ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【山口】行くべき世界の名所に選定!西の京・山口市を巡る【山口県】

なんとニューヨーク・タイムズが発表した「2024年に行くべき52カ所」で、山口市が世界各地の観光地の中で3番目に選定された。

そんな山口県の県庁所在地・山口を紹介します。

まずは山口市の中心駅である山口駅へ。

県庁所在地の駅とは思えないほど味がある駅で、このまま量産型の駅舎にならずにいてほしい。

駅前に鎮座しているのは巨大な「大内人形」。

山口市の伝統工芸品であり、まんまるなフォルムとおちょぼ口が特徴。

駅構内はこんな感じ。

山口駅山口県全体の駅の乗降者数の中では13位らしい(1位は下関駅)。

駅前はこんな感じ。

本当にのどかである。

これは山口市のマンホール。

毎年8月6、7日に行われる「山形七夕ちょうちんまつり」がデザインされている。

山口の観光スポットを巡る

ここからは山口の観光スポットを紹介。

香山公園

まずは山口駅から車ですぐ、徒歩だと30分くらいの場所にある「香山公園」へ。

日本の歴史公園100選」にも選ばれている素晴らしい公園だ。

見よこの絶景を。

国宝である「瑠璃光寺五重塔」と紅葉の時期が近づきオレンジがかっている木々の景色が素晴らしい。

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五重塔に接近。

全国に現存する五重塔のうち10番目に古く、その美しさから「日本三名塔」にも数えられている。

せっかくなので公園内にある「瑠璃光寺」も参拝。

本堂がとてもカッコいい。

石で作られた五重塔もあった。

敷地内の散歩もとても楽しい。

平日の朝早くに来たので観光客も全くおらず、この素晴らしい景色を独り占めできた。

山口サビエル記念聖堂

次に紹介するのは、山口駅から徒歩20分ほどの場所にある「山口サビエル記念聖堂」。

香山公園からでも徒歩20分ほど。

この記念聖堂は、昭和27年に「フランシスコ・ザビエル」が山口を訪れて400年を記念して建てられたもの。

フランシスコ・ザビエルに関する展示がたくさんある。

気づいたかわからないが、ここは実は山口 "サ" ビエル記念聖堂であり、"ザ" ビエルではない。

なぜか山口ではザビエルをサビエルと濁らずに発音するらしい。

それでは礼拝堂の内部へ。

これまでに見てきた協会よりとてもカラフルだ。

その理由は、壁のあらゆるところにあるステンドグラス。

ちょうど晴れていて光が差し込んでおり、キラキラと輝いていて綺麗だった。

魚が描かれているかわいいステンドグラスもあった。

長門峡

山口の中心部から車で30分弱の場所にあるのが「長門峡(ちょうもんきょう)」。

山口市萩市に跨る渓谷であり、近くには「道の駅 長門峡」もあり、ここを拠点として散策できる。

遊歩道もしっかりと整備されている。

なんと道の駅 長門峡から5kmほども続いている。

いや~素晴らしい景色だ。

阿武川のエメラルドグリーンの色も美しい。

途中、出店で買ったウインナー串もとても美味しかった。

こちらは道の駅から歩いて5分ほどの場所にある「長門峡駅」。

その近くにあるのが「長門峡鉄橋」。

駅も橋もとても良い感じ。

そして多くのカメラマンたち。

何を撮影しているのかというと...。

しばらくすると現れたのが、こちらの「SLやまぐち号」。

なるほど、みんなこれを撮影しに来ていたのか。

確かに絶好のスポットである。

大音量の汽笛を鳴らし、黒い煙をモクモクと上げながら走るSLがとてもカッコよかった。

防府天満宮

最後に紹介するスポットは、山口市中心部から車で30分弱の場所にある「防府天満宮」。

山口市じゃないじゃん!」と言われるかもしれませんが許してください。

参道の入口にある石の鳥居が立派。

日本に天神さまは無数にあるが、ここ防府天満宮は「日本で最初に創建された天神さま」であるらしい。

朱色と翡翠色の本殿が晴天の空に映えていてめちゃくちゃカッコいい。

いい天気のときに来れて良かった~。

人も写ってないのが奇跡的。

本殿付近から参道方面の眺めも素晴らしく、奥には防府の市街地も見える。

参道ではフリーマーケットなども開催されていたので、掘り出し物を見つけるのも楽しいかも。

湯田温泉を満喫して宿泊した

ここからは山口で宿泊した「湯田温泉」を紹介していく。

山口駅からなんと電車で一駅で、歩いてでも行けるので松山の「道後温泉」にも似ているかも。

狐の足あと

こちらは湯田温泉内にある観光案内所の「狐の足あと」。

中には庭を眺めながら楽しむことのできる足湯があった。

山口の伝統工芸品も展示されている。

これは「大内塗」という漆器で、山口市周辺で作られている。

渋みのある深い朱色の地塗りが特徴で、とても綺麗だった。

2階には山口の観光スポットが写真付きで解説されていた。

その後は温泉街をぶらぶら。

色んなところに狐がモチーフとなっているものがある。

これは狐の招き猫。

ポストも狐だ。

マンホールもいろいろなデザインのものがあり、どれも色付きで見ているだけでも楽しい。

湯田温泉駅

ぶらぶらと歩いて湯田温泉駅に到着。

シンプルでレトロな駅舎が良い感じ。

その湯田温泉駅のとなりには、高さ8mの巨大な白狐が鎮座している。

湯田温泉はなぜこんな狐が多いかというと、「白狐伝説」が伝わっているかららしい。

この温泉の起こりは、三十世大内義興(よしおき)公の時代にまでさかのぼります。
そのころ、村のお寺にあった小さな池に、ケガをした一匹の白狐が毎晩傷ついた足をつけにやって来ていました。
その様子を眺めていた和尚さんが、夜明け近くになってようやく去って行く白狐の住みかをのぞいてみたところ、そこは、お寺の北東にある峰の中腹で、かつて二十四世大内弘世(ひろよ)公が紀伊熊野三所権現を迎えてお祀りした権現山だったのです。
不思議に思った和尚さんが、白狐をつけていた池の水をすくってみると、なんとほんのり温かい。そこで、さらに深く掘ってみたところ、なんと大量の湯がこんこんと湧き出てきたのです。

和尚さんが掘った池から出てきたのは、実は温かい湯だけではありませんでした。土の中からは同時に薬師如来の金像が現れたのです。喜んだ和尚さんは池を屋根で覆い、傍らに仏堂を建てて薬師如来を安置し、湯田温泉を鎮護する仏としたのです。

ということだ。

湯田温泉スリッパ卓球大会」というヘンテコな顔出しパネルもある。

山口は卓球の「石川佳純」さんの出身地であり、温泉といえばスリッパ卓球!ということで開催されているらしい。

駅構内には足湯もあり、多くの人が利用していた。

足湯に浸かりながら列車を眺めているのも楽しい。

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湯田温泉には温泉むすめの「湯田薫」も存在しており、パネルも設置されていたので撮影しておいた。

暗くなってきたので本日の宿に戻る。

帰り道にはこんな立派な足湯もあった。

手湯もあった。

KRR山口あさくら

湯田温泉で宿泊したのがこちらの「KRR山口あさくら」。

湯田温泉の中心部からは少し離れた場所にある。

割とリーズナブルな値段で宿泊できるお宿なのに外観も内装もなかなか雰囲気が良い。

明治維新の時期を牽引した長州藩士のパネルもあった。

伊藤博文」の若い頃の姿を初めて見た。

宿泊エリアの床も桜が舞っているデザインで素敵。

このお宿がリーズナブルな理由がこちら。

実は部屋がシンプルなビジホ仕様。

一人旅ならこれでも十分だ。

夕食の前にひとっ風呂。

もう皆食事の時間に入っていたのか、貸切状態でゆっくりと楽しめた。

露天風呂の雰囲気もいい。

さてお待ちかねの夕食へ。

館内に本格的なレストランあるのも良い。

贅沢にふぐのフルコースになります。

食前酒は「とらふくのひれ酒」。

初めてひれ酒を飲んでみたが、匂いと味が結構苦手だった。

先付の「鉄皮三種盛り」。

ふぐの色々な皮をポン酢で頂く。

それぞれ食感が変わっており楽しかった。

前菜は「季節の盛り合わせ」。

メイン料理に入る前に地酒の飲み比べを注文。

山口県の銘酒「獺祭」などが楽しめる。

メインは「とらふく刺し大皿」。

これで1人分!?と思うほどの量で、歯ごたえが良くとても美味しい。

5枚くらいグワッと掴んで食べるのがものすごく贅沢だった。

これは「小ふくの唐揚げ」。

ふぐなので淡白な味だが、ホクホクで美味しかった。

そして鍋物の「とらふくちり」へ。

もうこの具材だけで美味しそう。

昆布でとった出汁の中に具材を投入。

ふぐが美味しいのはもちろんだが、きのこや白菜、ネギなどもとても美味しかった。

食べ終わった後は卵とご飯を投入し雑炊に。

この雑炊がすんげ~美味い。

ふぐやいろいろな食材の出汁が凝縮されているようで、もみじおろしなどを入れても絶品だった。

漬物三種盛りも美味い。

「季節のデザート」で締め。

ふぐを最大限に味わい尽くせた夕食だった。

しかし、せっかくなので・・・と思い、山口県名物の「瓦そば」を追加注文。

アッツアツの瓦の上には緑色の茶そば、その上には錦糸卵や牛肉そぼろなどが載っており、見た目がとても良い。

カリカリになった茶そばをつけ麺のようにつゆに付けていただく。

これがものすごく美味しくて、ふぐのフルコースを食べ終わった後でもペロリと完食できた。

こちらは朝ご飯のメニュー。

小鉢が豊富でどれもとても美味しく、ご飯が何杯でも食べられた。

 

以上、今回は行くべき世界の名所に選定された山口市を紹介しました。

景色もよく食べ物も美味しく、近くに温泉もあるとてもいい場所でした。

 

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