このブログも記念すべき100記事目。
ということで自分の生まれた地である敦賀を紹介。
初心に帰って地元を回るのも結構いいなあと思いました。
敦賀中心部を巡る
「北陸新幹線」がやってくる!となってからどんどんキレイになった駅舎。
なんとなく京都駅っぽさもでてきた。
肝心の北陸新幹線は今のところ2024年春に開業予定。
福井駅のように中には「駅そば」もできていた。
北陸新幹線開業までのカウントダウンパネルもあった。
敦賀市民がどれだけ待ちわびているかがわかる。
駅前からはアーケードがずっと伸びており、雨や雪でも濡れずに歩くことができる。
ただ店は早い時間でみんな閉まってしまうので夜はシャッター街となっている。
この商店街には所々に「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の像がある。
なぜかというと敦賀は、日本海側初の蒸気機関車が走り、敦賀港は大陸との船が行き来していた全国有数の「鉄道」と「港」の街だからである。
ちなみに作者の「松本零士」さんは敦賀にも福井県にも関係がない。
氣比神宮
商店街をそのまま端まで、敦賀駅から20分ほど歩くとあるのが「氣比神宮」。
正面にあるこの鳥居は「日本三大鳥居」の一つであり、とても立派である。
この辺では一番立派な神社なので、毎年初詣のときはとても多くの人が訪れている。
夜にライトアップイベントをやっている時期もある。
灯籠やペットボトルのランタンなどのやさしい光が美しい。
氣比神宮から徒歩10分ほどの場所には「博物館通り」がある。
石畳と街並みがオシャレ。
レトロな建物も多くとても趣がある。
敦賀市立博物館
「博物館通り」という名の通り、ちゃんと博物館が存在する。
これは「敦賀市立博物館」。
旧大和田銀行本店の建物を再利用して博物館となっており、外観も中もいい感じ。
建物は国の重要文化財に指定されている。
キラキラしていて宝石みたいだった。
このような部屋も展示されている。
ただ展示はそれほど充実していないので、建物を見に来るのがメインかな。
みなとつるが山車会館
敦賀市立博物館の隣にあるのが「みなとつるが山車会館」。
ちなみに「山車」は「やま」と読む。
中にも大谷吉継がいた。
展示内容は毎年行われている「敦賀まつり」のものが主。
敦賀まつりは9月初めに行われている祭りで、駅前から氣比神宮にかけての商店街に屋台が立ち並び、県外の人も多く集まる敦賀最大のイベントだ。
「けいさん祭り」とも言われており、「けいさん」とは氣比神宮のこと。
そのけいさん祭りで練り歩く本物の山車(やま)を見ることができる。
シアターも投影され、実際の敦賀まつりの様子を感じることができる。
途中でシアターがパカッと開き、山車も登場。
今回は上映終了後に中を見ることができた。
山車は近くで見ると迫力がある。
垂れ幕の裁縫はとても繊細。
実はこのみなとつるが山車会館、山車の保管スペースにもなっている。
毎年祭りの時期にはここで組み立てられ外に出ていくらしい。
敦賀港周辺を巡る
ここからは敦賀港周辺のスポットを紹介していく。
敦賀ムゼウム
ここは「人道の港 敦賀ムゼウム」という場所。
大正から昭和初期にあった建物を当時の位置に復元している。
「ムゼウム」とはポーランド語で「資料館」という意味だ。
敦賀港はポーランド孤児やユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港らしい。
その人達を温かく敦賀の人たちが迎え入れたため「人道の港」と呼ばれている。
映像などでその様子がわかるので、行ってみてほしい。
敦賀赤レンガ倉庫
全国を回っていると時々「赤レンガ倉庫」がある場所を見かけるが、敦賀にも存在する。
敦賀ムゼウムからは歩いてすぐの場所にある。
赤レンガ倉庫の近くには列車の車両が展示されている。
昔は小浜線で「急行わかさ」として使われていたらしい。
敦賀赤レンガ倉庫の中はレストランやカフェが入店している。
だが一番のオススメはこの「ノスタルジオラマ館」。
後ろにはスクリーンがあり、ジオラマを使いながら昔の敦賀についての説明がされる。
電車が動いていたり民家の灯りが点いていたりと、とても精巧なジオラマがとても素晴らしい。
また、近くには廃線跡もあるので好きな人にはたまらない。
金ヶ崎緑地
敦賀ムゼウムと赤レンガ倉庫のちょうど真ん中あたりには「金ヶ崎緑地」がある。
その金ヶ崎緑地で雪が降る前の時期にやっているのが「ミライエ」だ。
観光客が減るこの時期に集客を行うため、2014年から開催されているイルミネーションであり、LED電球50万個以上を使っている北陸最大級のイルミネーションである。
LEDを大量に使用した光のトンネルや芝生がキレイ。
氣比神宮の鳥居のイルミネーションもあった。
ミライエが開催されている金ヶ崎緑地は目の前が敦賀港。
イルミネーションが海に反射しているのもとても綺麗だった。
敦賀フェリーターミナル
敦賀港にはフェリーも運航されている。
フェリーは敦賀から北海道の苫小牧を約20時間で繋いでおり、自分も北海道に行くときは毎回利用している。
船内の売店では北海道でしか売っていないものも結構売っているので、それを買ったりするのも楽しみの一つ。
あと深夜にフェリーに乗りながら食べるカップ麺も好き。
手筒山展望台
次は敦賀港の近くから徒歩で登っていける「手筒山展望台」へ。
麓には駐車場があるので、そこに車をおいて登山開始。
登山と言っても30分くらいで展望台のある頂上に到着する。
黄緑の円筒が展望台。
この螺旋階段をひたすら登っていく。
エレベーターはない。
登りきったら目の前に素晴らしい景色が現れる。
円形にぐるっと説明のパネルがついており、何が見えているかがしっかり分かるのが良い。
正直、こんなに天気が良い冬の敦賀というのはなかなかレアなので、運よく見れてよかった。
後ろはこんな感じ。
山に囲まれた湿地は「中池見湿地」で、ラムサール条約に登録されている。
この中池見湿地からも展望台まで登ってくることができる。
手筒山展望台からの眺めを動画でも撮ってみました。
気比の松原
今回最後に紹介するのは「気比の松原」。
敦賀駅から車で10分ほどの場所にあり、「日本三大松原」の一つとなっている。
面積は40ヘクタールあるらしい。
気比の松原の中から松林を見るのも外から見るのも素晴らしい。
日本の海岸の松林は「黒松」が多くを占めているが、気比の松原は「赤松」が85%を占めているらしい。
松林の逆の方向を見れば、目の前に敦賀湾が広がっている。
夏以外はこのように誰もいないが、海水浴シーズンは海水浴客で溢れかえる。
冬は雪化粧した松林と冬の日本海がまた良い風景なので、冬でも楽しめる。
以上、今回は私の地元である敦賀を紹介しました。
記事にしてみると地元にも結構見るところあるんだなと再認識できてよかったです。
次回は敦賀のグルメを紹介しようと思います。
続きはこちら。
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