戦艦大和や数々の名鑑を生んだ、かつての東洋一の軍港の街であった呉。
当時の面影を残す景色がとても素敵な場所でした。
東洋一の軍港の街・呉を巡る
ゆめタウン呉
中国地方に来ると必ず目に入るのが「ゆめタウン」。
もちろん呉にもあって、ピンク地に白文字で「you me」と書かれた看板がとても目立つ。
そのゆめタウン呉の近くからは呉が誇る二大ミュージアム「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」がとてもカッコよく見渡せる。
この二大ミュージアムについては別記事で紹介する。
大和波止場
港のほうへ歩いていくと途中に潜水艇が展示されている。
この「しんかい」は日本で初めて建造された有人の潜水調査艇らしい。
先に進むとあるのが「大和波止場」。
床が戦艦大和の甲板のサイズと同じになっており、戦艦大和の大きさがよくわかる。
夜には海の向こう側に見えるクレーンの灯りなどがとても綺麗なスポットにもなる。
近くには呉のフェリーターミナルがあり、そこの「呉みなと展望台」からの眺めも最高だ。
これぞ呉という景色。
呉駅
続いて呉駅へと向かう。
途中の通路には、呉が舞台となっている映画「この世界の片隅に」のポスターが。
当時の呉がどのような感じだったのかがよくわかる良い作品だったので観てほしい。
こちらが呉駅。
駅名がデカくていい見た目をしている。
中はこんな感じ。
天井がガラスになっていて外の光が入ってきているのがとても良い。
クレストという駅ビルも入っており、ショッピングも楽しめる。
駅の外からホームを眺めたらこんな感じ。
大和温泉
呉駅の裏側すぐの場所には、日帰り入浴施設もある。
天然温泉でサウナもあり、露天風呂のある場所からは夜景も綺麗に見える。
とてもいい入浴施設だった。
ちなみに呉のマンホールには戦艦大和がデザインされている。
呉中心商店街
呉駅から歩いて10分ほどのところに中心商店街がある。
レトロでどこか懐かしいような雰囲気がとてもいい。
呉市の公式キャラクターである「呉氏」のシャッターアートもあった。
さらに進んでいくと「れんがどおり」という立派なアーケード街も現れる。
名の通り、道路がレンガになっているのだが写真を撮るのを忘れてしまった。
歴史の見える丘
次に紹介するのは、呉駅から2kmほどの場所にある「歴史の見える丘」と呼ばれる場所。
やや遠いので車を使いたいが、近くに駐車場がないのが悩みどころ。
だが、その分眺めは素晴らしい。
戦艦大和が建造されたドックと巨大なクレーンを眺められる景色は圧巻。
「歴史の見える丘」と呼ぶに相応しい場所だった。
アレイからすこじま
歴史の見える丘からさらに1.5㎞ほど呉駅から離れた場所にあるのが「アレイからすこじま」。
潜水艦が見られることで有名なスポットだ。
近くに駐車場もあるので、先ほどの歴史の見える丘へはこちらから歩いたほうがいいかもしれない。
「アレイからすこじま」という名称は、呉浦にあった「烏小島」という島の名称と、英語で小道という意味の「アレイ」からきたものらしい。
「潜水艦桟橋」というのもあったが、関係者しか中に入れないみたいだった。
それでも潜水艦がこんなに近い位置で見られるのはすごい。
写真を見てみればわかると思うが、人と比較したときの大きさがすごい。
めちゃくちゃ迫力がある。
潜水艦の他にもとても大きな艦艇が居た。
何かを運んだりするための艦なのだろうか。
ちなみにアレイからすこじまから道路を挟んだ対面には、赤レンガ倉庫がある。
倉庫として使われてないものはカフェやバーになったりしていた。
灰ヶ峰
最後に紹介するのは呉の北部にある「灰ヶ峰」。
呉の中心部からは車で約30分で頂上にある展望台に着く。
標高は737mで、かなりの山道なので運転には要注意。
この丸い建物は気象レーダーらしい。
展望台から見えた夕焼けが素晴らしかった。
呉の隣の江田島市や四国までもが見えるらしい。
オレンジ色に沈む夕日と飛行機雲、海に浮かぶ島々がとても綺麗だった。
夕日が沈み、辺りが暗くなってくれば次は夜景のターン。
四角く光る呉の市街地の夜景がうっとりするほど美しく、まるで宝石箱のようだった。
函館や長崎の夜景にも引けを取らないほどの美しさで、人も少ないので自分はここから見る夜景が一番好きかもしれない。
以上、今回は呉の記事第一弾としてミュージアム以外のスポットをざっと紹介してみました。
次回は呉が誇る二大ミュージアムである大和ミュージアムとてつのくじら館を紹介しようと思います。
続きはこちら。
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