この記事の続きになります。
観光スポットが集中しているエリアで、その景色にひたすら圧倒される。
本当にARIAの世界そのものでした。
サンマルコ広場周辺を巡る
サンマルコ広場
「世界で最も美しい広場」とも称されており、足を踏み入れた瞬間「うわっ」と思わず声が出た。
「うわっ」と声が出た理由はその美しさと、完全にARIAの世界だ・・・という理由。
サンマルコ広場はアニメでも毎回というほど登場している場所で、コミックの表紙にもなっている。
サンマルコ広場の景色を堪能しながら歩いていると、あの場所を発見。
新旧の三大妖精たちが手を繋いでいる大好きなイラストの場所だ。
感動しすぎて思わず何分もその場に立ち尽くしてしまった。
夜のサンマルコ広場もまた格別。
黄金色に光る建物と広場が綺麗すぎる。
サンマルコ寺院と鐘楼の方向の写真も。
サンマルコ広場の周囲の路地もとても雰囲気があって良かった。
サンマルコ寺院
お次はサンマルコ広場の正面にある「サンマルコ寺院」へ。
遠くから見てもすごいな~と思ったが、近くまで行くとさらにすごい迫力。
壁画や彫刻も素晴らしい。
列に並んで入場。
入場制限はされていたが、割とすぐ入れた。
ちなみに閉館時間ギリギリになると列に並んでいても営業終了となるので注意。(1度目はそれで入場できなかった。)
中はこれまでに見た寺院や教会などと比べて金色でとてもゴージャス。
あらゆる場所に壁画が描かれている。
天井にもびっしり。
中には博物館もあり、入場料が寺院とは別に必要だったはずだがとてもオススメ。
タイル画が多く展示されている。
黄金の馬。
サンマルコ寺院の模型もあった。
断面なので中がどんな感じになっているのかがとてもわかりやすい。
サンマルコ寺院のスケッチもあった。
ちなみに博物館は2階にあるので、このように寺院の中を上から見下ろすこともできる。
壁画もすごく近くで見れる。
それにしても金ピカだ。
博物館からはテラスへ出ることもできる。
サンマルコ寺院からサンマルコ広場を見下ろす。
いや~こちらも素晴らしい眺めだ。
やはりサンマルコ寺院は博物館も入場するべき。
奥の方に進んでみると頭部だけの石像を発見。
サンマルコ寺院の外から写真を撮るとこんな感じ。
ここは灯里のとっておきの秘密の場所で、この石像は「あの御方」だ。
ここから灯里と暁、そしてあの御方が眺めていた景色を自分も堪能する。
閉館時間の関係でアニメのような夕焼けの時間には合わせられなかったが、それでもこのシーンと同じように黄昏れてしまった。
鐘楼
サンマルコ寺院のすぐ近くにシュッと建っている、サンマルコ広場のシンボルの一つ「鐘楼」。
きれいなレンガ造りが美しい。
高さは98.6mあり、近くに行くととても大きく感じる。
チケットを買って入場。
エレベーターに乗って展望エリアへ。
すぐに展望エリアに到着。
意外と広い。
柱に「ガリレオ・ガリレイ」のプレートがあった。
調べてみると、この鐘楼で天体望遠鏡の実験を行ったらしい。
毎日12時と18時にはヴェネツィアの街にこの鐘の音が鳴り響く。
下にいる時に聞いてもなかなかの音なので、ここにいる時に鳴ったら相当なものだろう。
ちなみにこの鐘で水の三大妖精たちは耳をふさいでいた。
いよいよ3人が見ていた景色を自分も見る。
鐘楼から眺めるヴェネツィアの景色をどうぞ。
こちらはサンマルコ広場方向の眺め。
これは現実の世界なのか?となるような景色にただただ絶句。
夕焼けのオレンジ色がこれまた素晴らしい。
こちらは海側。
もはや言葉にする必要がない景色。
周囲の島や行き来する船をずっと眺めていられる。
最後にサンマルコ寺院方向の眺め。
いやもう本当に、ため息が出るほど美しい。いや出た。
間違いなく人生で一番美しい景色だった。
みなさんも動画でこの景色を味わってみてください。
カフェ・フローリアン
鐘楼の景色を堪能した後は、サンマルコ広場にある「カフェ・フローリアン」へ。
ARIAファンなら誰もが知っているであろう場所だ。
ヴェネツィアに現存する最古のカフェで、外観も内装も大変素晴らしい。
灯里たちがお茶していたような位置で、誰もいないタイミングで写真を撮ることができてとてもラッキー。
もちろんフローリアンの名物であり、この店が発祥である「元祖カフェラテ」を注文。
コーヒーとミルクの分量を調節して自分で作る方式で、コーヒーカップ3杯分くらいあった。
灯里たちと同じ空間で元祖カフェラテを楽しむ素敵な時間。
また一つこれで願いが叶った。
元祖カフェラテをまた飲みたくて、滞在中にもう一度カフェ・フローリアンに来てしまった。
今度は外のテラス席で。
サンマルコ広場と寺院、鐘楼を眺めながら元祖カフェラテを堪能。
こんな至福のカフェタイムを2度も楽しんでしまった。
このときの自分は完全にカフェ・フローリアンの支配人の顔つきになっていた。
王の庭園
サンマルコ広場を出てすぐの場所にあるのは「王の庭園」。
王の庭園という名前には負けているが、普通に良い公園だ。
意外と広く、人混みに疲れたときにはここで休憩するのも良さそうだが、ベンチは結構埋まっていた。
オロセオロ運河
こちらはサンマルコ広場近くの、王の庭園とは逆側にあるスポット。
「オロセオロ運河」という場所で、1箇所にゴンドラがたくさん集まっている風景がとても良かった。
ここで直接交渉してゴンドラに乗ることもできるらしい。
ホテル・ダニエリ
次に紹介するのは、サンマルコ広場から歩いて5分ほどの場所にある「ホテル・ダニエリ」。
そう、ARIAに出てくる「水先案内店」の中でも随一の歴史を持つ「姫屋」のモデルになっているホテルだ。
細部までそのままだ。
窓を見ていると今にもひょっこり藍華が顔を出すんじゃないかという気さえしてくる。
願わくばここに泊まりたいと思っていたのだが、満室で断念した。
しかし、ランチ営業をしているということを知り、中に入ってランチをすることに。
憧れの姫屋の中へ。
豪華さは随分違っているが、姫屋そのままの姿で感動。
ホテルのロビーはこちら。
天井の装飾、柱、シャンデリアなどすべてが豪華で、宿泊には一人10万円ほど必要になる超高級ホテルだ。
それでも一度は泊まってみたい。
天井から差し込む光も美しい。
それにしてもすごい豪華で素晴らしいホテルだ。
階段の上からパシャリ。
うわ~もう姫屋そのものだよこれ。
エレベーターに乗り、最上階にあるレストランへと向かう。
エレベーターホールも凄い。
なんかすごそうな壺とかも展示されている。
ちなみにトイレの窓はステンドグラスになっていた。
それではレストランへ。
室内もとてもいい雰囲気だったが、天気も良かったのでテラス席へと案内してもらえることに。
こちらがテラス席。
ヴェネツィアの海と街を一望できる、最高のロケーションだ。
メニューを見たが正直何もわからないので、オススメ的なスペシャルワインと美味しそうな気がする料理を注文。
最初に出てきたのは、この貝の料理。
もしかして注文した料理ってこのちょろっとしたやつだけだったのか!?と不安になったが、これはお通しのようで安心した。
もちろん美味しい。
そして注文した料理が登場。
スカンピ(手長海老)のリングイネというパスタだったらしい。
これがビックリするほど美味しかった。
上に乗っている牛脂のようなものがスカンピなのだと思うが、これを崩してパスタに絡めて食べると幸せだった。
ワインにもよく合う。
間違いなく今まで食べたパスタで一番美味しかった。
至福のひとときを過ごしお会計。
合計70€(1万円ちょっと)という中々の値段だった。
というかこのワイン20€もする高級品だったのか。
だが、1万円ちょっとで姫屋(ホテル・ダニエリ)を満喫できたのだから、実はものすごくおトクなのではないだろうか。
ゴンドラに乗る
最後はヴェネツィアでやりたかったことの一つである、「ゴンドラ」に乗船した時の様子を紹介。
ホテル・ダニエリの正面にちょうどゴンドラ乗り場がある。
さっそく姫屋のウンディーネにゴンドラに乗せてもらおう。
晃さんと藍華を探してみたがおらず、居るのは中々にいかつい屈強な男たち。
それでも話しかけると笑顔で迎えてくれた。
そしてゴンドラに初乗船。
せっかくなので相乗りではなく、贅沢に一人で貸し切りにしてみた。
ゴンドラ出航!
ヴェネツィアの運河をゴンドラで進む優雅な時間。
ヴァポレットの疾走感も良いが、ゴンドラのゆったりと進む時間も素晴らしい。
こんな細い場所も通る。
ARIAのように華麗に通るのかなと思ったら、豪快に船体を擦り付けて通過した。
途中でウンディーネのおじさんが運河沿いの街の人に何かをもらっているシーンも目撃することができた。
めちゃくちゃネオ・ヴェネツィアの日常みたいな光景でとてもいい。
こちらはARIAでも度々登場している「ため息橋」。
「ため息が出るほど美しい~」というわけではなく、囚人が独房に入れられる前にこの橋を通り、窓の外を見て「ヴェネツィアの美しい景色を見られるのは最後か」とため息をついたというところから名付けられている。
せっかくなので持ってきたアリア社長の巾着とため息橋を撮影。
そして港に帰ってきた。
ちょうど夕焼けの時間帯でいい景色だ。
ゴンドラは30分100€ほどと高級なアクティビティではあるものの、ヴェネツィアに来たのなら一度は乗ってみてほしい。
ARIAファンなら必須だ。
以上、今回はヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場周辺を紹介しました。
どこを見ても絶景の本当に夢のような場所でした。
ヴェネツィアの記事はまだ続きます。
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