この記事の続きになります。
前回に引き続き倉吉の記事。
今回は白壁土蔵の街にあるスポットと「ひなビタ♪」を中心に紹介します。
ひなビタ♪の世界にたっぷり浸かった一日でした。
ひなビタ♪とは
まずは「ひなビタ♪」とは何なのかを紹介。
音楽の力でまちに活気を取り戻そうと奮闘する、ガールズバンドの物語
「ひなビタ♪」とは、株式会社コナミデジタルエンタテインメントにより、ウェブを中心に展開されているキャラクターバンドコンテンツ。
地方都市「倉野川市」に住む5人の女の子たちがガールズバンド「日向美(ひなたび)ビタ―スイーツ♪」を結成し、音楽の力でまちに活気を取り戻そうと奮闘する、地方活性化をテーマにしたストーリーです。倉吉市と倉野川市は歴史的背景や景観など共通点が多いことから、平成28年4月に姉妹都市提携を結びました。
実在するまちと架空のまちとが姉妹都市提携を結ぶのは、全国初の取り組み。
このように倉吉を盛り上げるコンテンツである。
ひなビタ♪の聖地・倉吉を巡る
それでは倉吉の中心部を散策してみよう。
前回にも書いたが、倉吉の中心部は倉吉駅から5kmほど離れている。
白壁土蔵群を目指して歩いているとひなビタ♪ののぼりを発見。
ちょうど10周年の年だったらしく、とてもめでたい。
倉吉屈指の観光スポットである「白壁土蔵群」に到着。
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。
朝早くだったので人もあまりおらず、のびのびと散歩できた。
観光案内所のようなところに行ってみたらスタンプラリーの用紙が置いてあったので参加してみることにした。
その時にひなビタ♪が好きで何回も倉吉に訪れている方に色々教えてもらってとてもありがたかった。
散策を始めるとすぐにひなビタ♪のメンバーのパネルに遭遇する。
ガールズ&パンツァーの聖地である大洗を思い出した。
メイド服バージョンのパネルもあった。
ちなみに倉吉は「ちくわ」が有名らしく、こういったいろいろなちくわスイーツがあるらしい。
こちらはチア衣装。
店舗のガラスケースにグッスマのフィギュアを展示している店もとてもよく見かけた。
こちらはメインの「日向美ビタースイーツ♪」のライバルユニットである「ここなつ」の2人のパネル。
絵馬やお守りなどが販売されていた。
チャイナ服バージョン。
私服バージョンも。
ひなビタ♪のパネルを探すだけでも楽しいが、倉吉の街はおもしろい建物も多くて散歩しがいがある。
おもちゃ屋にはめうのパネルがあった。
お花屋さんも多い。
そしてこの建物もとてもいい感じ。
普通のきれいなお花屋さんかと思いきや。
ひなビタ♪のイラストがあった。
もちろんパネルも。
10周年お祝いバージョンのバルーンアートがある豪華なパネルもあった。
ぐるっと一日倉吉を散策してスタンプラリーを制覇することができた。
スタンプも可愛く、旅の記念になるのでとても嬉しい。
倉吉にはひなビタ♪のマンホールも存在する。
こちらは通常のマンホール。
市の木である「ツバキ」がデザインされている。
こちらがひなビタ♪のマンホール。
日向美ビタースイーツ♪の5人と、バックには白壁土蔵群がデザインされている。
こちらはここなつバージョン。
どちらもフルカラーでとても良かった。
このマンホールの写真を撮って、後から紹介する円形劇場に持っていくとマンホールカードももらえる。
倉吉中心部のスポットを巡る
赤瓦一号館
ここからは倉吉中心部にあるスポットを紹介していく。
まずは白壁土蔵群の中心にある「赤瓦一号館」。
大正時代に建てられた醤油屋のもろみ工場をそのまま使用しているらしく、街にフィットする素敵な建物だ。
もちろん店の前にはひなビタ♪のパネルが設置されていた。
この施設はお土産屋と観光案内所が一緒になっているような施設で、倉吉のお土産をいろいろ買うことができる。
倉吉駅前のお土産施設とは違い、ひなビタ♪やキャラクターのパッケージのものが多い。
ちくわカレー買っておけばよかった・・・。
倉吉市とコラボしているコンテンツが紹介されているコーナーもある。
フィギュアも展示されている。
こちらは「カードキャプターさくら」のフィギュア。
小さなミクさんと大きなミクさん。
「ミクダヨー」。
「ラブライブ!サンシャイン!!」などの比較的新しいコンテンツのフィギュアも展示されていた。
奥の方に進むと「青森ねぶた」のような作品が展示されていた。
これは小説「南総里見八犬伝」の登場人物で、倉吉はそのゆかりの地であるらしい。
館内にもパネルがあった。
見た目的にこの子が一番好きかもしれない。
声優さんのサインが入っているポスターもあった。
倉吉まで声優さんが来てトークショーなどのイベントもやっているらしく正直驚いた。
レストラン 三日月
お腹が空いたので昼食を食べようと歩いていたら発見したのが「レストラン 三日月」さん。
このレトロな外観に惹かれてしまった。
店の前には美味しそうな食品サンプルがズラリ。
最近見かける機会がとても少なくなったのが寂しい。
早速入店。
店内もとてもレトロな感じが素晴らしい。
店員さんに「ひなビタ♪の方ですか?」と聞かれたので、「はい」と答えるとテーブルにミニのぼりを持ってきてくれた。
何を注文しようかとても悩んだが、オムライスを注文してみた。
銀色の皿で現れたオムライスは、ソースの種類こそ違うが食品サンプルがそのまま出てきたのかと思うような出来。
今流行のとろとろプルプルの半熟の卵ではなく、しっかりと焼かれた卵が自家製のデミソースにぴったりでとても美味しい。
具材もゴロゴロ入っており、福神漬けがついていたのもとても良かった。
次回はまた他のメニューも注文してみたい。
倉吉淀屋
昼食を食べて向かったのは、歩いてすぐの場所にある「倉吉淀屋」。
「倉吉市に残る最古の町屋建築」らしい。
中に入ってみると浴衣を着た「和泉一舞」がお出迎え。
中は無料で見学できる。
「淀屋」の屋号をもつ牧田家は倉吉を代表する商家で、淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたといわれています。
部屋の仕切りの上の方にある「透かし彫り板欄間(らんま)」も素晴らしい。
襖などから外の光が差し込んでいてとてもいい感じ。
歩き疲れたときの休憩にもピッタリなとてもいい場所だった。
倉吉線鉄道記念館
次に紹介するのは、倉吉淀屋から歩いて10分ほどの場所にある「倉吉線鉄道記念館」。
旧国鉄線の「打吹駅」跡に建てられている記念館だ。
記念館の前には、当時活躍していた「SL機関車」が展示してある。
中に入ってみると駅員姿の「芽兎めう」がお出迎え。
館内にはめうしかいないので、入館したら自分でスイッチを入れて電気をつけよう。
中央には貨車移動用の「ディーゼル機関車」が展示されている。
運転席も見ることができる。
館内の壁は「国鉄倉吉線ギャラリー」となっており、当時の写真がたくさん展示されている。
マラソンランナーより遅い「日本一の鈍足列車」だったらしい。
これはこの場所にあった打吹駅の当時の写真。
みんなでラジオ体操をしている。
有志が作ったようなアルバムもあった。
打吹駅だけでなく、当時の倉吉線の駅舎や風景が紹介されていてなかなか面白かった。
この場所も無料で楽しめるので、倉吉に来たらふらっと立ち寄るのがおすすめ。
退館時はちゃんと電気のスイッチを切ろう。
円形劇場
最後に紹介するのは倉吉の中心部から少し離れたところにある「円形劇場」。
離れていると言っても歩いて15分ほどで来れる。
入口にはひなビタ♪のパネルがあった。
メインのキャラクターではない「星見日向」というキャラクターらしい。
こちらは円形劇場のイメージキャラクターの「メイくん」と「リンちゃん」。
早速館内を見て回ろう。
1階は倉吉が誇る「グッドスマイルカンパニー」のゾーンとなっている。
グッスマの主力商品の「ねんどろいど」などがたくさん販売されている。
これまでに発売された貴重なねんどろいどの展示も行っていた。
いろいろなキャラクターが展示されていたが、やはりミクさんがとても可愛い。
マジカルミライのミクさん。
桜ミクさん。
毎年デザインが楽しみな雪ミクさんもたくさん展示されていた。
グッスマの工場で実際に着用されている作業服も展示されていた。
ここからはフィギュアがどうやって作られるかが詳しく書かれているゾーン。
実物を見ながら学べるので、とても理解が深まる。
展示されている金型などは、ねんどろいど桜ミクで実際に使用されていたもの。
タンポ板と呼ばれる板にフィルムを貼り付け、シリコンパッドで吸着して顔パーツに貼っているらしい。
塗装の様子なども詳しく紹介されていた。
フィギュアの製作について学んだあとは再びフィギュアの展示を見る。
こちらはグッスマのねんどろいどではないシリーズのフィギュアだ。
「ブラック★ロックシューター」のフィギュアはとても躍動感がある。
こちらはミクさんの曲「ワールドイズマイン」のフィギュア。
「艦これ」のフィギュアもあった。
プレイしたりアニメを観たことはないが、とても良い作りだと思った。
「魔法少女まどか☆マギカ」、もう10年以上前なんだな・・・。
「化物語」のフィギュアもあってとても懐かしかった。
この真宵のフィギュア、今でもめちゃくちゃ欲しくなってしまう。
ねんどろいどの顔パーツの絵付け体験もやっているらしい。
ここまででもとても楽しめたが、まだまだ上の階があるので進んでいく。
螺旋階段がとてもオシャレ。
2階はテーマ別にフィギュアが展示されている。
まずは恐竜エリアから。
恐竜の頭のフィギュアや全身があるフィギュアも展示されていた。
次はアニマルゾーン。
ガチャガチャにありそうなフィギュアがたくさん。
イモムシがとてもリアル。
ダンゴムシも物凄くリアルだった。
これはシロナガスクジラのフィギュア。
隣にある潜水船のフィギュアと比較するとその大きさがよく分かる。
お次はミリタリーコーナー。
こちらは「装甲騎兵ボトムズ」のフィギュア。
ジオラマがあるとやはり迫力が違う。
戦艦のフィギュアもある。
こちらは日本が誇る「戦艦大和」。
戦車のフィギュアには「ガールズ&パンツァー」に登場しているフィギュアも多くあった。
「シン・ゴジラ」のフィギュアもあった。
次はキャラクターコーナー。
コーナーごとにそれっぽい壁紙になっているのも良い。
こちらは「北斗の拳」のフィギュア。
観たことがないので分からないがとてもリアルで迫力がある。
「モンスターハンター」のフィギュア。
「オトモアイルー」が可愛い。
「エヴァンゲリオン」のフィギュアもある。
こちらは美少女フィギュアたち。
華がある。
こんなにもバリエーションがあるのか。
「よつば」と動物たちのフィギュア。
とてもかわいい。
「恵那」と「風香」もいた。
最新刊の発売を楽しみにしている。
最後は日本文化のコーナー。
日本全国のおみやげがフィギュアになっていた。
地図上に配置されており、とてもわかりやすい。
日本といえば妖怪。
「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪たちのフィギュアもあった。
作者の「水木しげる」さんは鳥取県の境港市で育っていて、倉吉にも関わりが深い。
相撲の力士のフィギュアもあった。
これで2階は終了。3階へ。
一番上の3階にあるのが「ひなビタ♪ギャラリー」だ。
入口には「ちくわパフェ」が展示されている。
ちくわパフェはひなビタ♪に登場するスイーツで、倉吉市内で実際にメニューとして出されるようにもなったらしい。
次来たときは食べに行きたい。
ギャラリーの中にはひなビタ♪の絵がたくさん飾られている。
声優さんや絵師さんのサインもズラリ。
こちらは「くらよし観光大使」のタスキや、姉妹都市提携の協定書など。
ひなビタ♪のメンバーが使用している楽器なども再現されている。
こちらではひなビタ♪に登場する倉野川市にある「日向美商店街」が再現されている。
まるでひなビタ♪の世界の中に入っているようだ。
先程まで実際に歩いていた場所にひなビタ♪のメンバーも訪れているのがとてもいい。
他の部屋に入ってみると、学校の教室になっていた。
実はここ円形劇場は、「旧明倫小学校」の建物をそのまま使用しているのだ。
円形劇場のイメージキャラクターの名前のメイとリンはここから名付けられている。
当時の小学生の自由研究の作品がそのまま残されていた。
こちらは当時の給食。
平成生まれだが、ソフト麺が懐かしく感じた。
この「スタミナ納豆」というメニューもとても美味しそう。
この教室にひなビタ♪メンバーがいるイラストもあった。
黒板にはチョークで描かれた日向美ビタースイーツ♪とここなつのメンバーが。
10周年記念で描かれたものみたいだが、イタズラなどもなく完璧な状態で保たれていて倉吉とひなビタ♪ファンのあたたかさを感じた。
屋上には和装のひなビタ♪メンバーのパネルがズラッと並んでいる。
外に出ると倉吉の街並みを一望できる。
青空が広がっており、とても気持ちよかった。
以上、ひなビタ♪の聖地・倉吉を巡ってみました。
倉吉がひなビタ♪の聖地だということは旅行直前に知ったのですが、とても楽しく過ごせたのでぜひまた訪れたい場所です。
前回記事はこちら。
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