優駿のふるさとなだけあって、馬を大満喫できました。
優駿のふるさとを巡る
浦河町立郷土博物館
まずは浦河の歴史を学ぶため、「浦河町立郷土博物館」へ。
敷地に入るときに最初に目に入る「優駿の門」がカッコいい。
ちなみに「優駿」とは、特に優れた競走馬のこと。
なかなか年季が入っている外観だ。
中もこんな感じで、古臭さがとてもいい。
浦河の自然コーナーにあった剥製たち。
とても賑やかに展示されていて見ごたえがある。
アイヌ文化の展示品もあった。
これは当時の家か。
一つ一つちゃんと説明書きがあるのがありがたい。
昔の農機具なども展示されている。
なんというか雰囲気があっていい。
ゆっくり見て回ると意外と展示量があった。
これで無料で見れるのはとてもいい。
馬事資料館
郷土博物館と同じ敷地内には「馬事資料館」もある。
こちらも年季が入っており、一瞬開館しているのかわからなかった。
中に入るといい~感じの古臭さが出ていて素晴らしい。
もちろんこちらも無料だ。
浦河ゆかりの優駿たちの展示を見ていく。
五冠馬「シンザン」とそのシンザンの産駒で最高傑作と言われる「ミホシンザン」。
名前を聞いたことはあったが、すごい馬なんだなと見てわかった。
菊花賞を勝ち、クラシック三冠を達成したときの写真だ。
2000年度シーズン無敗と、古馬中長距離完全制覇という圧倒的な成績から「世紀末覇王」と呼ばれている。
騎手がレース時に身につける勝負服やレース用の帽子、馬のマスクも展示されていた。
お次は「メジロマックイーン」。
天皇賞春連覇などG1 4勝・重賞9勝し日本で初の獲得賞金10億円を超えた名ステイヤーだ。
主戦騎手の武豊のサインやパンフレット、テレカなども展示されている。
そういえば現代でテレカを使用する機会はあるのだろうか。
宝塚記念のレーシングプログラムにもサインが入っていた。
このときの宝塚記念は、皇太子殿下のご成婚を祝う「慶祝競走」だったらしい。
湯呑みもあった。
その他にもいろいろな展示が。
写真では伝わらないが、デカい。
この剥製は、日本で種牡馬として活躍した「ヒンドスタン」の剥製。
五冠馬シンザンの父である。
歴代のG1優勝馬を記載してある表があった。
写真だとわかりにくいが、赤字で記載されているのが浦河産の優駿だ。
かなりの数が浦河の馬ですごいな~と思った。
オグリキャップのポスターもあった。
JRAが出しているこのシリーズのポスター、とても好き。
馬事資料館はGoogleだと評価が異常に低いが、展示量も豊富でとても楽しかったので自分は☆5だなと思った。
アエルに宿泊する
浦河で宿泊するならオススメしたいのが「うらかわ優駿ビレッジAERU」。
もう見た目からワクワク感がすごい。
裏の駐車場に車を停めチェックイン。
こちらからの見た目も非常にカッコいい。
部屋のドアには蹄鉄が付いていた。
凝ってるな~。
部屋は広くて綺麗。
部屋の中にマッサージチェアあるの最高~。
荷物を部屋に置きロビーへ。
ロビーにはホースギャラリーがある。
入口には「日本ダービー」の優勝レイが展示されている。
この第60回日本ダービーを制したのが「ウイニングチケット」。
写真中央の馬で、現在はここアエルで功労馬として余生を過ごしている。
そんなアエルの名馬たちの写真もズラリと展示されている。
高松宮記念を制した「スズカフェニックス」や、ダートG1を5勝した「タイムパラドックス」もアエルの功労馬として余生を過ごしている。
※タイムパラドックスは2022年2月10日に亡くなりました。
現役で活躍中の「レイパパレ」の写真もあった。
レイパパレの祖母の父がウイニングチケットで、自分も大好きで応援している馬だ。
ウイニングチケットが日本ダービーを制した時のゼッケンや馬着なども展示されている。
生で見るとゼッケンってデカいんだな~と思った。
ちなみにG1のゼッケンの色は基本的に紺色だが、日本ダービーだけ白色。
それだけ日本ダービーは特別なのだろう。
一度は生で見に行ってみたい。
当時の日本ダービーのゴール前の写真。
ウイニングチケットとともに「BNW」と称されていた「ビワハヤヒデ」・「ナリタタイシン」の3強が争っているのがわかる。
当時の馬券なども展示されている。
宿泊施設の展示コーナーとは思えないほど展示が充実していた。
さて夕食。
もちろんサッポロクラシックで。
天ぷらも刺身も美味かった。
特にホタテがたまらない。
ご飯ものは釜飯。
ツブ貝がコリッコリでとても美味しい。
夕食後はお風呂へ。
サウナもあってとても良かった。
部屋に戻って色々見てたらこんなものが。
明日朝食後に会いに行こう。
ひき馬もやっているらしい。
早めに寝て明日に備えた。
これは目覚めた時の写真。
柔らかい日差しが部屋の中に入ってきていてとても綺麗だった。
朝食はセットメニューだった。
それにしても豪華で小鉢も豊富で朝から大満足。
またホタテの刺身があったのが嬉しかった。
早めにチェックアウトしてアエルの馬に会いに行くことに。
素晴らしい天気で気持ちがいい。
アエルで名馬に会える
あまりに心地良い天気と気候なので、マイ自転車で軽く走ることに。
10月末でちょうど北海道では紅葉が始まっている頃。
名所でもない何気ない道でもこんなに紅葉が美しい。
紅葉の下でマイ自転車をパシャリ。
やっぱり俺の自転車めちゃくちゃカッコ良くない?
辺りをぶらぶら走ったところでアエルの牧場へ。
やはり色づいた山々が素晴らしい。
ニンジンをあげることもできるらしいので小屋にニンジンをもらいにきた。
地面には蹄鉄が埋めてあってかわいい。
お金を払いカットされたニンジンをゲット。
功労馬は高齢なので大量にあげないようにしよう。
アエルの功労馬の看板もあった。
さっそく会いに行く。
お~、本物のウイニングチケットだ。
30歳を超えたおじいちゃんなのにとても若々しくてカッコいい。
近づいていくと寄ってきてくれた。
ニンジンを差し出すと柵から顔を出してきた。
とてもかわいい。
めちゃくちゃ可愛いので動画もどうぞ。
撫でてもいいということなので撫でてみた。
これからもずっと長生きしてほしい。
他の2頭にも会った。
こちらはスズカフェニックス。
凛々しい。
タイムパラドックスも近くにやってきた。
どちらもきれいな栗毛で見分けが難しいが、鼻もちょっと白いのがタイムパラドックスだ。
そしてニンジンをあげる。
めっちゃ歯茎が見えた。
タイムパラドックスにも。
かわいい。
最後はひき馬に挑戦。
ほんのちょっと乗っただけだったけどとても楽しかった。
馬たちがかけっこしている姿も目撃できた。
こちらもとても可愛いので動画を見てほしい。
以上、今回は浦河を観光して泊まってみました。
馬が大好きな人はもちろん、あまり知らなくてもとても楽しめる場所でとても良かったです。
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