今回は前編ということで、倉吉駅周辺や泊まったホテルなどを中心に紹介します。
倉吉駅周辺を巡る
倉吉駅
まずは倉吉の玄関口である倉吉駅へ。
京都方面への特急「スーパーはくと」の始発駅となっており、全ての特急・快速列車が停車する。
ガラス張りのとても立派な駅で、青空によく映えている。
駅構内はこんな感じで、優しく陽が差し込んでいてとてもいい感じ。
奥に進んでいくと「ひなビタ♪」のメンバーがお出迎え。
倉吉に根付いたコンテンツで、倉吉の観光大使にもなっている。
次回の記事にはこの「ひなビタ♪」についてたっぷり紹介していきたいと思う。
メンバー紹介もあった。
こちらは倉吉市のイメージキャラクターである「くらすけくん」。
倉吉の白壁土蔵がモチーフになっている。
実は犬で、これは白壁土蔵のキグルミを着ているらしい。
アニメのフィギュアなどで有名な「グッドスマイルカンパニー」の看板があった。
本社は東京だが、国内唯一の工場がここ倉吉にある。
倉吉市駅構内にはグッスマのフィギュアも展示されている。
倉吉の近くは意外にもいろいろな聖地がある。
倉吉市の北にある北栄町は「名探偵コナン」の作者である「青山剛昌」さんの出身地。
「宇崎ちゃんは遊びたい!」では倉吉市の東隣の三朝町にある「三朝温泉」が聖地になっているらしい。
倉吉駅の前には「星取県」という看板がある。
「どの市町村からも天の川が見え、流星群の時期でなくても流れ星が見えやすい」ということからこう名乗るようになったらしい。
こちらが夜の倉吉駅前。
写真ではあまり分からないが、駅の光があるのに結構星が見えていた。
くらよし駅ヨコプラザ
こちらは倉吉駅の隣にある「くらよし駅ヨコプラザ」。
「鳥取のいいものが見つかる地元のアンテナショップ」ということで、倉吉市はもちろんのこと、鳥取県内全体の名産品をここで買うことができる。
やはり鳥取県の一番の売りは「松葉ガニ」らしく、カニ雑炊やカニ釜飯、カニ茶漬けにカニの生パスタ、カニラーメンなど色々なカニ食品があった。
ラーメン幸雅
倉吉駅近くで食べたラーメン屋を紹介。
倉吉駅前から500mほどの場所にある「ラーメン幸雅」さんへ。
なかなかインパクトがある外観。
店内は意外とシンプル。
味噌ラーメンや担々麺もあったが、ここはやはり壁に貼ってあった「なつ旨スープ」を味わいたいのでイチオシメニューの「なつ旨ラーメン」を注文した。
なつ旨ラーメン着丼。
見た目はシンプルな塩ラーメンのような感じ。
しかし、そのスープは鳥取名物である「牛骨ラーメン」となっており、鶏ガラや豚骨とはまた違ったコクと旨味のあるスープだ。
こんなにスープが透き通っているのに味が濃く、しっかりとしていてめちゃくちゃ美味しい。
これまでに何回か牛骨ラーメンは食べたことがあるが、こんなにも美味しい牛骨ラーメンは初めて食べた。
倉吉シティホテル
倉吉で泊まったホテルがこちらの「倉吉シティホテル」。
倉吉駅からは歩いて10分ほど。
チェックインしてお部屋へ。
倉吉シティホテルは結婚式もできるようなホテルだが、部屋は普通のビジネスホテルだった。
全国旅行支援のクーポンもゲット。
なかなかオシャレでかっこいいデザインだ。
大浴場があるのも嬉しい。
サウナもあるが水風呂はなかったのが残念なところ。
今回は1泊2食のプランで予約したので、ホテルの中にあるこちらのお食事処で夕食。
ホテルの中の食事処なのに、入口からとても良さそうな雰囲気でワクワク。
食事は決まっているプランなので飲み物だけ選択。
せっかくなので鳥取県の地酒を注文した。
おちょこは何十種類もあるところから好きなものを選択できるシステムで、徳利はひょうたん型。
味は変わらないのだが、こういったちょっとしたことを楽しめるのが良い。
しばらくするとお寿司とお味噌汁が登場。
いきなりご飯と汁物が出てくるのは珍しい気がする。
そして一気にメイン料理が登場。
小鉢やお造り、天ぷらとどれも美味しかった。
一番楽しみだったのはこちらの「鳥取和牛のすきやき」。
これぞ和牛というきれいな肉が鍋を覆っている。
どんどん肉が変色していくのを楽しむ。
肉はもちろんなのだが、周りの野菜、特にきのこ類もとても美味しかった。
ベストに仕上がった鳥取和牛を溶き卵に絡めていただく。
やはりいい肉を一番美味しくいただくにはすき焼きだな、と改めて思わせてくれる美味しさだった。
食後のデザートとお茶をいただき食事終了。
とても幸せな時間だった。
そしてぐっすりと眠って翌朝。
窓からは倉吉の街並みが見渡せた。
こうしてみると結構ちゃんと街だな~と思った。
朝食はバイキング形式。
人がそんなにいなかったので、広い和室を一人で使えることになった。
バイキングは品数がとても豊富で、特に和食メニューに力が入っている。
ドリンクにはホテル朝食定番のオレンジジュースなどの他に、鳥取県のご当地牛乳である「大山白バラ牛乳」があった。
和と洋を組み合わせた素晴らしい朝食が完成。
どの料理も手が込んでいて美味しく、とても満足できた。
倉吉の観光スポットを巡る
ここからは倉吉の観光スポットを紹介する。
倉吉の中心部は実は倉吉駅から車で10分(約5km)ほど離れた場所にある。
打吹公園
倉吉の中心部にある公園が「打吹(うつぶき)公園」。
山陰地方随一の桜の名所であり、「日本さくら名所100選」にも指定されている。
このときは桜の季節ではなかったが、朱色の橋や青空が映る池などがいい雰囲気でとても綺麗だった。
休憩所のようなものもある。
高台にあるので山がよく見えた。
奥の方に進むと、なんと「打吹公園小動物園」という小さな動物園があった。
無料で見学することができる。
すごい数の亀がいた。
こちらは「トカラヤギ」というヤギ。
黒い子豚もいる。
「モルモット」もいた。
2匹でギュッと器に入っていたのがとても可愛かった。
近くには「打吹公園だんご」の大きな広告があった。
見た目はこの間紹介した道後温泉の「坊っちゃん団子」にとても似ている。
今回は食べるのを忘れていたので、次に来たときは食べてみたい。
琴櫻記念館
今回最後に紹介するのは「琴櫻記念館」。
倉吉の中心部「白壁土蔵群」のあるエリアにあり、立派な銅像が建っている。
入館してみると、中には名前を聞いたことがある力士の手形とサインがズラッと飾られていた。
もちろん琴櫻の手形とサインもある。
これはおそらく琴櫻が土俵入りの際に実際に使用していた化粧まわし。
大山と桜が刺繍されておりとても綺麗だった。
琴櫻引退時の土俵入りの写真があった。
優勝トロフィーなどのレプリカもたくさん展示されている。
一通り見て、最後の出口付近にあるのがこの等身大?の琴櫻フィギュア。
細部まで精巧に制作されており、とてもリアル。
力強く迫力があって今にも動き出しそうだった。
これだけ楽しめて入場料はなんと無料。
倉吉に来たらぜひ寄ってほしいスポットだ。
次回の記事では白壁土蔵の街並みや、倉吉に強く根付いている「ひなビタ♪」を中心に紹介しようと思います。
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