北陸の空の玄関口である小松。
前編では小松の観光スポットを紹介。
近くに住んでいるのに行ったことのないスポットがたくさんありました。
小松の観光スポットを巡る
小松空港
まずは北陸の玄関口である「小松空港」から。
羽田や新千歳、福岡、那覇、仙台の国内線と台湾、韓国、上海、大連などの国際線も運行している。(現在は休止中の便もある)
乗降者数は日本海側の空港では最大らしく、自分もよく利用する。
展望デッキが広く、旅客機の発着を見るのも楽しい。
予約すれば自衛隊の訓練や基地の見学もできるらしい。
毎年航空祭をやっているので、一度は行ってみたい。
2F出発ロビーにある巨大なステンドグラスもとてもいい。
「借りぐらしのアリエッティ」などで監督を努めた、石川県野々市市出身の米林宏昌氏が原画・監修を手がけているらしい。
石川県立航空プラザ
小松空港のすぐ近くにあるのが「航空プラザ」。
日本海側唯一の航空機の博物館だ。
屋外には海上自衛隊のヘリが展示されていた。
館内にはスペースいっぱいに、戦闘機やヘリ、グライダーなどの航空機が展示されている。
子供用の大きな遊具もあり、ファミリーにも人気。
入場無料なところも良い。
外から見るだけでなく、実際に乗ることができるものもある。
機体に書かれている文字のフォントがカッコいい。
これは航空機のジェットエンジンか。
すごくデカい。
シミュレータで飛行機の操縦を体験することもできる。
メーター類は本物だ。
2Fは航空機の歴史や模型の展示など、ちょっとした博物館のようになっている。
ほとんどの人は実物の航空機がある1Fにいるので、このエリアは静かにゆったりと見て回ることができる。
こまつの杜
次は小松駅のすぐ近くにある「こまつの杜」へ。
実は小松市は、建設機械メーカー「コマツ(KOMATSU)」の企業城下町なのだ。
小松駅前の通りはこのような感じ。
路面がレンガっぽかったりいい感じの電灯があったりして結構おしゃれだ。
ではこまつの杜へ。
まず目に入るのが、この巨大なダンプカー「930E」。
タイヤがまずデカすぎる。
1本で高さは4m近く、重量は5トン近くあるらしい。
ダンプの荷台(ベッセル)が上がるとこんな感じ。
迫力がありすぎてトランスフォーマーかと思った。
後ろからも。
まるでSASUKEのそり立つ壁だ。
この930Eには試乗することもできる。
この日の試乗は終わっていて残念だった。
屋内にも展示がある。
これは子供向けの施設で、ファミリーに人気だった。
レゴブロックで作られた重機たち。
屋外の930Eを見て満足してしまったが、歴史館というコマツの歴史などを学べる施設もあるみたいなのでまた訪れたい。
十二ヶ滝
小松中心部から山側へ車で20分ほど走った場所にあるのが「十二ヶ滝」。
あまり有名な場所ではなさそうなのだが結構人が居た。
名の通り滝が12本あり、なかなか見ごたえがあって思ったより良かった。
日本自動車博物館
小松には航空機だけでなく自動車の博物館もある。
それが小松市の南西部にある「日本自動車博物館」。
館内にはいろいろな車がビッシリと展示されている。
この写真を見るだけでその展示量がわかるだろう。
車のことは正直よくわからないのだが、本当にさまざまな車が展示されていて楽しい。
これは純金箔を1000枚使用した金ピカの車。
ドアが翼のように開くガルウィングの車もたくさんあった。
おしゃれな曲のミュージックビデオで出てくるような車もある。
まるで宇宙人のような個性的な見た目の車もあった。
これが道路を走っていたら二度見するだろう。
海外でたまに見る二階建てのバスもあった。
ちなみにこの博物館のトイレには、世界各国の便器が揃っていて、自分の好きな国のトイレで用をたすことができる。
那谷寺
次は小松市の最西部、加賀市との県境付近にある「那谷寺(なたでら)」を紹介。
いつ来ても素晴らしい寺なのだが、特に素晴らしいのが紅葉の季節。
石川県だけでなく北陸全体でも指折りの紅葉の名所で、どこを撮ってもとても絵になる。
紅葉全盛期にはライトアップも行われているみたいなので、それも一度見に行きたい。
迫力がある奇岩も見応えがある。
池と奇岩と紅葉のコラボレーションも素晴らしかった。
松井秀喜ベースボールミュージアム
正確にはギリギリ小松市ではなくお隣の能美市なのだが、特に松井選手の出身である根上地区は地図で見るとほとんど小松市なので紹介させて頂く。
正面には子供の頃の松井選手の像があり、子供の頃は右打ちだったということがわかる。
サインボールの像もあった。
こちらは巨人時代のサイン。
こちらはヤンキース時代のサイン。
甲子園で実際に使用されていたダグアウトのベンチも置いてあり、自由に座ることができる。
館内に入ると等身大の松井秀喜人形がお出迎え。
結構リアルでその大きさがよく分かる。
それでは展示スペースへ。
これは星稜高校時代の品々。
背番号からわかるように、高校時代は三塁手だった。
こちらは松井選手が着用していた歴代のユニフォーム。
右から順に、根上少年野球クラブ(小学校)、根上中学校、星稜高校、読売ジャイアンツ(NPB)、ニューヨーク・ヤンキース(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(MLB)、オークランド・アスレチックス(MLB)、タンパベイ・レイズ(MLB)となっている。
ここからは松井選手の日本プロ野球での表彰の数々が展示されている。
これは週間ベストプレーヤー賞(打者部門)。
こちらは日本でのオールスターの優秀選手賞と最優秀選手賞(MVP)のトロフィー。
大舞台に強いお祭り男であったことがよくわかる。
月間MVPも7度受賞している。
シーズン通じても毎年素晴らしい成績を収めており、三冠王こそ獲得できなかったものの、首位打者1回・本塁打王3回・打点王3回・最高出塁率3回というタイトルを獲得している。
守備にも定評があり、3度のゴールデングラブ賞を獲得。
こちらは各部門の節目の記録のボールなどが展示されていた。
引退したあとの2013年には国民栄誉賞も受賞している。
金色のバットもあった。
ここからはメジャーリーグでの表彰の数々。
MLBでも活躍していたことがよく分かる。
こちらは日米通算2500安打のボールと日米通算500本塁打のバット。
生涯で日米通算2643安打、507本塁打の成績は本当に偉大だ。
ヤンキース時代の2009年には9年ぶりの世界一に貢献し、13打数8安打3本塁打8打点、打率.615、OPS2.027という驚異的な成績で日本人選手初のワールドシリーズMVPとなっている。
これはワールドシリーズMVP受賞記念のクリスタルバット。
巨人で活躍していた頃からずっと松井秀喜選手の活躍はわかっていたのだが、こうやって改めて成績や展示を見るとその偉大さに驚かされた。
以上、今回は小松の観光スポットを紹介してみました。
次回は小松が誇るアニメ・ガーリー・エアフォースの聖地巡礼と小松グルメを紹介します。
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