今回は島原天草一揆と天草四郎、キリシタンなどで有名な熊本県の天草エリアを紹介。
離島らしい景色や美味しい海の幸、温泉も最高でした。
天草の中心地を巡る
まずは長崎県の島原半島の南にある口之津港から天草へと向かう。
天草の鬼池港へは約30分、車を載せて3000円ちょっとだった。
すぐに天草諸島が見えてきた。
フェリーがなければ島原から天草へは5時間ほどはかかる。
本当にありがたいものだ。
天草到着即昼飯へ。
知り合いに教えてもらったオススメの店、「海の幸 ひらはた」に行ってみた。
オススメされた活カワハギ丼を注文。
めちゃくちゃ美味そう~。
小皿に入っているのはカワハギの肝。
これに醤油を混ぜてカワハギ丼のタレを作る。
作った濃厚~な肝醤油をカワハギにかけて食べればもう最高。
カワハギを生で初めて食べたが、プリプリでとても美味しかった。
一緒に付いているカワハギのアラ汁も最高だった。
美味しい昼食を食べた後は天草の街を巡る。
街の中心にあるのが「天草宝島国際交流会館ポルト」。
中には「WANIMA」関係の展示がいっぱい。
メンバーは3人全員熊本県出身で、うち2人は天草出身らしい。
「天草宝島親善大使」というものになっているらしい。
WANIMAっぽい車も展示されていた。
近くには天草四郎の絵も飾られている。
中性的な美しい顔立ちの美少年らしい。
ポルトから歩いてすぐの場所には、石の橋がある。
「祇園橋」と言い、石橋では全国で最大のものらしい。
とても存在感があった。
次は「天草キリシタン館」へ。
天草の中心から歩いて15分ほどの距離にある。
キリシタン館にある銅像は精巧に再現されているらしく、いくつもある天草四郎像の中で一番忠実らしい。
キリシタン館の中の展示物は大体のものが撮影禁止だが、とても楽しめる。
入館料は300円くらいなので是非行ってもらいたい。
屋上からは天草の街を一望できる。
海と他の島も見えて気持ちがいい。
天草の郊外を巡る
ここからは天草の中心地を離れて郊外のスポットを紹介。
まずはこちら「倉岳大えびす」。
車で30分ほどの距離にある。
すべて大理石で作られた、10mある日本最大の像だ。
とても迫力があり、WANIMAの聖地でもあるらしい。
次はえびす像から車で30分ほどの場所にある「ミューイ天文台」へ。
途中から結構な山道を走るので運転には注意しよう。
中は暗闇で光る塗料で星座や惑星などが描かれておりとても綺麗。
一番上には天体望遠鏡がある。
天体望遠鏡のところには、わかりやすく絵と文字で説明された天体に関する資料が貼ってあり、これを見ているだけでも楽しい。
手作り感があるのがとてもいい。
ガラスを覗くと太陽系の惑星が立体的に展示されていてとても良かった。
本当にこのブラックライトで光っている星座たちが綺麗だ。
天文台の近くの小高いところを少し登っていくと展望スポットもある。
熊本県の対岸や他の島々が見渡せてとても景色がいい。
お次は海の方へ。
ミューイ天文台から車で1時間ほど、上天草にある「江樋戸港(えびとこう)」へ。
ここはちょうど夕日がキレイになってきたので、どこかいい感じの場所ないかな~と探して発見した場所だ。
漁船と港、オレンジの空が反射して水面までオレンジになっているのがとても綺麗だった。
これは別日に行った「三角西港(みすみにしこう)」。
上天草市の隣の宇土市にあり、先程の江樋戸港からは車で約15分。
釣りをしている人が多かった。
世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」の一つになっている。
日本唯一の現存する明治の港湾施設らしい。
レトロな感じがとてもいい。
中もレトロな感じがとてもいい。
この洋館の他にも何個か施設があったのだが、工事中だったのでまた今度ほかの施設も見てみたい。
三角西港から車で約20分東に向かうとあるのが「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」。
海に向かって電柱が立ち並んでいるのがカッコいい。
干潮時は海から道も現れて歩けるらしい。
長部田海床路と三角西港のちょうど中間あたりにあるのが「御輿来海岸(おこしきかいがん)」。
この有明海岸は、満潮時と干潮時の差が日本一で、干潮時にはこのような美しい模様が現れる。
夕日百選にも選ばれているようで、丁度いいときに来られてよかった。
大洞窟の宿に泊まる
最後に紹介するのは、天草観光の際に泊まった温泉宿である「大洞窟の宿 湯楽亭」。
受付には「日本秘湯を守る会」の提灯がかかっていてワクワクする。
この提灯がある温泉でハズレのところは見たことがないので期待が高まる。
案内された部屋はとてもいい和室。
窓際にくつろぎスペースがあるのも最高。
さっそく温泉へ。
この宿では「赤湯」と「白湯」の2種類の天然温泉が楽しめる。
しっかり説明が貼ってある温泉はいい温泉。
まずはこの赤湯。
有馬温泉のような茶色で、炭酸泉でもある。
勢いよく源泉かけ流しされておりとても気持ちいい。
浴槽には赤湯の温泉成分が大量に付着しており、鍾乳洞のようになっている。
そしてメインの大洞窟風呂へ。
本当にでかい洞窟で、探検しているようで楽しい。
人も全く居なかったので独り占めできて幸せだった。
露天風呂もある。
これは明るい時間だが、赤湯なのに緑色になっていて綺麗だった。
これはもう一つの源泉である白湯。
泉温が30℃ほどなのでひんやりして気持ちいい。
ちなみにこの白湯は、部屋の冷蔵庫にペットボトルで冷やされており、飲むことができた。
少し甘みがあってとても美味しい。
最高の温泉を堪能したらお待ちかねの夕食。
まずは刺し身。
分厚い切り方でとても食べごたえがあって美味しい。
なんかカッコいい模様だったカニ。
味噌がとても美味しかった。
鯛の塩焼きは見た目通りの旨さ。
泊まったのがハロウィンの時期だったのでハロウィンをイメージした料理も出てきた。
これはきのこと牡蠣の鍋。
どちらも甘辛いタレに絡まってとても美味しかった。
〆はご飯と漬物とデザート。
このご飯は先ほど紹介した「白湯」で炊いたものらしく、甘みが強くてめちゃくちゃ美味しかった。
最高の夕食を食べたら窓際のくつろぎスペースの椅子に座ってくつろぐ。
もう最高のひとときだった。
そしてまた温泉に入り就寝した。
そして朝はもう見ただけで完璧な朝食。
特にどんぶりで出されたアラ汁が最高。
朝食後はまたたっぷり温泉を満喫。
風呂上がりにロビーに行ってみるとコーヒーと茶菓子のサービスがあった。
この茶菓子のチョコレートもとても美味しかった。
最高な宿だったのでチェックアウトギリギリまで満喫してしまった。
また絶対に泊まりたい。
以上、天草とその周辺の紹介でした。
熊本県にはまだまだ行きたいところがあるのでどんどん訪れたい。
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