ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【大野】北陸の小京都・越前大野を巡る【福井県】

今回紹介するのは、福井県の奥越地方の中心都市・大野。

中心部の街並みは「北陸の小京都」と称されている。

冬は雪深いが、その雪景色も魅力的。

大野中心部を巡る

大野市の中心駅はこの越前大野駅

JRの越美北線の駅で、和風で立派な駅舎。

越美北線は「九頭竜(くずりゅう)線」という愛称でも呼ばれている。

越前大野駅
七間朝市通り

越前大野駅から大野の中心部へは歩いて10分ほど。

ここは中心部にある「七間(しちけん)朝市通り」で、趣のある景観が「北陸の小京都」と呼ばれている。

また、その名の通り冬以外の時期はここで朝市が開催されている。

七間朝市通り

このように景観に合わせて北陸銀行も和風な感じになっていた。

北陸銀行

マンホールには大野のシンボルである「越前大野城」がデザインされている。

マンホール

越前大野

その越前大野城はマンホールのデザインと同じように、市街地からこのように見ることができる。

越前大野城が見える

冬の間は城の中に入ることはできないが、雪で白くなっている越前大野城を遠くから眺めるだけでもなかなか良い。

越前大野

夜はライトアップされている。

夜の越前大野

また、越前大野城は「天空の城」とも呼ばれており、山の上の撮影スポットからはこのように雲海が広がっている上に越前大野城が浮かんでいるように見える。

このような絶景が広がることはなかなかないらしいが、一度は目にしてみたい。

天空の城 ※公式サイトより引用

名水百選 御清水

大野は「水の町」としても知られており、地下水が豊富で湧水池が街のいたる所にある。

その中でもこの「御清水(おしょうず)」は名水百選にも選ばれている。

名水百選 御清水

水位はその日毎に変わっているようで、この日は105cmとなっていた。

本日の地下水位

全景はこのようになっている。

透き通った水がとても綺麗で、たまにこの水を汲みに来る人もいた。

透き通っている

旧内山家

ここからは大野の歴史的施設を紹介。

これは武家屋敷である「旧内山家」。

旧内山家

中は当時の雰囲気が感じられる。

雛人形も飾ってあった。

大野はひな祭りでも有名で、ひな祭りの時期にはすごいひな壇の雛人形が見れるところもあるらしい。

雛人形

旧内山家の目玉はこの「絵障子」。

冬期間限定で展示されており、パステルな色使いとうさぎがとても可愛い。

絵障子

外を眺めると大野の冬景色が楽しめ、これもまた美しい。

雪景色

旧田村家

旧内山家から歩いて5分ほどの場所にあるのは「旧田村家」。

こちらも旧内山家と同じく武家屋敷である。

旧田村家

こちらは絵障子のような展示はないが、囲炉裏や木の柱などがとても趣深い。

中の様子

襖なども絵柄が凝っていて、見ているのが楽しい。

中の様子

ガラスにもよく見ると絵が書かれていてとても綺麗だった。

ガラスがきれい

 

大野郊外のスポットを巡る

ここからは大野の中心部からは少し離れた場所のスポットを紹介。

道の駅 越前おおの荒島の郷

まずは「道の駅 越前おおの荒島の郷」を紹介。

最近オープンしたばかりの道の駅で、大きくてとても綺麗。

道の駅 越前おおの荒島の郷

道の駅の内部はこのようにとても広く、地元産のいろいろな食材が売られている。

店内

とてもサシがきれいに入った福井県のブランド牛「若狭牛」も販売されていた。

若狭牛

この辺の地域で有名な食材もたくさん置いてあり、お土産に買って帰るのも良い。

左は大野でおなじみの「星山商店」の白ホルモンで、右はお隣岐阜県の郡上名産の明宝ハム

どちらも大好きなので見かけたらぜひ買ってみてほしい。

ご当地食品もたくさん

フードコートもあり、ご当地食材を使った料理もその場で食べられる。

これは大野の東側、九頭竜エリアの名産である「九頭竜まいたけ」を使用した天丼。

大きくてサックサクでとても美味しかった。

九頭竜舞茸丼

道の駅の隣には、待ちに待った福井県初出店の「モンベル」の店舗がある。

しかもかなり大型の店舗で、外ではカヤックやクライミングの体験もできる。

モンベル

店内もとても広く、ウェアやギアがとても充実している。

ここで登山装備やキャンプ道具を揃え、道の駅で食材を買いそのまま登山やキャンプへ行くことも可能だ。

店内

荒島岳

次は大野を代表する山である「荒島岳」を紹介。

福井県で唯一「日本百名山」に選定されている山だ。

荒島岳登山口

まあ頂上で標高1500m台の山だし、サッと登れるかなと思ったがいきなり結構きつかった。

傾斜もなかなかキツイし岩場も多く、ちゃんとした登山靴を履いてきて正解だった。

意外とキツイ

登山開始から2時間ほどで、荒島岳頂上に向かう途中にある「小荒島岳」の頂上に到着。

前に見えているのが荒島岳だ。

荒島岳

頂上を示す棒の下をよく見てみると、石が置いてあった。

荒島岳だから「コアラしまだけ」。

だれが描いたのだろう。

コアラしまだけ

少し休憩して再び荒島岳の頂上を目指す。

鎖が設置されていて、これを使用しなければならないほどきつい傾斜が続く。

そして登山口から約3時間半で、ついに荒島岳の登頂に成功。

天候は悪かったが、やはり登山は達成感があって良い。

荒島岳頂上

荒島岳にも小荒島岳と同じような石が置いてあった。

荒島岳の石と同じ人が描いたのだろうか。

頂上ではあまり景色を堪能できなかったが、降りている途中に晴れてきた時の眺めはとても良かった。

ちなみに下山は楽だと思ったが、傾斜が急なので足がガクガクになった。

下山

2時間半ほどで下山完了。

駐車場には名水の足水があり、とても冷たくて気持ちよかった。

足水

トロン温浴施設うらら館

登山の後はお風呂ということで、最後は入浴施設を紹介。

これは荒島岳の駐車場から車で20分ほどの場所にある「トロン温浴施設うらら館」。

トロン温浴施設うらら館

大野市と隣の勝山市にまたがる「六呂師高原」にある入浴施設で、ドイツにある天然トロン温泉の石を使用しており、天然のトロン温泉に近い泉質と効果を作り出しているらしい。

休憩室

サウナや露天風呂もとてもいい。

そして休憩室からのこの六呂師高原の眺めが最高だ。

景色がいい

お風呂上がりのソフトクリームも最高だった。

ソフトクリーム

あっ宝んど

最後にもう一つ入浴施設を紹介。

こちらも荒島岳の駐車場からは約20分の「あっ宝んど」。

あっ宝んど

店内は明るく、ゲームコーナーなどもある。

浴場は男湯と女湯が日替わりで入れ替わり、片方は洋風もう片方は和風となっている。

サウナもとても良いのでオススメ。

店内

休憩処もとてもいい雰囲気だ。

チェアはキャンプ仕様で、テントが張ってあったりビーズクッションなどもある。

漫画も充実しているので、ついつい時間が経つのを忘れてしまった。

休憩処

 

以上、今回は北陸の小京都・大野を紹介しました。

次回は美味しい大野のグルメを紹介しようと思います。

 

 

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