ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

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【橿原・明日香】飛鳥文化の中心・飛鳥エリアを巡る【奈良県】

奈良県の中央部にある飛鳥エリア。

飛鳥時代の文化の中心地であり、新たな技術や文化を取り入れ、国づくりが始まっていった場所。

そんな飛鳥エリアを巡ってみました。

橿原エリアを巡る

奈良県中部の中心都市・橿原市から紹介。

橿原市昆虫館

まずは橿原市の中心部から少し外れた場所にある「橿原市昆虫館」へ。

昆虫館というと標本などが展示してあって割と質素なイメージだが、この昆虫館は水族館などのように結構華やか。

ファミリーにも人気だった。

展示方法も工夫されており、子供も楽しめそう。

もちろん昆虫標本もあり、世界の様々な昆虫を見ることができる。

蝶々の標本もあり、メタリックに輝く羽がとても綺麗だった。

とても立派な温室もあった。

この温室の中には蝶々が放し飼いにされており、まるで自然の中のような感じで蝶々を鑑賞できる。

入場料は大人520円ととてもリーズナブルなので、時間が余ったときにもオススメのスポットだ。

橿原神宮

次に紹介するのは「橿原神宮」。

まっすぐ伸びる参道には両側にカシの並木が続いており、とても神聖な雰囲気。

鳥居は4基ありどれも木製で、色がなく木の風合いをそのまま感じられる。

他の有名な神社などと比べて観光客が少なく、とても静かで落ち着いて観光できる。

境内の雰囲気もすごく良い。

拝殿もとても立派。

絵馬がすごく巨大。

拝殿の建物自体もすごく見応えがあった。

こちらは橿原神宮の敷地内にある「深田池」。

周りに遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策できる。

水面がとても静かで、夕日が水面に写ってとても綺麗だった。

今井町 重要伝統的建造物群保存地区

次に紹介するのは、橿原神宮から橿原の中心部に向かって3kmほどの場所にある「今井町」。

エリアに入った途端タイムスリップしたような感覚に襲われる。

東西600m、南北310mのエリア内に伝統的建造物が6割残っており、全国でも有数の「重要伝統的建造物群保存地区」となっている。

夕日の時間帯がまたとても良い風景で、歩いているだけで良さを感じられるとてもいいスポットだ。

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ちなみに橿原市のマンホールのデザインは、この今井町の街並み。

偶然にも写真に撮った風景がそのままデザインされているようだった。

近鉄八木駅名店街

橿原の中心駅はこちらの大和八木駅

その大和八木駅にあるのが「近鉄八木駅名店街」。

駅を挟んで北と南にアーケード街が広がっている。

実は奈良県初のアーケード商店街で、頭の上から電車が通る音が響くのもまた良い。

せっかくなのでこのアーケード街にあった「宮廷飯店」さんで食事。

昔ながらの町中華という雰囲気がとてもいい。

手作り餃子や40年間味が変わらない唐揚げなど、どの料理も美味しくビールが進んだ。

もう一軒、鳥料理のお店に行ったのだがこちらも良かった。

皿やグラスにこだわりが見られる。

鳥刺し3種盛り。

とても新鮮で、どの薬味で食べても美味しい。

こちらは鶏皮。

鶏皮の脂でニラを焼き、パリパリに仕上がった鶏皮にニラと塩昆布を乗せて頂く。

いや~めちゃくちゃ美味しい。

また行きたかった店なのだが、残念ながら閉店してしまったようでGooglemapからは消えていた。

カンデオホテルズ奈良橿原

橿原で宿泊したホテルは「カンデオホテルズ奈良橿原」。

普段あまり使用しないちょっと価格帯が上のホテルなのだが、このときはかなりお手頃な値段だったので選択してみた。

ロビーからの眺めが既に素晴らしい。

部屋がこちら。

やっぱりいつも泊まるようなビジホとはオシャレ度も快適度もぜんぜん違う。

さらに素晴らしいのが大浴場。

こちらは内風呂で、綺麗で清潔感があった。

サウナも完備でちゃんと水風呂もある。

露天風呂もあり、外気浴もとても気持ちいい。

橿原の夜景を一望できるのもとても良かった。

朝食ビュッフェも非常に評判がいいみたいなので、次は朝食付きで泊まってみたい。

明日香エリアを巡る

ここからは橿原市のお隣・明日香村のスポットを紹介。

飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス

まず紹介するのは「天極堂テラス」さん。

明日香村の自然を見下ろしながら食事ができるレストランが素晴らしい。

ランチを注文したら、とてもオシャレなサラダが付いてきた。

新鮮な野菜をこだわりの塩で食べるもので、上品でとても美味しかった。

メインは「かつサンド」。

普通のカツサンドではなく、肉の間にカマンベールチーズが挟まっている。

このカマンベールチーズがとろりと溶け出し、クリーミーでとても美味しかった。

デザートは天極堂名物の「吉野本葛」の「葛もち」。

箸でつまむのが困難なほどプルンプルン。

あま~い黒蜜ときな粉がとてもよく合っていてとても美味しかった。

飛鳥資料館

天極堂テラスの目の前には「飛鳥資料館」がある。

飛鳥の歴史と文化を紹介する資料館で、入場料は大人350円とお手頃。

これは全国で初めて古墳に壁画が見つかったという「高松塚古墳」の石室の複製。

よく見るとたしかにうっすらと絵が見える。

こちらは飛鳥の「石神遺跡」から出土した「須弥山石(しゅみせんせき)」。

なんと噴水として利用されていたらしい。

この建物のようなものは「山田寺東回廊跡」。

鎌倉時代に台風で倒れたものが、そのままの形で発掘されたらしい。

中央部分の色が濃い木の部分が実物であり、世界最古の木造建築である「法隆寺」よりも前の飛鳥時代の建築を間近で見れるのがすごい。

談山神社

次に紹介するのは、ギリギリ明日香村のお隣の桜井市にある「談山神社」。

明日香村の中心部から車で15分ほどの場所にある。

自然がいっぱいの場所にあり景色が良く空気も美味い。

境内の建造物はどれもとても立派。

御祭神はちょっと前にも出てきた「中臣鎌足」である。

中に入れる建物も多く、そこから眺める景色もとてもいい。

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こちらは重要文化財である「十三重塔」。

中臣鎌足を弔うために建立したものであり、木造の十三重塔としては現存世界唯一の貴重な建造物らしい。

こちらも重要文化財の「神廟拝所」。

内部の色使いがとても美しく、壁面には壁画が描かれている。

この屏風の絵もとても良かった。

石舞台古墳

ここからは橿原に泊まった翌日に回った場所を紹介。

せっかくなので自分の自転車で散策してみた。

まずは「石舞台古墳」。

写真で見るとそんな大きく見えないが、実はかなりデカい。

中に入っていくこともできる。

なんと石室の長さは20m近くあり、高さも5m近くある。

古墳最大の巨岩である天井石は、南側が77t、北側が64tあるらしい。

こんなのが落ちてきたらひとたまりもないだろうなあ。

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飛鳥宮

次に向かったのは、石舞台古墳から北に1kmほどの位置にある「飛鳥宮跡」。

この飛鳥宮跡は、「中大兄皇子」や「中臣鎌足」によって「蘇我入鹿」が暗殺された「大化の改新」の舞台。

建物は何も残っていないが、景色が良かった。

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飛鳥寺

飛鳥宮跡からさらに北に歩いて10分ほどの場所には「飛鳥寺」がある。

この飛鳥寺は、「蘇我馬子」が創建した日本で最初の本格的な仏教寺院。

この寺を中心に飛鳥文化が栄えていったのだという。

本堂の中にある仏像は「飛鳥大仏」で、日本最古の仏像として重要文化財にもなっている。

他の有名な大仏に比べて表情が柔らかく、とても優しそう。

中庭も立派で良い感じ。

この立派な鐘楼は突いてみることもできる。

とても美しい良い音だった。

こちらは敷地内にある「万葉池」。

この時期でも綺麗だったが、春は桜など季節によって違う景色が楽しめるようなので、また他の季節にも来たい。

これは「蘇我入鹿首塚」。

先ほど紹介した飛鳥宮跡で蘇我入鹿が暗殺されたときに、その首がこの飛鳥寺まで跳ねてきたらしい。

のどかな風景に実に合ってないスポットだ。

万葉文化館

最後は飛鳥寺から歩いて10分ほどの場所にある「万葉文化館」へ。

昔一斉を風靡した奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」が出迎え。

早速展示を見ていこう。

いきなりミラー仕様のポップな文字が書かれた展示が出てきて、万葉文化館というイメージと全然違って驚いた。

先に進んでいくと飛鳥時代の生活を再現した展示があった。

リアルなフィギュアがあって本当にタイムスリップしたかのような感覚になれる。

ハンドルを回して場面を進める紙芝居形式の展示もあって、子供でも楽しく歴史を学べそうでとても良かった。

もちろん「万葉集」も展示されており、万葉集についても学べた。

こちらは「万葉劇場」。

室内にあるとは思えないような立派な建物で、中では人形劇やアニメーション上映が行われていて子供も大人も楽しめる。

お土産にはここでしか撮れない万葉集プリがオススメだ。

こんなに楽しめるのに入館料が無料なのがすごかった。

 

以上、飛鳥エリアを巡ってみました。

自然が多く景色もとても良かったです。

 

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