この記事の続きになります。
人生で一度は行ってみたかった場所で、そのエアーズロックを生で見れて感動した。
ついでに海外での初キャンプ・車中泊もした。
エアーズロック空港到着!
シドニー空港のラウンジで朝ご飯をしっかり食べてエアーズロック空港へ向けてフライト。
フライト時間は約3時間半。
日本から台北に行くのと同じくらいの時間がかかる。
エアーズロック空港着陸前には窓から既にエアーズロック(ウルル)が見えてうお~とテンションが上がった。
動画も撮影しておきました。
そしてエアーズロック空港に無事着陸。
上空から見下ろしていただけで分かっていたが、砂漠のような景色。
空港と滑走路しかない。
天気はもちろん良い。
というかほとんど雨も降らないので大体は晴れているんじゃないだろうか。
荷物を引き取り、予約していたレンタカーを借りることにも成功。
これが今回の相棒だ。
今回のために国際免許を取得しておいた。
ナビとか音楽とかも無いんだろうな~と思っていたのだが、ナビがなんとiPhoneに完全対応しており、すべて日本語で中に入れてある音楽を聴いたりGoogleマップでナビを見たりすることが可能であった。
これは非常に助かった。
さあ、初の海外運転でエアーズロック周辺散策に出発だ。
まずは近くのスーパーで軽く昼飯を買い、外で食べた。
この時点で既に遠くにエアーズロックが見えていた。
カタ・ジュタ国立公園へ
まずはメインのエアーズロックの前に、エアーズロック空港から車で約1時間ほどの場所にある「カタ・ジュタ国立公園」(Kata Tjuta)を観光。
「カタ・ジュタ」とは現地住民の言葉で「多くの頭」という意味で、名の通りいくつもの巨大な岩石群があるスポットだ。
風の谷へ
まずはカタ・ジュタ国立公園の「風の谷」(Valley of the Winds)と呼ばれる場所に向かった。
到着して車を停めて歩いていく。
まるで火星のような景色が広がっており、本当にここは地球なのか?と感じる。
数十分歩いていると展望ポイントを発見。
これは本当に地球の景色なのか?とまたしても思った。
凄すぎて声が出ない。
「風の谷」という名の通り、これは「風の谷のナウシカ」のモデルになっている場所ではないのかと言われているらしい。(公式は否定している)
ウォルパ渓谷へ
次は「ウォルパ渓谷」(Walpa Gorge)に向かった。
風の谷からは車ですぐの場所にある。
駐車場に車を置いて中に入っていくと給水所があった。
写真からもわかると思うが、エアーズロック周辺は気温40℃近くとかなのでめちゃくちゃ暑い。
飲み物もすぐにぬるくなってしまう。
屋根付きの休憩スペースもあったが、まあ普通に暑い。
所々に橋が架かっていたりして、目指す場所がわかりやすかった。
それにしてもどこを見ても最高の景色だ。
ベンチも置かれているので座る。
暑いが腰を下ろせるのはとてもうれしい。
さらに奥へと進んでいく。
結局ここでも目的地に着くまで30分くらいは歩いているだろうか。
目的地であるウォルパ渓谷に到着した。
渓谷の綺麗なV字ラインが美しくて吸い込まれてしまいそう。
この池のような水場の水は無くならないのだろうか、不思議だ。
カタ・ジュタ展望所へ
だんだんと日が傾いてきたので、最後にカタ・ジュタ展望所(Kata Tjuta Sunset View Area)へ。
これも車ですぐの場所にあった。
この展望所からは、今まで歩いてきたカタ・ジュタの全景を見ることができる。
夕方に近づいてきてオレンジ色が増してきたカタ・ジュタがとても綺麗。
モコモコとしているところも可愛い。
エアーズロックへ
さて、メインであるエアーズロックへと向かう。
カタ・ジュタからは車で約45分。
エアーズロックに近づくと駐車ポイントがあるのでそこに車を置いて外へ。
そこから見える景色は、何回も旅行番組や雑誌で見たことがあるエアーズロックの風景だった。
これを見にオーストラリアに来たんだよな~となった。
もう完璧すぎてずっと「これこれ」と一人でボソボソ言ってた。
さらにエアーズロックに近づいていき記念撮影。
近くに行くとその巨大さを改めて感じる。
これが1枚の岩というのはすごいな~と本当に思った。
実はエアーズロックは世界最大の一枚岩ではなく、さらにこれの2.5倍の大きさの1枚岩がオーストラリア内にあるらしい。
エアーズロックの写真を撮ったり眺めたり堪能していたら、日が落ちていい感じの空になっていた。
何もないこの風景だけでもとてもいい。
さっき撮影したポイントに戻ってもう一度エアーズロックを見てみると、先ほどとは全く違った表情を見せていた。
オレンジと青のグラデーションになっている空にそびえるエアーズロックがとても神々しかった。
エアーズロック・ソロキャンプ
日も暮れてきたので本日の宿へ。
といっても、エアーズロック周辺の宿はリゾート地価格で、「一人旅でこんな高いところ泊まりたくない」と思ったのでキャンプをすることに決めていました。
簡単な調理器具とランタンなどは自分で持ってきて、ガスボンベと食料は現地調達した。
適当に肉を買ったらカンガルーの肉だった。
さすがオーストラリア。
味付きでとても美味しかった。
異国の地・しかもキャンプで食べるカップラーメンは最高に美味かった。
星も綺麗に見えていて最高の環境だったが、いかんせん暑い。
夜でも30℃くらいあったが、気合で車中泊した。
意外とぐっすり寝れて朝起きたら、幻想的な朝焼けの景色がおはようしていた。
この地は本当に素晴らしい景色を見せてくれる。
シャワーを浴びて朝ご飯。
クロワッサンを半分に割ってハムやチーズを挟みホットサンドに。
それと粉末のコーンスープ。
理想的なキャンプ朝飯だ。
片づけをして周辺を見て回っていたらフォトジェニックな場所を発見した。
博物館か何かだが、まだ朝早くて開いていなかった。
それでもこのカイトのようなものが広がる景色はなかなか良かった。
キャンプ場を出発して空港へ。
レンタカーも無事故で返せてホッと安心した。
そしてチェックインし荷物を預け、次の目的地へフライト。
エアーズロックは1日だけの滞在だったが、ものすごく濃密な1日を過ごせて本当に楽しかった。
ここで見てきた景色は他の場所では味わえないな~と思った。
あとエアーズロック周辺はハエがめちゃくちゃすごいので必ず頭にかぶるネットを持っていきましょう。
こういうやつずっと被っていました。
続く。
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