名古屋以外はなかなか行く機会がなかった愛知県。
そんな時に出会ったのが「負けヒロインが多すぎる!」という作品。
豊橋が舞台となっており、豊橋経験と聖地巡礼を両立することができた。
豊橋中心部のマケイン聖地を巡る
まずは豊橋が舞台となった作品「負けヒロインが多すぎる!」のあらすじを紹介。
ライトノベル好きの達観系ぼっち・温水和彦は、ある日偶然クラスの人気女子・八奈見杏菜が幼馴染の男子生徒に振られている現場を目撃してしまい、その後立て続けに、陸上部の焼塩檸檬、文芸部の小鞠知花という負け感漂う女子たちと関わりを持つようになる。
負けヒロイン――マケインたちになぜか絡まれる温水の謎の青春が、ここに幕を開ける!
あまり自分から進んで見ない感じのアニメなのだが、Xのフォロワーがみんな見ていたので見てみたらとても面白かったので、全話視聴完了してすぐに聖地巡礼を実施した。
豊橋駅
まずは豊橋駅から散策。
駅自体はいかにも中核市・地方都市といった感じの見た目。
夜はこんな感じ。
駅構内に入り通路を歩いているとすぐにマケインの広告を発見。
通路脇ではマケインのOP映像も流れていた。
ここで立ち止まる人は完全にオタク認定されてしまうだろう。
なので隣にあったこれを見ながら「へぇ~、豊橋って花のまちなんだ~」と普通の人のフリもした。
改札口のそばには主要キャラクターが駅員の格好をしているパネルもあった。
キャラクターパネルの前には公式の聖地巡礼マップも置かれている。
駅構内には観光案内所もあり、通常の豊橋観光の情報収集もできる。
お土産店も併設されており、電車に乗る前にここで豊橋土産も買える。
聖地巡礼マップもここで配布されている。
「豊橋まちあるきスタンプ帳」も販売されており、ここでスタンプも押せる。
豊橋の色んな場所にスタンプが設置されているので早めに手に入れておこう。
ヤマサちくわ 豊橋駅カルミア店
駅構内にこんな広告を発見。
豊橋名産の「ヤマサちくわ」だ。
マケインではヒロインの一人である「八奈見杏菜」がよく食べているのがこのヤマサちくわだ。
恥ずかしながらアニメを見るまでちくわが豊橋の名物だとは知らなかった。
ヤマサちくわは豊橋駅から歩いていける場所に本店があるが、豊橋駅の商業施設「カルミア」の中にも支店がある。
入ってすぐの一等地にあった。
マケインのイラストも展示されている。
なんと全部ヤマサちくわのスタッフが書いているらしい。
メインの「特選ちくわ」だけでなく、「帆立ちくわ」などいろんなフレーバーのちくわがあった。
高タンパク低カロリーの「プロテインちくわ」なるものもあった。
他にも季節ごとに旬のものを使ったちくわも販売しているらしい。
「ちくわえんぴつ」など、ちょっとおもしろい製品もあった。
今は鉛筆を使うことがほとんどないが、昔なら購入していただろう。
購入したちくわをホテルで食べてみる。
歯ごたえが抜群で、魚の旨味がすごい。
練り物嫌いの人でも美味しく食べられそうなほど美味しかった。
帆立ちくわも美味い。
青のりが入っており香りが良く、帆立の旨味とマッチしていた。
アニメイト 豊橋店
誰もが分かると思うが、もちろんマケイン一色だ。
マケインの著者「雨森たきび」先生とイラストの「いみぎむる」先生のサインも展示されている。
ヒロインののぼりなどもいろんな場所に立っていた。
ボン.千賀
ここからは豊橋駅を出て市街地にあるスポットを紹介。
まずは豊橋駅から歩いて5分ほどの場所にある「ボン.千賀」さんへ。
パンと生菓子のお店であり、作中でも度々登場している。
レトロな店構えがとてもいい感じ。
せっかくだし豊橋ローカルのパン買うか~と思ったら、閉店時間近かったのもありなんとほとんどすべて売り切れ。
このガチャガチャにある「パピロ バターパン」とか食べてみたかったな~。
店の奥には喫茶スペースがある。
こちらもレトロな感じがとても趣があって良い。
作中で出てきたそのままの風景だ。
ということで八奈見さんが飲んでいたクリームソーダを注文。
初めて飲んだのにどこか懐かしい味わいがとても美味しい。
喫茶スペースの奥にはマケインのポスターなどが飾ってあるスペースがあり、ここに来た2人のパネルも配置されていた。
ここにも雨森たきび先生のサインがあった。
精文館書店 豊橋本店
ボン千賀から歩いてすぐの場所にあるのが「精文館書店」。
愛知県の東三河地方を中心に展開している書店チェーンで、豊橋のこちらが本店だ。
ヒロインの一人である「小鞠知花」もここに来ていた。
店内は撮影禁止なので注意。
ここにも来ていたペアのパネルが置かれている。
ちなみに自分はここでスタンプ帳を購入した。
購入するとちくわ型のマケインしおりがもらえたので、こっちで買うのがおすすめ。
スタンプもあるのでその場で押せます。
ときわ通り
精文館書店からすぐの場所にあるのが、「ときわ通り」。
昔ながらの雰囲気が残るアーケード商店街だが、ここにもマケインの風が吹いている。
天井からは大きな負けヒロイン3人の垂れ幕が吊り下がっている。
せっかくなので全部アップで撮影しておいた。
アーケードの中に存在する店舗にもとても趣があり、気になる店も多い。
それでも色んな場所にスタンプが置かれている。
夜になって明かりが灯るレトロな商店街の中に吊り下がっているマケインの垂れ幕というのもアンバランスさがあって独特な光景だった。
水上ビル
次に紹介するのは豊橋駅から南に5分ほど歩いた場所にある「水上(すいじょう)ビル」。
東西800mに渡って連なっているビル群だ。
豊橋のまちなかの象徴として市民に親しまれており、ビルの両側はアーケードが設置され商店街となっている。
作中でも商店街を歩いている様子が描かれていた。
そのビル群に今はなんとマケインの巨大なウォールアートが描かれている。
最初のビルの壁だけなのかな?と思ったら、なんと連なっているビルの側面にすべて描かれていた。
ヒロインの立ち絵だけでなく、そのヒロインたちの表情がフィルムのようになったものもある。
写真を撮りながら一番奥まで行ってみた。
歩道橋と比べると絵の大きさがよく分かる。
そして妙に風景に馴染んでいる。
歩道橋の上からも素晴らしい景色が眺められてオススメだ。
珈琲とカヌレ
今回最後に紹介するのは、水上ビルの商店街の一角にある「珈琲とカヌレ」さん。
マケインでもがっつり登場していたので、アニメを見た方はひと目で分かるだろう。
店内はこんな感じでとてもオシャレ。
オタク男性が一人で入店するのはなかなか気が引けるが入店。
レジのお金トレーに置かれていたカヌレ型の文鎮が可愛い。
もしかしてカヌレの型に使っていたものか?
注文したのはアイスラテともちろんカヌレ。
カヌレは通常の銅型より大きいサイズの銅型を使用しており食べごたえがある。
アイスラテと大きさを比較してみるとよく分かる。
おそらくカヌレを初めて食べたのだが、外はガリッと中はモッチモチでとても美味しかった。
バニラビーンズもたっぷりで、アイスラテにもとても良く合っていた。
八奈見さんのこの笑顔にも納得のカヌレだった。
後編では豊橋駅から少し離れた聖地も紹介したいと思います。
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