この記事の続きになります。
今回紹介するのはスイスの都市・チューリッヒ。
首都ではないがスイス最大の都市で、ヨーロッパ有数の世界都市。
そんなチューリッヒを観光してきました。
チューリッヒを巡る
フランスのコルマールから格安で3時間ほど。
スイスのチューリッヒに到着。
バスターミナルから歩いてチューリッヒ中央駅へ。
スイス最大の鉄道駅であり、国内だけでなくヨーロッパ各地に発着する列車のターミナル駅となっている。
とても広いので意外と混雑はしていなかった。
これはスイス国鉄の列車。
白と赤の車体と矢印をくっつけたようなマークがカッコいい。
駅自体もとてもカッコいい。
天井から謎のモニュメントが吊り下がっている。
これは「ニキ・ド・サンファル」という芸術家の「ナナ」という作品で、チューリッヒ中央駅を利用する客を空中から見守っているらしい。
チューリッヒに着いたときは夜だったので分からなかったが、昼間に来てみたら中央駅はこんな外観だった。
ヨーロッパの駅っぽく彫刻が凝っていてカッコいい。
チューリッヒトラム
チューリッヒには地下鉄が走っておらず、中心部の移動にはトラムを利用する。
アプリで1日乗車券などが買えるので便利。
外観はこんな感じ。
白と青の車体が爽やか。
中も結構きれいで、色使いも良かった。
冬に行ったので、雪が舞う市街地をトラムが走る風景がとても風情があった。
昔、トラムを廃止して地下鉄に置き換える計画があったが、住民投票によって廃止を免れたらしい。
ぜひこの風景をこれから先も守ってもらいたいものだ。
ポリバーン
チューリッヒ中央駅から歩いてすぐの場所にあるのが「ポリバーン」。
ポリバーンとはチューリッヒ中心部を走るケーブルカーである。
こちらもトラムの1日乗車券などで乗ることができる。
運行間隔は2分半で、終点までの所要時間はわずか100秒。
一瞬だったが、急坂を登っていくのが楽しい。
終点にあるのは「国立チューリッヒ工科大学」。
この場所には「ポリテラス」というテラスがあり、チューリッヒの中心部を一望できる。
このポリバーンの路線は利用者数はそんないないんだろうな~と思ったが、年間200万人も利用されているらしい。
グロスミュンスター
ここからはチューリッヒの中心部にある2つの大聖堂を紹介。
入口の門もとても立派。
扉の彫刻が一つ一つ違っているのがすごい。
中に入ってみた。
う~んとても良い感じ。
パイプオルガンもすごく立派で迫力がある。
この大聖堂の一番の見所は「ステンドグラス」。
カラフルなタイルのようなものもあれば、
緑色のスライムのようなステンドグラスも。
こちらはすりガラスのようなステンドグラス。
柔らかく差し込む光が綺麗。
一番気に入ったのはこの瑪瑙が一面に敷き詰められたステンドグラス。
色とりどりの瑪瑙の断面がとても綺麗だった。
フラウミュンスター
次に向かったのはグロスミュンスターから橋を渡ってすぐの、チューリッヒの中心を流れる「リマト川」の向かいにある「フラウミュンスター」。
フラウミュンスターは鋭く尖った塔が目印。
中はこんな感じ。
パイプオルガンも素晴らしい。
ステンドグラスも良い感じ。
フラウミュンスターはグロスミュンスターとは違い、いろんな部屋を見学できるのでちょっとした探検気分を味わうこともできる。
展示されている絵なども多い。
地下もあったので行ってみた。
なんと地下は美術館や博物館のようになっていた。
これはここの地下から発掘されたものだろうか。
小さな遺跡のようなものもあった。
リンデンホフの丘
前編最後に紹介するのは、チューリッヒ中央駅から歩いて10分ほどの場所にある「リンデンホフの丘」。
小高い場所にある普通の公園のような感じ。
なぜここに来たのかというと・・・。
ここからチューリッヒの街並みを眺めるためである。
最初の方に紹介したポリバーン・テラスからの眺めも良かったが、このリンデンホフの丘からの眺めもとても良い。
欲を言えばもうちょっと天気が良かったらな~。
そしてこの場所から眺める夜景もまた素晴らしい。
中心部からすぐ歩いていける場所にあるスポットなので、チューリッヒを訪れたらぜひ行ってもらいたい場所だ。
以上、今回はスイスのダウンタウン・チューリッヒを巡るの前編を紹介しました。
後編では一風変わったスポットやグルメ情報をお届けします。
後編はこちら。
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