が建っている。
近くには県境を通過した記念のスタンプが押せるスタンプ小屋があった。
せっかくなので押しておいた。
羽黒山を巡る
鶴岡の中心部からは車で20分ほど。
羽黒山に向かう道には巨大な鳥居があった。
駐車場に車を停めて羽黒山散策に出発。
割と早い時間に来たが、駐車場はそこそこ埋まっていた。
門をくぐって石段を下りていくと周囲が大自然になる。
緑の木々と赤い橋とのコントラストが美しい。
橋の横を向くと川と滝があった。
とても空気も気持ちいい。
これは「羽黒山の爺スギ」と呼ばれている大きな杉。
国の天然記念物にもなっており、とてもパワーを感じられる。
羽黒山五重塔
爺スギの少し先には、羽黒山のメインスポットである、国宝「羽黒山五重塔」がある。
入口からは10分ほどで着く。
これまでにいろいろな寺や神社で塔を見てきたが、この五重塔が群を抜いて素晴らしい。
木々の中にそびえたつ塔と木漏れ日の光が合わさった姿の美しさが圧倒的で、神々しくも思えた。
石段が整備されておりとても登りやすいのだが、山頂まで行くのは思った以上に疲れるので不安な方はやめておいたほうが良いかも。
調べてみたら全部で石段は2446段あるらしい、ビックリした。
そんなことも知らずにひたすらに山頂を目指し登っていく。
途中には茶屋があったり神社が所々にあったりするので、休憩しながら登ろう。
出羽三山神社
入口から45分ほどかかってついに山頂に到着。
こんぴらさん参拝より断然に疲れた。
早速参拝。
ここは「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」という社殿。
よく見ると「湯殿山神社」・「月山神社」・「出羽神社」となっており、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿なのだ。
茅葺屋根もの存在感も素晴らしい。
参拝も済ませ、境内を散策。
この鐘は国の重要文化財らしい。
三神合祭殿が正面に見える位置にあるのは「鏡池」。
年間を通しほとんど水位が変わらず、神秘な御池として古くより多くの信仰をあつめ、また羽黒信仰の中心でもあった。
らしく、確かにとても神秘的だった。
ここからまた石段を歩いて麓に下りていくのが大変で、膝がガクガクになった。
実はこの山頂には車でも来れるのだが、歩いて達成感を味わってほしい。
加茂水族館を巡る
加茂水族館
最後に紹介するのは、「世界一のクラゲ水族館」で有名な「加茂水族館」。
鶴岡の中心部から車で約20分、海沿いの場所にある。
早速チケットを購入し入場。
JAF会員特典でステッカーをGETした。
閉館時間の1時間半前くらいを狙って来てみたが、これが大正解だった。
とても空いていて快適に見て回れる。
これはシロザケの稚魚。
大きな水槽にシロザケの稚魚が無限にいて圧巻だった。
このイソギンチャクは可愛かった。
動画もあるので見てほしい。
ケサランパサランが展示されていた。
ケサランパサランは正体不明の物体で、持っていると衣類が豊富になり病気にかからなくなりお金持ちになるらしい。
すごいなケサランパサラン。
後半からはずっとクラゲのコーナー。
クラゲは見ているだけでとても癒されるので大好き。
奥に進むとクラゲ研究所があった。
クラゲ解説コーナーは、全部手書きでクラゲについて詳しく書かれており、とても勉強になったし見ているだけで楽しかった。
これは生まれたばかりのクラゲである「エフィラ」を顕微鏡で覗いた様子をモニターに映しているもの。
花みたいで可愛い。
クラゲのガチャ(缶バッジ)もあった。
クラゲ研究所を抜け、その後もクラゲ尽くし。
このクラゲの群れが宇宙みたいでめちゃくちゃ綺麗だったので、動画も見てみてほしい。
最後にあるのが「クラゲドリームシアター」。
大きな水槽に無数のクラゲがいて、まさにシアターのようになっている。
クラゲが大量に集まっているところは、このように泡のようになってとても綺麗。
水槽の横にはピアノがあり、ここでコンサートも行われているらしい。
通路にはさかなクンさんのサインと絵が展示されている。
加茂水族館限定のプリクラもあった。
荒埼灯台
閉館まで加茂水族館を満喫した後は、敷地内にある「荒埼灯台」に登ってみよう。
羽黒山とは違い、一瞬で登れる。
すぐに到着。
灯台自体はシンプルなものだが、ここからの景色がとてもいい。
これは東方向の景色。
山と海、岩がとてもいい感じ。
西方向を見れば一面が日本海。
この日は少し雲があったが、それでも夕焼けがとても綺麗だった。
以上、今回は鶴岡を巡る(後編)をお送りしました。
鶴岡はラーメンも美味いし風景も綺麗で、本当にいい場所だったのでまた行きたい。
よかったらクリックお願いします。