この記事の続きになります。
フィンランドの首都・ヘルシンキから電車で約2時間の街・タンペレへ。
パロラにある戦車博物館にも行ってみました。
タンペレ散歩
とりあえず電車でタンペレに到着。
駅前の通りは大規模な工事中だった。
街の様子は、ヘルシンキよりは田舎だがそこそこ栄えている感じがする。
ホテルに到着しこの日はそのまま就寝する。
スマホやカメラを充電しないとなと思いコンセントを確認したら、日本とは違うEUタイプのものだった。
ちゃんと海外用変換プラグは用意してきたからな~と思って自信満々に挿し込もうとしたら、あれ、挿せない。
プラグを挿しこむ真ん中の部分が陥没しているタイプだったためだ。
当時はゴツい正方形の、上のような海外用変換プラグを使用していたので、どうやっても挿せずに泣く泣く諦めた。
日本に帰ったら上のようなスリムな変換プラグを購入した。
テレビを点けたらよくわからない日本風のドラマがやってたので眺めながら就寝した。
朝起きたら近くのコンビニみたいなところでピザとパンを飲むヨーグルトを買って食べた。
北欧のパンと乳製品は美味しい。
テレビを点けたらソニックが放映されていて、「うわ~、海外っぽい」となった。
チェックアウトしてタンペレの街を散歩。
タンペレ大聖堂(Tuomiokirkko)を発見、見た目がかわいい。
橋を渡り、街の中心部のほうへ。
道がツルツルだ。
街の中心部に入るとオシャレな広告や店が並んでおり、思わず立ち止まって写真を撮ってしまう。
一つ一つのなんでもない風景が良い絵になるフィンランドの街。
望遠レンズで街を撮ってみるとビルもそこそこあり、日本の地方都市のような感じがした。
ヘルシンキが札幌、タンペレが旭川みたいだなと一人で納得した。
一通りタンペレの街をブラブラした後は次の目的地に行くため、バスターミナルに向かう。
向かっている途中にはタンペレ・スタジアム(Tampereen Ratinan stadion)があった。
オリンピックのマークもあるので結構でかい競技場なのだろうか。
パロラ戦車博物館へ
この日一番の目的であるパロラ戦車博物館に向かう。
まずはバスターミナルへ。
事前に調べて予約していた画面を運転手に見せて乗車。
天井にUSBポートがあったのですぐさま充電した。
パロラ戦車博物館の最寄りのバス停であるParolaまでは約1時間。
Googleマップを睨みながら「次降ります」ボタンをタイミングよく押した。
無事にParolaバス停で降りることができた。
しかし降りた瞬間この景色だったので「これ帰りバスちゃんと来てくれるのかな」となった。
しかも降りたのは自分一人だけだった。
パロラ戦車博物館までの約2㎞をGoogleマップを頼りに歩いていく。
10分ほど歩くとパロラ戦車博物館まで1kmの看板が出てきてホッとした。
そしてパロラ戦車博物館に到着。
敷地に入る前の金網から既に戦車が見えて興奮した。
この赤い建物が戦車博物館だが、なぜかやってなさそうだったので中には入らず屋外展示だけを楽しんだ。
屋外には戦車がたくさん置いてあって、季節柄雪が積もっているのがフィンランド軍っぽくてとてもかっこいい。
初めて戦車を生で見てとても興奮した。
キャタピラや砲台なども間近で見られるなかなかできない経験。
日本には大和ミュージアムや艦隊の展示などはよく見るが、戦車は見ることができないので周りにも自慢できる。
そして一番見たかった戦車がこのBT-42。
ガールズ&パンツァーで前回の記事で買ったようなサウナハットを被っているキャラクターが乗っている戦車で、劇場版で一目惚れしフィンランドに行ったら絶対に見ると決めていた。
これでガルパンオタクにも「まだプラモデルで満足してるの?」とマウントを取れる。
車輪付きの大砲の模型もあり、その近くにあったドーム状の展示施設の中には同じようなものが多数展示されていた。
1台だけ戦車の内部も見られるようになっていた。
航空機の操縦席などは何度か日本でも見たことがあるが、戦車は初めてだったのでとてもワクワクした。
そして時間を確認しながら先ほどのバス停に戻りバスを待つ。
ちゃんとバスが来るか非常に不安だったが、ちゃんと来てくれてヘルシンキに戻ることができた。
続く。
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