この記事の続きになります。
前回は松江の中心部を紹介したので今回は郊外のスポットを紹介。
松江グルメも楽しみました。
玉造温泉を巡る
まずは松江の名湯「玉造温泉」から紹介。
松江中心部からは車で20分ほど。
玉造温泉街はこんな感じ。
いたるところに「勾玉(まがたま)」のオブジェがある。
なぜこんなに勾玉が推されているのかというと、玉造温泉の周辺では勾玉の元となる「瑪瑙(めのう)」が三色全て採掘できたからである。
中でも青い瑪瑙は「出雲石」と呼ばれ、とても貴重だったらしい。
玉造温泉のマンホールにも勾玉がデザインされている。
玉作湯神社
こちらは玉造温泉街から歩ける場所にある「玉作湯(たまづくりゆ)神社」。
石段を登っていくと変わった形の建物があった。
これは収蔵庫で、この辺で出土した勾玉づくりに使われるものなどが収容されているらしい。
中には入れないようだった。
石段を登りきると本殿があった。
正面には立派なしめ縄がある。
出雲大社の巨大しめ縄のミニサイズのような感じだ。
これは境内にある「真玉」。
触れて祈ると願いが叶う、パワースポットになっている。
まんまるで可愛い。
玉造温泉ゆ~ゆ
次は玉造温泉にある日帰り入浴施設を紹介。
コンクリート造の建物で外観はなんだか美術館かのよう。
中に入ってみると松江・出雲のさまざまなお土産が販売されていた。
玉造温泉の温泉むすめである「玉造彗」のサイン入りパネルも展示されている。
限定グッズなどもたくさん。
前回紹介した「松江しんじ湖しじみ」との松江の温泉むすめ2ショットもあった。
それではお待ちかねの温泉へ。
入口には勾玉の顔出しパネルがあった。
まずは内風呂。
大きな浴槽は勾玉の形になっていて面白い。
こちらは露天風呂で、ここも勾玉型になっている。
とても広く湯量が豊富で、一番深い浴槽は1mの立ち湯、その他打たせ湯などもあって素晴らしい。
ドライサウナとミストサウナも完備。
水風呂がなかったのは残念だったが、温泉の共同浴場でこんなに楽しめる施設は初めてだった。
これでなんと入浴料500円なのがすごい。
松江郊外のスポットを巡る
八重垣神社
次は松江市郊外にあるスポットを紹介。
まずは松江駅から車で南に10分ほどの「八重垣神社」。
「恋愛成就の最強パワースポット」として知られており、本殿の前にはたくさんの人が並んでいた。
若い女性も多かった。
しめ縄も立派。
境内はこんな感じで自然が多く景色もいい。
八重垣神社で有名なものが、「鏡の池」で行う縁結び占い。
池に占い用紙を浮かべ、硬貨(10円玉か100円玉)をその上に乗せる。
早く沈めば(15分以内)縁が早く、遅く沈めば(30分以上)縁が遅いらしい。
勝手に1分以内に沈んでいくようなものだと思っていたので、その遅さにビックリした。
由志園
次のスポットは松江駅から東に車で約30分、鳥取県との境にある湖「中海」の中にある島の「大根島」にある「由志園」。
由志園とは何なのかというと、日本庭園である。
庭園の敷地はなんと1万2千坪もあるらしい。
季節によって色とりどりの花を見ることができ、時期によって入場料金が変化するが、どの季節に行ってもいいと思う。
大根島は牡丹が有名なようで、様々な色の牡丹が見られる。
池を埋め尽くす牡丹の花が圧巻だ。
訪れたのが11月の初めだったので、ちょうど紅葉が始まってきていた。
中には既にかなり色づいていた紅葉も。
赤い橋と紅葉のコラボもとてもいい。
園内には滝もあった。
散歩するだけでとても楽しい。
建物内のくつろげるラウンジコーナーから見る庭園の景色もとても良かった。
由志園の中には高麗人参について知れるミュージアムも併設されている。
これが実際の高麗人参で、御種人参とも呼ばれているらしい。
一番左のものが1年物で、1年ごとに成長しているのがわかる。
4年~6年かけて成長したものは生薬として用いられている。
高麗人参は、1度収穫したら同じ土地では10~30年は栽培できなくなるという、とても希少なものだ。
この大きなガラスの壺に入っているのは、推定500年の自生人参らしい。
まるで大根のようだ。
由志園を満喫して帰ろうとしたら「かにまん」を発見した。
一つ買って食べてみたが、かにタップリというわけではなかった。
でも通常の豚まんにカニの風味がプラスされていて、これはこれでなかなか美味しかった。
ベタ踏み坂
最後は昔のテレビCMの影響で一躍有名になった「ベタ踏み坂」を紹介。
正式名称は「江島大橋」であり、大根島の隣の「紅島」から鳥取県境港市に架かる橋だ。
実際近くで見てみるとそれほどすごい坂には感じない。
この写真は先ほど紹介した、由志園のある大根島の撮影スポットから撮影したベタ踏み坂。
ここから望遠レンズで撮影すると確かに垂直のような角度のベタ踏み坂を撮影できる。
完全に写真でしか見れない風景だが。
松江グルメを食べ尽くす
ここからは松江で食べたグルメを紹介。
月ヶ瀬
まずは松江の中心部にある「月ヶ瀬」さんへ。
色んな種類のだんごを楽しめる和風の喫茶店だ。
店内の雰囲気も良い。
秋限定の栗のだんごを注文してみた。
優しい甘みとモチモチのだんごがとても美味しかった。
実はここで食べられるのはだんごだけではない。
なんとラーメンも食べることができるのだ。
こちらが「しじみらーめん」の味噌。
だんご屋とは思えないほど本格的なラーメンで、しじみの出汁が出た味噌スープがとても美味しい。
だんごもそうだったが、ラーメンもいろいろな種類があったのでまた食べに来たい。
馬やど
次に紹介するのは、月ヶ瀬さんからすぐ近くにある「馬やど」さん。
まずはお通し。
これだけでも一杯飲める。
まず注文したのは「山陰珍味三点盛り」と「しじみの酒蒸し」。
三種の内容は「あご野焼」と「イカ糀漬け」と「板わかめ」で、どれも酒のつまみに最高。
しじみの酒蒸しに使われているしじみは、本場の松江・宍道湖産の大和しじみで、身だけではなく出汁もとても美味しい。
卓上の調味料も松江産のもので、こだわりがあるのがとてもいい。
最後に食べたのは松江の隠れたソウルフードである「カツライス」。
似たような料理は各地にあるが、この松江のカツライスもとても美味しい。
サクサクのカツとデミグラスソースがたまらなかった。
京らぎ
最後は松江城の武家屋敷通りから歩いて5分ほどの場所にある「京らぎ」さんを紹介。
庭がとても立派だ。
店内はこのような感じで、とてもいい雰囲気の建物。
大きな窓からは庭の景色がよく見える。
注文したのはこの店の名物である「天然真鯛の生鯛茶漬け」。
刺身を胡麻だれにくぐらせ白米の上へ。
その上から熱い出汁をかければ、真鯛が白く変色。
もちろんとても美味しくて、お茶漬けでサラサラっと食べてしまうのがもったいないと思えるほどだった。
以上、松江郊外のスポットと松江グルメを紹介しました。
観光もグルメも予想以上に楽しめたとてもいい場所でした。
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