ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

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【梼原】雲の上の町・梼原と四国カルストを巡る【高知県】

高知県の山間部・愛媛県との県境に位置する町・梼原。

面積の9割以上が森林で、最大標高も1400mを超える。

四国カルストも擁する雲の上の町・梼原を紹介します。

雲の上の町・梼原に泊まる

梼原(ゆすはら)は高知県愛媛県の県境に位置する町で、両方の県庁所在地から車で約2時間と本当に真ん中の位置にある。

中心部には国道440号が通っており、その道路沿いに店などが建っている。

後ろに大きな山がそびえる景色がとてもいい。

梼原の街並み

梼原の中心にあるのが今回宿泊した「マルシェ・ユスハラ」。

とてもオシャレな外観だ。

マルシェ・ユスハラ

実はこの施設は「まちの駅 ゆすはら」と合体しており、入口に入るとこのような感じになっている。

2階と3階に見えているのが客室フロアだ。

まちの駅 ゆすはら

部屋も広くて綺麗でおしゃれ。

デザイン性が高くてそれだけでとても気持ちがワクワクした。

部屋

夜ご飯は名前を見て絶対美味しそうだと思った「美味美味亭」さんへ。

美味美味亭

とりあえずビールとタン、カルビと白米を注文。

うん、美味しそう。

焼肉セット

「キジ肉」という珍しいものもあったので注文。

どうやらキジ料理は梼原のグルメの一つらしい。

キジ肉

キジ肉は鶏肉より歯ごたえがあってとても美味しかった。

なかなか食べることができないものなので、とてもいい経験になった。

キジ焼き鳥

普通の肉も上質で美味しく、店名の通りだった。

美味そうな肉

夕食後はお風呂。

ホテルでは「雲の上の温泉」の入浴券をもらえる。

入浴券

雲の上の温泉はホテルから2.5㎞ほど離れているので、バスで送迎してくれる。

雲の上の温泉

温泉は泉質も良くヌルヌルでとても良かった。

露天風呂は夜なので真っ暗だったが、昼間は良い景色なのだろう。

サウナや水風呂、外気浴もある。

薬湯もあったが、すごい強烈で肌がヒリヒリするくらいだった。

休憩スペース

翌朝は近くの喫茶店へ。

COFFEE FLAG

モーニングを注文。

自家焙煎珈琲の店なのでコーヒーが美味しい。

モーニング

メインはトーストでなくホットサンド。

シャキシャキレタスとトマト、とろーりチーズがとても美味しかった。

ホットサンド

梼原中心部のスポットを巡る

梼原千百年物語り

ここからは梼原中心部の観光スポットを紹介する。

まずはこちら「梼原千百年物語り」。

梼原千百年物語り

ここでは名の通り、梼原千百年の歴史について学ぶことができる。

資料も映像も豊富で良い。

入口

特に幕末から明治維新にかけてのことが詳しく紹介されている。

梼原は坂本龍馬らが脱藩する際に通った道ということで、坂本龍馬の像が置かれていた。

坂本龍馬の像

建築家「隈研吾」の小さなミュージアムもある。

隈研吾ミュージアムもある

ここでは建築家隈研吾のデザインした建築の歴史を知ることができる。

梼原の友人から、助言を求められたのがきっかけで隈研吾は梼原に関わるようになったらしい。

実は今回泊まったホテルも隈研吾デザインのものだった。

隈研吾の小さなミュージアム

実際に模型が置かれているものもある。

カッコいい。

木橋ミュージアムの模型

ミュージアムの窓からは梼原町役場が見える。

役場も隈研吾デザインで、後ろの青空と山々との景色がまた素晴らしい。

梼原市役所が見える

天気が悪いときは悪い時で、山に霧がかかって幻想的な雰囲気になり、これはこれでなかなか良い。

天気が悪い日もなかなか良い

別館もあり、こちらは幕末維新コーナーとなっている。

本館より広く新しい。

別館

映像も展示物もとても充実しておりとても良い。

坂本龍馬武市瑞山

那須俊平の槍

幕末維新コーナーを過ぎると、梼原の暮らしコーナーに入る。

昔使われていた道具が展示されている。

梼原の生活道具

梼原の文化的なものも知ることができる。

梼原の文化

昔の硬貨や紙幣も展示されていた。

これだけいろいろな展示を見ることができるのに入場料はなんと200円。

梼原観光の際には特におすすめできるスポットだ。

昔のお金

梼原町役場

梼原千百年物語りの目の前にあるのが、先程窓から見えた「梼原町役場」。

泊まったホテルと見分けがつかないような外観だ。

梼原町役場

中にも入ることができる。

木のぬくもりが感じられ、大きな窓から日も差し込んでいてとても明るく優しい感じだった。

中も良い感じ

ゆすはら座

町役場からすぐそこにあるのが「ゆすはら座」。

高知県では唯一の木造の芝居小屋らしい。

ゆすはら座

のれん

中には無料で自由に入ることができる。

天井の木目がとても美しい。

ゆすはら座の中へ

二階に行き客席からゆすはら座全体を見渡す。

二階へ

特に何かあるというわけではないが、とてもいい感じ。

とてもいい

舞台に出演した人のサインが壁に直接書かれていて、とても味があるな~と思った。

サイン

実は梼原のマンホールのデザインはゆすはら座になっている。

それほどこのゆすはら座は梼原の人々に愛されているのだろう。

マンホール

雲の上の図書館

ゆすはら座から歩いて3分ほどの位置には「雲の上の図書館」がある。

これも隈研吾デザイン。

雲の上の図書館

外観も美しいが、中はもっとすごい。

とても写真映えする施設だが、実際に町の図書館として使われているので静かにしよう。

隈研吾デザイン

三嶋神

最後は梼原にある神社「三嶋神社」へ。

梼原川の対岸にあり、この橋を渡っていく。

橋が伸びている

この橋は「神幸橋(みゆきばし)」と言うらしい。

木造の屋根付きの橋でとても風情がある。

神幸橋

渡ると三嶋神社に到着。

雰囲気があって良い。

三嶋神

なぜか境内には土俵があった。

いつ使用するのだろうか。

土俵

四国カルストを巡る

最後は日本三大カルストの一つである「四国カルスト」へ。

梼原の中心部からは車で約30分ほどで到着。

目の前にすぐ素晴らしい景色が広がる。

四国カルスト

駐車場に車を停めて、持ってきた自分のロードバイクで走ってみた。

いや~すごく気持ちいい。

マイ自転車と

四国カルストには何回かチャレンジしたことがあったのだが毎回天気が悪く、何度目かの挑戦でやっと素晴らしい景色を見ることができた。

カルスト台地の特徴的な岩も所々にある。

特徴的な岩

雲ひとつもないような快晴。

遠くの山までクッキリと見えていた。

素晴らしい景色

1400mを超える高地で風が強いためか、風力発電の風車も建っていた。

自転車でも結構風の影響を受け、アップダウンもなかなかあって疲れた。

風車もある

一応宿泊できる施設もあったが、現在は営業していないようだった。

四国カルストは天体観測にも最適な場所なので、次回は宿泊かキャンプをして星空も楽しんでみたい。

姫鶴荘

四国カルストの景色がよくわかる動画もアップしたのでぜひご覧ください。

youtu.be

youtu.be

四国カルストを越えて愛媛県側に入ると「まぼろし原水」というものがあった。

せっかくなので飲み終わったペットボトルを洗い、汲んで飲んでみたがとても美味しかった。

四国カルスト まぼろし原水

youtu.be

 

以上、今回は梼原を紹介しました。

最初は四国カルストのリベンジのために訪れたのだが、梼原の町自体も魅力的でとても楽しかった。

 

 

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