ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【日光】世界遺産・日光の社寺と日光東照宮を巡る【栃木県】

今回紹介するのは栃木県の日光。

前編では世界遺産日光の社寺日光東照宮やその周辺を中心に紹介します。

世界遺産日光の社寺を巡る

日光東照宮

早速日光の名所・「日光東照宮」へ。

徳川初代将軍、「徳川家康」を御祭神に祀っている神社として有名。

奥に見えている「石鳥居」は、福岡藩の初代藩主・黒田長政が奉納したらしい。

この石鳥居のすぐそばには立派な「五重塔」がある。

この塔は小浜藩(福井県)藩主の酒井忠勝が奉納したらしい。

近づいてよく見てみると、装飾がとても凝っていて綺麗だった。

表門をくぐって境内へ。

ここからは拝観券が必要となる。

入ってすぐの場所にあるのは立派な巨木。

高野槙(こうやまき)」という木で、世界三大美樹の一つとも呼ばれているらしい。

この高野槙は徳川三代将軍・徳川家光が植えたと伝えられており、「とちぎ名木百選」と「日光市指定天然記念物」に指定されている。

それでは日光東照宮の本殿へと入っていく。

入口にあるのがこちらの「陽明門」。

日光東照宮といえば多くの人がこの立派な門を思い浮かべるだろう。

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金ピカで装飾もとても見ごたえがある。

狛犬も金色だ。

周りにある12本の白い柱には「グリ紋」と呼ばれる渦巻き模様が刻まれている。

その中の1本の柱だけ模様が逆さまになっていて、魔除けの意味を持たせているらしい。

この写真の左の柱が模様が逆さまになっている「逆柱」だ。

こちらは随身と呼ばれる、貴族の外出時に警護のために付いていた人の像。

陽明門の後ろにあるのは「唐門」。

この門も装飾と彫刻が素晴らしい。

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次は奥社のほうへと向かう。

頭上には「眠猫」が居る。

この眠猫は、牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われている。

奥社参道を歩く。

この日は天気が良くなかったが、霧がかっているのが逆に神秘的な雰囲気で良かった。

横を見てみると本殿などの屋根が見える。

石段が207段あり、ここを登れば奥社にたどり着く。

こうして奥社へ到着。

この鳥居は最初は木造だったが、石造となり、今はこの銅製となったらしい。

これは奥社の御神木である「叶杉(かのうすぎ)」。

日光東照宮の建立時には既に存在していて、奥社を見守り続けていたらしい。

名の通り、この杉に祈ると願い事が叶うとされている。

この奥社の限定の御守りも販売されていた。

そしてこれが奥社の拝殿。

後ろに下がるスペースがないので、この画角でしか撮れなかったが立派な建物だった。

奥社を参拝した後は、参道を引き返して本殿へ。

本殿の中に入ることもでき、中では住職さんが無料でガイドをしてくれる。

写真を撮ることはできないが、とても見ごたえがあって良かった。

日光東照宮宝物館

日光東照宮の敷地内には「日光東照宮宝物館」がある。

旧の宝物館は経年劣化が激しく、国宝や重要文化財などを借用できなかったため、平成27年に新しい宝物館がOPENした。

館内はとてもキレイな造りになっている。

中にある展示品は撮影禁止だが、国宝や重要文化財ばかりでどれもとても見ごたえがあった。

立派なシアターもあり、わかりやすい映像で徳川家康の生涯を知ることができる。

二荒山神社

日光東照宮の敷地内にはもう一つ神社があるので行ってみた。

参道の側面には杉の木が生え揃って、石燈籠もズラリと並んでいてすごい雰囲気が良かった。

5分ほど歩くと「二荒山(ふたらさん)神社」に到着。

こちらは「いい縁の聖地」と言われており、日光東照宮にも負けないパワースポットとなっている。

東照宮だけが世界遺産だと思っている方も多いが、こちらも世界遺産

因幡の白兎の像と、隣には「うさぎ石」があった。

よくよく見てみると確かにうさぎに見える石だった。

二荒山神社のキャラクターも存在しているようで、パネルも置かれていた。

明治の館

日光東照宮に来たら、ここ「明治の館」でランチするのがおすすめ。

この立派な建物は、明治を代表する建物として登録有形文化財に指定されている。

入店してすぐの場所では洋菓子が販売されている。

有名なのがこちらの「チーズケーキ ニルバーナ」。

40年愛されている伝統の味とのこと。

今回はランチのため、さらに店内へ。

外観も素晴らしかったが、内装も良い。

こちらは1階。

2階はこんな感じ。

人気店なので待ち時間はあるが、番号札制なので自分の番号が来るまでは東照宮を観光できるのが良い。

席に着き料理を注文。

せっかくなので料理長のおすすめフルコースを注文してみた。

最初に出てきたのはオードブル。

見た目がとても美しい。

このサーモンの練り物がとても美味しかった。

スープは冷製スープで、これも濃厚でとても美味しい。

驚いたのがこちらのパンの美味しさ。

ライスかパンで悩んだ際にパンが自家製でおすすめと言われてパンにしたのだが、このパンが外はパリッと中はふわふわモチモチでものすごく美味しかった。

これは魚料理の真鯛ポワレ

肉がふわふわホロホロで、ソースもとても美味しい。

サラダは日光名物である湯葉と干瓢のサラダ。

生春巻きのような感じで美味しかった。

肉料理はとちぎ和牛のステーキ。

肉がものすごく柔らかくて美味しいことはもちろんのこと、マッシュポテトもフワフワで抜群に美味しかった。

最後はデザート盛り合わせ。

どれも美味しかったが、特にティラミスと名物であるチーズケーキが濃厚でとても美味しかった。

食後は紅茶で締め。

大満足のランチだった。

食事利用で東照宮の駐車場料金が無料になるのも素晴らしい。

日光市街地を巡る

ホテルファミック日光駅

まずは日光で宿泊したホテルを紹介。

東照宮から車で約5分、日光駅前にある「ホテルファミック日光駅前」。

普通のシングルルームやツインルームに加え、格安に泊まれるカプセルルームがある。

今回はそのカプセルで宿泊してみた。

扉を開けるとビックリ、ほぼ個室ではないか。

安く泊まりたいけどカプセルはちょっと...という人にもオススメできる。

大浴場も完備で、なんと温泉である。

駐車場も無料なので、日光に泊まる際の選択肢に入れてみては。

東武日光駅

温泉に入った後は周辺を散策。

まず目の前にあるのが「東武日光駅」。

綺麗な三角形がおしゃれな外観。

駅構内はこんな感じ。

夜は開いていなかったが、色々なお店もあった。

2階は吹き抜けでポスターなどの展示スペースになっている。

東武日光駅のロータリーには、レトロな電車が展示されている。

昔、日光には路面電車が走っていたらしく、その車両を展示しているらしい。

車内も当時のまま残っている。

中には入れず外から撮影したのだが、日中は公開されているのだろうか。

日光駅

東武日光駅から歩いてすぐの場所にあるのがJRの「日光駅」。

こちらも素晴らしい駅舎で、西洋建築として評価が高く、「白い貴婦人」と呼ばれているらしい。

明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅として、関東の駅百選にも認定されている。

駅構内は東武日光駅より小さくシンプルだが、クラシックな雰囲気が良い。

顔出しパネルもあった。

日光駅の2階は「ホワイトルーム」となっており、自由に見学できるということなので翌朝に来てみた。

ホワイトルームという名の通り、天井も壁も真っ白。

昔は一等待合室として使われていたらしく、とても気品がある。

シャンデリアもとても豪華だった。

youtu.be

日光駅前には、「ようこそ世界遺産のまち日光へ」という看板があった。

こちらは日光駅前の大通りの様子。

店舗が洋風で、ヨーロッパの都市のような雰囲気がある。

電灯の先端が球状になっており、オレンジの暖かい光がポワンと灯っているのもとても良い。

夕食にしようと思ったら、営業しているお店がほとんど無かったので、ホテルの隣にあったラーメン屋に入店してみた。

正直あまり期待してなかったのだが、ラーメンの麺が平打ちで佐野ラーメンのようで、スープも美味しかった。

セットの半チャーハンと餃子も美味しくて満足。

 

以上、今回は日光東照宮とその周辺を紹介しました。

後編では日光中心部から少し離れたエリアを紹介したいと思います。

 

後編はこちら。

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