有名な歴史上の人物もたくさん輩出した萩の街を紹介します。
須佐ホルンフェルスへ
まず向かったのはここ、須佐ホルンフェルス。
萩市の中心からは40kmほど東にあり、島根県との境近くにある須佐湾にある。
ホルンフェルスとは、熱によって変成した岩の一種であり、須佐ホルンフェルスはその中でも特別美しく、日本の地質100選などに指定されている。
駐車場からでも見えるが、歩いて間近まで行ける。
目の前には須佐ホルンフェルス、足元には波ととても迫力があった。
萩の宿で絶品料理を喰らう
この日はそのまま萩の中心に向かい、今日の宿へ。
萩らしい広い和風のいい宿。
そしてお楽しみの夕食。
渡された本日のメニューは文字がびっしりと書いてあり驚いた。
前菜からすごかった。
ピーナッツごま豆腐も美味しいし、柿の器も食べられた。
土瓶蒸しの中には松茸も入っており、スープがごくごく飲めた。
ナスと鴨の煮物もすごく美味しい。
お造りも美味しい、特にマグロが絶品。
焼き物は魳(かます)でこれも絶品。
ふぐのフライをタルタルで頂く。
タルタルソースの中にはらっきょうが入っており、コリコリして美味しかった。
長萩和牛のしゃぶしゃぶ。
赤身なのに口の中でフワッと消えてめちゃくちゃ美味しかった。
最後に出てくるのが白米と味噌汁。
今まではなんで最後に白米と味噌汁が出てくるんだ?と思っていたが、たしかにこれはこれで良い。
炊きたての白米と漬物を一緒に食べて赤だしの味噌汁で流し込む。
これは最高。
デザートは焼きリンゴとさつまいものプリン。
スイートポテトかな?と思うくらいさつまいもの甘味と旨味が出ていて美味しかった。
今まで食べてきた料理の中でもトップクラスの夕食だった。
翌朝の朝食はこちら。
見た目からもうめちゃくちゃ美味しそう。
はい、大変に美味しかったです。
また機会があれば泊まりに来たい素晴らしい宿でした。
萩城址と萩博物館へ
この日もとてもいい天気だったので朝から萩城址を散歩。
入口には毛利輝元像がある。
萩城跡の周りは石垣があり、その中を散歩するのも楽しい。
城自体は無いのだが、とてもいい景色だった。
次は歩いて萩博物館に向かう。
途中の橋からの景色もなかなかに最高だった。
遊覧船もあるみたいで、船に乗ってブラブラするのも楽しそうだな~と思った。
道路を歩いていても萩の街らしい立派な門や、泥、石の壁などいい感じの景観が広がる。
そして歩いて15分ほどで萩博物館に到着。
入ってみると立派な展示物に驚く。
歴史についてのものばかりかと思っていたが、動物や魚の剥製などもありなかなかに楽しい。
長州藩士の高杉晋作のゾーンもあり、生い立ちや明治維新に尽くした人生など、とても見どころが多い。
撮影禁止のゾーンも多いが、とても楽しめて時間があっという間に過ぎていった。
萩の城下町へ
そして萩が誇る城下町へ。
明治日本の産業革命遺産として世界遺産にも登録されている萩の城下町を巡る。
城下町に入った途端、趣のある素晴らしい景色が広がる。
武家屋敷や白壁など本当にいい雰囲気が漂う萩の城下町。
ぶらぶらと歩いているとカフェを発見したので入ってみる。
この時は10月終わりの完全な秋だったが、萩夏みかんそふとがあったので注文。
中庭に座って秋晴れの中で食べる甘酸っぱい夏みかんソフトはとても美味しかった。
引き続き萩の城下町を歩く。
神社には毛利元就の家紋もあった。
歴史をあまり知らない自分でも、この家紋は「見たことがある」となった。
城下町の一番奥には高杉晋作の像がある。
高杉晋作が誕生した家もこの近くにあり、萩を語るには欠かせない人物であることがとてもよくわかった。
萩の名所を巡る
萩城下町を離れて他の萩の名所を巡る。
まずは萩城下町から3kmほどの場所にある松陰神社へ。
自然が多くてとてもいい場所だった。
鳥居をくぐったすぐにある明治維新胎動之地の石碑の文字は、内閣総理大臣だった佐藤栄作の書いた文字らしい。
次は萩反射炉へ。
松陰神社から3km弱の位置にある。
これも萩の誇る世界遺産の一つである。
見るものは反射炉だけで、おお~となるだけだが反射炉がある位置からの景色はなかなか良かった。
次に向かったのは萩反射炉から4kmほどの位置にある明神池。
特に世界遺産などではないがいい景色だった。
鯉もたくさんいてボーッと見て回るだけで楽しい。
ふらふらしてたら猫も来てとても可愛かった。
萩の中心地へは東萩駅のほうが近く、利用客も東萩駅のほうが多そうだった。
このレトロな外観の萩駅舎は、登録有形文化財に指定されている。
水色っぽい洋館のような駅舎はとても美しい。
軽い博物館のようにもなっており、これまでにあったイベントの電車のヘッドマークなどが展示されていた。
昆虫トレイン、とても気になる。
駅の横には観光案内所もあり、正面に置かれている猫のキャラクターの木彫りがいい味を出していた。
こちらは東萩駅。
駅舎の外観は、萩城下町を意識しておりこちらもなかなかにいい感じだった。
丸一日萩市に居たが、まだまだ見足りないと感じるほど見どころが多く、とてもいい街だった。
よかったらクリックお願いします。