ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【ファドゥーツ】切手の国・リヒテンシュタインを巡る(後編)【リヒテンシュタイン】

 

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この記事の続きになります。

 

前回に引き続きリヒテンシュタインの記事。

膨大な展示量の国立博物館アルプス山脈とファドゥーツ市街を見渡せる展望台など、どこも素晴らしい場所ばかりでした。

ファドゥーツ中心部を巡る2

New Castle

まずはファドゥーツで昼食を食べたこちらのレストラン「new castle」を紹介。

中心部のスポットからすぐの場所にあり、アクセスが良い。

店内はこんな感じの雰囲気で、夜はバーとしても営業してそうだ。

メニューは文字のみでどんな料理があるのかもあまり分からなかったため、日替わりランチを注文してみた。

初めにスープが出てきてチーズ系でとても濃厚で美味しかった。

メインはこちらのパスタ。

タリアテッレだろうか、緑色の麺と鶏肉入りの茶色いソースがとても美味しかった。

ここからは再びファドゥーツ観光。

レストランを出て街の中心部に戻ろうとすると、よくある色々な言語で書かれた「ようこそ」の看板があった。

リヒテンシュタイン国立博物館

こちらは前編で紹介した観光案内所のすぐ隣にある「リヒテンシュタイン国立博物館」。

入場時に荷物を預かってもらえたのが有り難かった。

入場時にこのようなメダルをもらえる。

リヒテンシュタインに来た記念に持って帰れるのかなと思っていたが、実は後で使用する。

裏面はこんな感じ。

まずは昔のリヒテンシュタインのゾーンから始まる。

ステンドグラスが綺麗だ。

これはリヒテンシュタインの民族衣装である「ディアンドル」。

リヒテンシュタインだけでなく、アルプス地方にかけての伝統的な衣装らしい。

これはイースターエッグだろうか。

とてもきれいな絵が描かれている。

兵隊さんの制服や銃なども展示されていた。

こちらは勲章。

勲章のリボンはリヒテンシュタインの国旗の色である赤と青のコンストラストがとてもカッコよかった。

黄金の馬車の置き時計。

これはおそらくリヒテンシュタインの昔の家を再現しているのだろう。

前編で紹介した「旧ライン橋」の模型もあった。

ここからは昔の電話のゾーン。

これはおそらくリヒテンシュタインに電話が開通して100周年を記念して発行された切手。

電話が登場した最初期の頃の電話交換機。

様々なレトロな電話機が展示されていた。

金属製のものもカッコいい。

昔の携帯電話も展示されており、自分はすぐスマホになった世代だがとても懐かしかった。

モールス符号を打つための機械も展示されていた。

ここからは現在のリヒテンシュタインのゾーン。

リヒテンシュタインは実は工業の国で、このグラフは他の国に比べても住民1000人あたりの企業数がトップであることを表している。

他にも様々なデータでリヒテンシュタインは工業が盛んですということをアピールしている。

特に精密機器や医療機器の分野が強いらしい。

「メイド・イン・リヒテンシュタイン」ということで、「あなたは車を運転したりコンサートに行ったり歯医者に行ったりしますか?それならば必ずどこかでリヒテンシュタインの企業で作られた製品を使用しているだろう」と書かれていた。

日本でも知らず知らずのうちにメイド・イン・リヒテンシュタインに触れているのだろうか。

こちらではリヒテンシュタインの企業のプロモムービーを見ることができる。

奥の画面にムービーが映し出されるのだが、3Dのように立体的に見えてとても面白く、すべての企業のものを見てしまった。

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ここからは自然や動物のゾーン。

実際のように木や葉もあって、そこに剥製が置かれているのが自然な感じで良い。

本物の鹿などのツノを触ることもできる。

魚も展示されていた。

動物の剥製と同じポーズで骨格が展示されているのも面白い。

こちらはアナグマの毛皮。

耳や目の部分までこんな綺麗に剥げるのか。

キツネの毛皮もあった。

ちょっとかわいそうだがすごい。

鹿っぽい動物の剥製がとてもたくさん並んでいる。

どの剥製もとてもリアルで今にも動き出しそうだ。

それもそのはずで、剥製の作り方が詳しく書かれており、かなり力を入れているようだった。

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最後は特別展示のサッカーコーナー。

まるで常設展のような力の入った展示室でとてもワクワク。

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歴代のワールドカップ優勝国ごとに順番に展示されており、サッカーをほとんど知らない自分でもとても楽しめた。

各大会のパンフレット等も展示されている。

もちろんこちらのコーナーでも切手が展示されている。

毎大会こんなに切手が出ているのにビックリした。

おお~っ、これは一時すごい話題になった「ブブゼラ」ではないか。

初めて実物を見た。

すごいのは各々の大会で活躍した選手のユニフォームなども展示されていることだ。

しかもほとんどにサインが入っている。

2018年のところには「メッシ」選手のユニフォームが展示されていた。

これは自分でも聞いたことがある選手だ。

このあたりの選手は自分でも知っている、「ジダン」や「ベッカム」、「ロナウド」など超有名な選手ばかりだった。

一番最近の2022年のカタールワールドカップの展示もあった。

ペドリ選手のユニフォームにはサインと一言が入っている。

トロフィーなども展示されている。

これは歴代のリヒテンシュタイン代表のユニフォームだろうか。

最後には三面に映像が映るシアターがあった。

説明などは何もないが、見ているだけでその興奮が味わえた。

この写真も非常にいい。

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思った以上に充実した博物館でとても楽しかった。

リヒテンシュタインでも特にオススメのスポットだ。

Schatzkammer Liechtenstein

博物館から観光案内所を挟んだ場所にあるのがこちらの施設。

リヒテンシュタインのお宝などが展示されている。

ここで最初にもらったメダルを使用する。

改札機みたいな場所にメダルを入れるとドアが開き中に入れる仕組みだ。

とても厳重に警備されており、撮影も禁止なので写真はなにもないのだが、王冠や宝石があったりしてとても凄かった。

カンツィレ展望台

街中の観光を済ませたら歩いて高台へ行ってみるのがおすすめ。

少し歩いているだけでこのような絶景に出会える。

街の中心部から15分ほど歩くと到着するのが「カンツィレ展望台」。

望遠鏡が設置されていた。

そのカンツィレ展望台からの景色がこちら。

絶景である。

ファドゥーツの街中でもアルプス山脈は綺麗に見えていたが、そのファドゥーツの街並みとアルプス山脈のコラボレーションを味わうにはやはりここまで来るべきだ。

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ファドゥーツ城

展望台からすぐの場所には、「ファドゥーツ城」というファドゥーツのシンボルがあるのだが、こちらは残念ながら工事中であった。

このファドゥーツ城は、「ルパン三世」の映画の「カリオストロの城」のモデルとなっている。

工事が終わったときにまた訪れてみたい。

Viewing platform

時間に余裕があったので、さらに奥の展望台に行ってみることに。

目的の展望台まではファドゥーツ城からさらに歩いて25分ほど。

なかなかいいハイキングになる。

3月頭なので雪がまだ残っている場所もあって、湧き水もすごい冷たくて気持ちよかった。

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そしてついに展望台に到着。

空中に向かって展望台が突き出している形になっており、高所恐怖症の人にはなかなか怖いかもしれない。

だが、そこから眺める景色は圧巻の一言。

カンツィレ展望台よりさらに視界が広がっており、ファドゥーツの街中だけでなくリヒテンシュタイン全体、さらには隣国まで見えているのではないだろうか。

遠くの山々は水墨画のようになっており、こちらもとても神秘的だった。

中心部から往復1時間以上かかるハイキングをしたかいがあった。

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街に戻り、帰りのバスの時間までお土産店を物色。

海外旅行では荷物を持ち歩かなければならないので、お土産はなかなか買えないのだが見て回るだけで楽しかった。

この冊子のタイトルにあるように、わずか一日だけだったが優雅なひとときを過ごせる国であることは本当だった。

 

以上、切手の国リヒテンシュタインの首都・ファドゥーツを2回に分けて紹介しました。

メジャーな国ではないと思いますが、近くの国へ旅行に行く機会があったらぜひ行ってほしい場所でした。

 

前回記事はこちら。

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