ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【横手】焼きそばとかまくらの街・横手を巡る【秋田県】

秋田県の南東部にある横手市

「横手のかまくら」や日本三大焼きそばの「横手やきそば」で有名な横手市を散策してみました。

横手のスポットを巡る

まずは横手駅周辺を散策。

とてもきれいな駅舎だ。

駅舎内は雪をイメージしているようなイルミネーションがあって綺麗だった。

有名な「横手のかまくら」の顔出しパネルもある。

駅自体は2階で、1階には横手市の観光情報センターがある。

横手市名物である「横手やきそば」の店舗マップや、漫画「釣りキチ三平」と横手市のコラボポスターが展示されていた。

釣りキチ三平の作者である「矢口高雄」さんは横手市(旧西成瀬村)出身で、記念展なども開催されていたらしい。

その他、横手のまつりの紹介もされていた。

マンホールは横手城やかまくらなどが描かれたデザインとなっている。

横手プラザホテル

横手で宿泊したホテルは、横手駅前にある「横手プラザホテル」。

普通のホテルかと思いきや、なんとカプセルルームが存在する。

地方都市でカプセルがあるのは宿代節約にもなりとても嬉しい。

宿泊者はすぐ近くにある「横手駅前温泉ゆうゆうプラザ」を無料で使用できる。

通常利用は1100円なので、これだけでもかなりのサービスだ。

そしてもう一つの凄いサービスがこちら。

なんと16:00~19:00まで生ビールが無料で飲み放題なのだ。

時間内に4杯ほど飲んだので、温泉と合わせればこれだけで宿泊が実質無料になっているような気がする。

横手駅徒歩1分、駐車場も無料で紹介したサービスも付いてなんと1泊3000円ピッタリ。

もう横手に泊まるならここ一択ではないだろうか。

横手公園

横手駅から車で10分ほどの場所にあるのは「横手公園」。

春は桜まつり、冬はかまくらなどいろいろな景色を楽しめる場所。

イベントの時期にも行ってみたいが、通常の状態の公園でもすごく景色がいい。

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横手公園の中には「横手城」もある。

横手城という名は後から付けられたもので、当時は「朝倉城」と呼ばれていたらしい。

この立派な天守は「模擬天守」であり、実際には天守はなかったらしい。

この模擬天守は博物館と展望台になっている。

せっかくなので横手城を含め4つの施設を楽しめる共通券を購入してみた。

なんと4館楽しめて100円。安すぎる。

こちらは横手城のキャラクター「とむらくん」。

横手城主であった「戸村氏」にちなんだ名前だ。

館内には甲冑などが展示されている。

こちらは「横手筆」。

明治~大正時代に製造が最盛期を迎え、日本国内はもとより朝鮮、満州などにも輸出されていたらしい。

最上階は展望台となっている。

展望台からは横手の市街地などを一望できて、すごくいい景色だった。

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かまくら

次に向かったのは、横手公園から車で5分ほどの場所にある「かまくら館」。

横手の市街地にあるので、横手駅から徒歩でも行ける。

このかまくら館では、一年中どの時期に来ても横手名物である「かまくら」を体験できる。

かまくらゾーンに行く前に展示コーナーを見てみる。

いろいろなテイストの横手かまくらのポスターがあって面白い。

横手のかまくらは曜日関係なく毎年2月15日と16日の2日間の開催。

生で見てみたいけど開催が2日間しかなくて難易度が高いんだよなあ。

横手かまくらの翌日は「横手のぼんでん」という祭りも行われているらしい。

さてメインであるかまくら室へ。

入口はとても頑丈そうな扉になっている。

かまくら室の中へ。

室温は-10℃となっておりヒンヤリとして気持ちいい。

これが横手のかまくら

ちゃんと冬に横手の雪を使って職人が作ったものらしい。

中にはゴザがひかれており囲炉裏が設置されていた。

小さな賽銭箱などもあった。

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石坂洋次郎文学記念館

こちらも横手中心部から車で5分ほどの位置にある「石坂洋次郎文学記念館」。

石坂洋次郎」とは、横手で教師をしていた作家らしい。

書斎の様子が再現されていた。

自分は石坂洋次郎という人について全く知らなかったが、知っている人ならばいろいろな展示を楽しめるのだろう。

後三年合戦金沢資料館

最後は横手の中心部から車で15分ほどの場所にある「後三年合戦金沢資料館」。

後三年合戦とは、

今から900年前頃、源氏が横手に本拠を構えていた清原氏を攻めた戦いで、貴族の世界から武士の世界へ変わることに影響を与えた日本史にとって大きな戦いです。

とのことで、非常に重要な戦いであったらしい。

この人形は「鎌倉権五郎景政」という人の人形。

矢が右目を貫いて首まで貫通していたのに戦ったらしい。

展示資料や映像資料も豊富だったので、歴史が好きな人にはとても楽しめるスポットだと思う。

横手グルメを食べ尽くす

まいど

ここからは横手のグルメを紹介していく。

まずは横手駅西口からすぐの場所にある「まいど」さん。

横手名物である「横手やきそば」のお店であり、このお店は「元祖ホルモン焼きそば」のお店でもある。

柔らかいホルモンとキャベツ、太麺に濃厚なソースがとてもよく合う。

途中で目玉焼きを崩して絡めたり、紅生姜とともに食べるのもとても美味しかった。

あつあつ亭

お次は横手の繁華街にある「あつあつ亭」さん。

外観も店内もとても美味しそうな雰囲気がある。

こちらの横手やきそばは非常にスタンダードのもの。

横手やきそばの具の特徴である豚ひき肉もよく絡まって美味しい。

福神漬けもいいアクセント。

こちらのお店では他のメニューも食べてみた。

こちらは「手羽めんたい」。

手羽先の中にたっぷりと明太子が詰め込まれており、お酒のおつまみにピッタリでとても美味しかった。

最後はこの店オリジナルの「よこて焼き」を注文。

見た目は長方形のお好み焼き。

生地には米粉が使われており、中身はキャベツがどっさり。

福神漬けが中に一緒に入っているのも面白く、とても美味しかった。

北海屋

最後に紹介する横手やきそばのお店は「北海屋」さん。

同じく繁華街にある。

店内は居酒屋になっており、奥には座敷もあってかなり賑やか。

ここの横手やきそばは、今まで見た横手やきそばの中で一番見た目が良い。

ザ・横手やきそばという見た目が本当に美味しそう。

この横手やきそばの特徴は、ソースが結構あっさり系でつゆだくであること。

これまでに食べてきたものとはまた違った感じで、ズルズルといける。

追いソース用のソースがあったのもとても良かった。

味一番

最後に一軒、横手やきそばとは違う名物を食べられるお店を紹介。

それが横手の中心部から南に車で20分ほどの、十文字エリアにある「味一番」さん。

店内はなかなかクセがあり、掲示されている文字を読んでいるだけで楽しい。

ここで食べられるのが、このエリア名物の「十文字ラーメン」。

シンプルな見た目の中華そばだが、スープがとても透き通っている。

十文字ラーメンの特徴は、煮干しや鰹節を使用したあっさり醤油スープと、かんすいを全く使用しない細縮れ麺。

この麺が独特の食感で面白く、スープもとても美味しかった。

会計しようと思ったらサービスでソフトクリームをもらった。

1回ずつカセットをはめて作るタイプのソフトクリーム機を初めて見た。

黄みがかった濃厚なバニラソフトが美味い。

9月だったが、この日は結構暑かったのでちょうどよかった。

 

以上、横手の観光スポットやグルメを紹介しました。

次は雪のある冬の時期にも行ってみたい。

 

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