ゆずた散歩

旅行した土地を撮影した写真をメインに綴っていきます。

【ストラスブール】フランス東の玄関口・ストラスブールを巡る(前編)【フランス】

フランスの東部、ドイツと国境を接する場所にある都市・ストラスブール

アルザス地方の山や川に囲まれた美しい景観と、二つの国の文化を融合させたような街並みが楽しめる素晴らしい場所だった。

ストラスブール中心部を巡る

ストラスブール

まずは中心駅であるストラスブール駅から。

その駅舎は初めて目にしたのになぜか既視感がある。

それはなぜか。

地元である福井県の恐竜博物館の、恐竜の卵型の形をした建物にそっくりの見た目だからだ。

公式サイトより引用

なぜこのようになっているか、駅の中に入ってみるとよくわかる。

昔の駅舎をドームですっぽりと覆っているのだ。

古い駅舎は1880年代に建てられた歴史的建造物らしく、とても趣のある建物だった。

朝の日の光で黄金色に輝いているのも綺麗。

youtu.be

駅のホームはこんな感じで、屋根がありアーケード街のようになっている。

ここからパリ方面やドイツ方面への列車が出ている。

駅前には芝生広場が広がっており気持ちいい。

フランスの中でも指折りの都市なのに駅前がこんなに開放的なのが素晴らしい。

ちなみにストラスブールは、ゲーム(アニメ)の「WHITE ALBUM2」の聖地にもなっており、昔から一度は訪れたかったのだ。

ストラスブール駅の入口もこのように重要なカット絵として登場している。

主人公とヒロインが異国の地で再会する場面だ。

WA2キャプチャ画面

ちゃんとドームに覆われた駅舎も描かれていた。

この後もちょくちょく聖地巡礼ネタを挟むのでお付き合いください。

WA2キャプチャ画面
ヴォーバン・ダム

まず最初に向かったのは、ストラスブール駅から歩いて10分ほどの場所にある「ヴォーバン・ダム」。

フランスとドイツの国境近くを流れるイル川の水流を調節する重要な建造物。

建物の中に入ることができ、中はこのようにトンネルのようになっている。

歴史的建造物でもあり、内部の雰囲気もとても良い。

中を進んでいくと階段があり、屋上に登ることができる。

屋上は展望デッキとなっており、高さは低いがストラスブールの街並みを一望できる。

目の前に見えているのは「ポンクヴェール橋」で、三角屋根の監視塔もかわいい。

ラ・プティット・フランス

そのポンクヴェール橋が架かっている付近のエリアは「ラ・プティット・フランス」と呼ばれている。

この写真を見ただけで分かると思うが、童話の世界に出てきそうな雰囲気の場所だ。

アルザス地方特有の木組み建築の建物が美しい。

これでもう少し天気が良ければな~。

他の方向からの景色も。

カラフルな建物が多く、こちらの景色もとても良い。

夜に来れば室内の電気や電灯が灯っており、昼とはまた違った雰囲気で、この景色もとても良かった。

ちなみにこの景色は、WA2のPS3移植版のパッケージのモデルになっている。

雪が降れば完璧だったのだが、さすがに降らなかった(それでも2月下旬だったので寒かった)。

PS3版パッケージ画像

Cave Historique des Hospices de Strasbourg

次に紹介するのは、ラ・プティット・フランスから歩いて15分ほどの場所にある「Cave Historique des Hospices de Strasbourg」。

立派な建物で、これは何の施設なのかというと実は病院である。

なぜ病院に来たのかというのは、中に入ると分かる。

階段を降りて地下の入口から中へ。

なんと病院の地下がワインセラーになっているのである。

中は自由に見学でき、オーディオガイドも用意されている。

日本語にも対応していたので借りてみた。

それでは見学スタート。

まずは廃線跡のようなトンネルを通り抜ける。

トンネルを抜けるとそこには大量のワイン樽が並んでいる。

病院の地下とは思えない風景だ。

youtu.be

樽には彫刻が施されているものもあった。

特にこの樽がとてもカッコよかった。

ワイン樽がズラッと並んでいる中に、鉄格子の物体を発見。

中を覗いてみると瓶があった。

その瓶には「1472」と書いてあったので、500年以上前に作られたワインなのだろうか。

琥珀色でとても綺麗だった。

一番奥にはワインの製造に使っていた道具なども展示されていた。

この病院のワインセラーは無料(オーディオガイドは3€ほど)で楽しめるので、時間があったら立ち寄ってみると面白いと思う。

アルザス博物館

次に向かったのは、ワインセラーから歩いて5分ほどのイル川沿いにある「アルザス博物館」。

外観は分かりづらいので、これを目印にすると良い。

中に入ってみると、なんだか博物館とは思えないような感じがとても良かった。

アルザス地方の伝統的な家の様子が再現されている。

これはタンスだろうか。

細かい装飾がとても綺麗で、アルザスっぽい。

器もなかなか味があった。

こちらは中庭。

伝統的な建物に囲まれた中にあって、吹き抜けのようになっている。

アルザス博物館は外から見ただけではすごいコンパクトだと思ったが、両隣の建物もアルザス博物館だったらしい。

こちらは年代別のアルザス地方の女性の衣装。

ヨーロッパが舞台の童話でよく見るようなデザインだ。

こちらは食卓の様子。

この陶器の物体は何に使われていたのだろうか。

とにかく絵柄が繊細で色も美しい。

このステンドグラスもとても綺麗だった。

ストラスブール市立歴史博物館

最後はイル川を挟んで向かいにある「ストラスブール市立歴史博物館」へ。

この博物館では、ストラスブールの街の歴史を詳しく知ることができる。

館内はかなり広く、しっかり展示を見て回ると半日くらいかかりそう。

ストラスブールは国境の町ということで昔から争いが多く、戦争関連の展示が多かった。

上の写真は馬に着せる鎧で、下は人の鎧。

実際に着用できる鎧もあったので被ってみた。

ボウガンなど武器の展示も多い。

その他の展示も紹介。

カッコいいステンドグラス。

大きな石の柱は彫刻がすごい。

こちらは焼き物の展示。

実際に触って確かめられるコーナーもあった。

絵画も展示されていた。

この絵画は顔が全部野菜や果物になっていて面白かった。

コインなどもたくさん展示されている。

こちらはミニチュアの家の模型。

細部まで繊細に作られている。

さらに奥に進むと大砲などが展示されていた。

銃も展示されている。

日本の火縄銃より西洋風な装飾がカッコいい。

さらに近代になると鎧などの装飾も凝って綺羅びやかになっている。

銀と赤の配色がカッコよかった。

 

以上、今回はストラスブールの博物館などを中心に紹介しました。

後編ではアルザス地方のグルメなども紹介できればと思います。

 

続きはこちら。

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【ヴェネツィア】水の都・ヴェネツィアとARIAの聖地を巡る4【イタリア】

 

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この記事の続きになります。

 

1か月間続いたヴェネツィアの記事も今回で最後。

最後はヴェネツィア本島から船で行ける島を紹介します。

ヴェネツィアでの3日間、本当に楽しかった。

サン・ミケーレ島

この日はヴェネツィア本島からヴァポレットで行ける、周りの島に行ってみることにした。

ヴァポレット乗り場に向かって歩いていると、路上に海鮮市場を発見。

覗いてみると、日本では見かけない魚介類もいろいろあった。

サーモンはやはりどこの国でも美味そうだ。

タコとかも美味しそうだな~と思ったが、日本以外ではあんまり魚介類は生で食べないのか。

絶対刺身で食べたら美味しいのにな~。

ヴァポレット乗り場に到着。

まずはここから「サン・ミケーレ島」に向かう。

ヴァポレットがやってきたので乗船。

この日も素晴らしい天気だ。

基本的に外で景色を見ていたいので船内で座ることはあまりなかったが、船内はこのようになっている。

ホテルの最寄りの乗り場から乗って20分ほどだろうか、サン・ミケーレ島が見えてきた。

到着前からなんだか独特の雰囲気を放っている。

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サン・ミケーレ島ARIAでも登場しており、灯里が夜に人を乗せてゴンドラで行っていた。

サン・ミケーレ島に到着。

この島は「ヴェネツィアの墓地」の島であり、島全体が墓地になっている。

さすがに墓地なのであまりパシャパシャ写真を撮ることはできないが、日本の墓地とは全く違って死後の楽園のような雰囲気で驚いた。

ARIAでのシーンはこちら。

夜の怖い話のイメージだったが、実際訪れてみたら自分もここに埋葬してほしいと思えるくらい良い雰囲気の場所だった。

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サン・ミケーレ・イニーゾラ教会

こちらはサン・ミケーレ島のヴァポレット乗り場のすぐの場所にある「サン・ミケーレ・イニーゾラ教会」。

レンガ色でとても美しい外観。

ちなみにヴァポレットに乗って島の外側からこの教会を見てみるとこのような見た目に見える。

中はこんな感じ。

有名な教会のような豪華さはないが、誰もいなくて静かで良かった。

中庭もある。

この通路もとても趣があって良かった。

St. Christopher Church

もう一つ教会を発見したのでこちらにも入ってみることに。

それにしても見た目が素晴らしい。

中はこんな感じで結構狭いが、他の教会とは違った独特な感じがあってとてもいい。

なんだか教会というよりモスクみたいな感じの雰囲気だった。

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ムラーノ島

次はサン・ミケーレ島からヴァポレットですぐの「ムラーノ島」に来てみた。

ヴァポレット乗り場のそばには、白くてシュッとしたいい感じの灯台があるが、中には入れないようだった。

街の中心部には大きな運河が流れている。

というか端から端まで伸びていて島が半分に分断されており、向こう側に行くには3つある橋のどれかを渡るしかない。

ARIAでは灯里が初めての指名での仕事でムラーノ島に来ている。

偶然同じような場所で写真を撮っていてあとからビックリした。

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これはおそらくムラーノ島で一番大きく、見栄えがいい橋。

Google Mapを見てみたら、島の北側に渡ることができる唯一の橋のようだ。

橋の上からの景色がこちら。

う~んいい景色だ。

街の中を少し散策。

ヴェネツィア本島より道が広く、街路樹も植えられている。

路地に入るとこんな感じ。

レンガの壁が多く、雰囲気が良い。

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ムラーノ島にある商店のショーウィンドウにはこんなふうにグラスやガラス細工が展示されていることが多い。

飾られているガラスはムラーノ島特産の「ヴェネツィアングラス」の工芸品であり、色や形がとても美しい。

ARIAで灯里が頼まれたのは、この(ネオ・)ヴェネツィアングラスを運ぶという仕事。

記事後半では、このヴェネツィアングラスについても紹介していく。

灯里たちもショーウィンドウのヴェネツィアングラスを眺めていた。

サン・ピエトロ・マルティーレ教会

街を歩いているとレンガ造りの教会を発見。

ヨーロッパを散歩していると、見かけた教会についつい入ってしまう。

中はこんな感じで、壁や柱は白いが天井は茶色い。

真ん中には大きな十字架が立っていた。

奥にある祭壇のほうへ行ってみる。

床がチェス盤のようになっており、壁には絵画がびっしり。

そしてヴェネツィアングラスでできたシャンデリアも素敵だった。

ムラーノ・ガラス美術館

お次はムラーノ島で一番行きたかった「ムラーノ・ガラス美術館」へ。

ヴェネツィアングラスの製造工程をビデオで見た後、展示室へ。

ビデオでは本当にこんなふうにヴェネツィアングラスを作っていた。

展示室は何個もあり、年代別などに分けられておりとても見ごたえがある。

天井の絵もすごかった。

ヴェネツィアングラスの特徴は、鉛を含まないソーダ石灰を使用する事が特徴で、様々な色合いを表現することが出来るとARIAでも紹介されていた。

こちらはマーブル模様が美しいヴェネツィアングラスの壺など。

アクセサリーになっているのは「ヴェネツィアンビーズ」。

鉛筆のような細さで、金太郎飴のようなものもあった。

このニワトリもヴェネツィアングラスで出来ている。

とても繊細ですごくカッコいい。

色合いと模様がなんだか宇宙のよう。

本当に色々な模様や色、形があって見ているのがとても楽しい。

シンプルだが黒とオレンジのツートンカラーのこちらもとても良かった。

石と木とヴェネツィアングラスのコラボレーション。

色んな角度から見てみると、光の加減で深い青や紫色になってとても綺麗だった。

こちらは動物などの形をしたヴェネツィアングラス。

このタコの脚の質感がとても良かった。

植物シリーズ。

すごくきれいな赤色。

ナスやピーマンもすごく繊細で綺麗だった。

鳥もいた。

クチバシとか羽の質感がすごい。

この楽器もヴェネツィアングラスだ。

このマフラーのようなものもすごい。

ガラスなのにすごいしなやかさを感じる。

一つ一つがベッコウ飴のようにキラキラしていて本当に綺麗だった。

イソギンチャクと熱帯魚。

クラゲは妖しくライトアップされており、エイリアンのようでカッコよかった。

ヴェネツィアの名所、リアルト橋が描かれたものもあった。

奥行きがあるように見えてとても立体的ですごかった。

部屋に飾りたい。

一通り回った後は、ちょうど特別展もやっていたのでこちらも見てみた。

ガラスを何重にも重ねた立方体。

これだけでもなんだか美しい。

これはその立方体に鉄球でもブチ当てたのだろうか。

細かい亀裂やガラスの破片が美しい。

亀裂だけでドクロを描いているのもあった。

すご~い。

これはいくつもの立方体に亀裂が入ったもの。

正面以外からだと何なのか分からないが、正面から見てみるとライオンの顔が浮き出てきた。

これもすごい。

とても素晴らしい美術館だったので、ヴェネツィアを訪れる際にはぜひ行ってほしい。

La Perla Ai Bisatei

お腹も空いてきたのでお昼ごはんにすることに。

入ったお店はこちらの「La Perla Ai Bisatei」。

店内はほとんど満席の大盛況。

観光客というよりは地元の方たちで賑わっている様子だった。

ドリンクは白ワインを注文。

イタリアではワインが水と同じような値段で飲めるのが嬉しい。

スパゲッティを注文。

貝がたっぷりでトマトソースもとても美味しかった。

後々メニューをよく見てみたらヴェネツィア名物のイカスミパスタもあったようなのでそちらも食べてみたかった。

まあ、次来たときの楽しみにしておこう。

二品目は生ハムメロンを注文。

のはずだったのだが、メロンがないのでモッツアレラチーズでも大丈夫ですか?と言われて生ハムモッツアレラチーズを注文した。

モッツアレラチーズを初めてかたまりで食べてみたが、こんなにボールのようにプニプニなのか~と思った。

そして本場の生ハムと一緒にいただく。

こんなにビックリするほど旨い。

オリーブオイルを垂らして粗挽き胡椒をかけるともうたまらない。

昼のヴァポレット

サン・ミケーレ島ムラーノ島を満喫してヴェネツィア本島へと戻っていく。

せっかくなので昼間のヴァポレットの様子をお届け。

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本当にヴェネツィアはどこを見ても素晴らしい景色が広がっていて感覚が狂う。

サンマルコ広場近くのヴァポレット乗り場に近づくと姫屋(ホテル・ダニエリ)が見えてきた。

写真を見返すと、本当にこの時ネオ・ヴェネツィアにいたんだなあとしみじみ思う。

マルコ・ポーロ空港へ

3日間のヴェネツィア滞在もついに終了。

行きはミラノから電車でヴェネツィア入りしたが、帰りはヴェネツィアの国際空港である「マルコ・ポーロ空港(ヴェネツィア・テッセラ空港)」でヴェネツィアを離れる。

なぜヴァポレット乗り場に来ているのかというと、実は空港へは水上バスでアクセスできるからである。

空港行きの水上バスはヴァポレットとは違い、外に居ることはできない。

船内はこんな感じでソファーがありちょっと豪華。

空港行きの水上バスが出航し、ヴェネツィアを離れる。

最高に楽しかったネオ・ヴェネツィア、絶対また来ます。

30分ほどでマルコ・ポーロ空港に到着。

ちょうど夕日がきれいな時間帯だった。

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マルコ・ポーロ空港はイタリアでは4番目に忙しい空港らしいが、あまり大きくなく客もそんな居ないように思えた。

出国手続きを済ませ、出国エリアへ。

ショッピングエリアも大きな空港ほどではないがそこそこ充実していた。

ハンバーガー屋があったのでここでヴェネツィア最後の夕食。

テラス席からはヴェネツィア本島がまだ見えており、だんだん暗くなっていく空とその景色を見ながらハンバーガーを食べてヴェネツィア最後の時間を過ごした。

 

以上、水の都・ヴェネツィアARIAの聖地を巡る4をお届けしました。

これでヴェネツィア編は完結となります。

死ぬまでに1度は行きたいと思っていたヴェネツィア

本当に最高の場所でした。

 

前回までの記事はこちら。

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【ヴェネツィア】水の都・ヴェネツィアとARIAの聖地を巡る3【イタリア】

 

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この記事の続きになります。

 

ヴェネツィアの記事も3記事目。

今回は中心部からは少し離れた、ヴェネツィア本島の東部・西部のエリアを紹介します。

ヴェネツィア本島東部を巡る

サン・ザッカーリア教会

まずは前回紹介したホテル・ダニエリから歩いて3分ほどの場所にある「サン・ザッカーリア教会」を紹介。

白くて平面で丸い特徴的な外観をしている。

中に入ると、外観からは想像できないような内装になっている。

壁全面に絵画がびっしり。

著名な画家の作品も多く飾られているらしい。

絵のことは全くわからないが、それでもとても迫力があって見ごたえがあった。

サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会

次はサン・ザッカーリア教会から歩いて10分ほどの場所にある「サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会」へ。

このようなアートが描かれている路地があって、歩いているだけでも楽しい。

教会の正面に到着。

写真を見てもらえば分かるように、めちゃくちゃデカい。

ドアもすごいデカい。

中は意外とシンプル。

床をよく見ると、石板が埋め込まれている場所もあった。

外には中庭と立派な回廊があった。

アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア

こちらは先程の教会から歩いて10分ほどの場所にある「アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア」。

レンガ造りの塔と、その塔にある時計がかっこいい。

ここは実は中世の造船所だったらしく、今は保全修復作業が行われている。

建物などの中に入ることはできないが、景観はなかなか良かった。

ヴェネツィア海洋史博物館

アルセナーレ・ディ・ヴェネツィアから歩いてすぐの場所にあるのは「ヴェネツィア海洋史博物館」。

イタリア海軍の施設であり、当時の様々なものが展示されている。

これは大砲など。

これは潜水する装備のようだ。

いろいろな海軍のマークも展示されている。

部屋いっぱいくらいの大きさがあるゴンドラも展示されている。

金ピカな船の模型もあった。

上の階に行くと時代が進み、軍艦などの模型が展示されている。

砲台やボートなどもしっかりと精巧に作られていた。

軍服なども展示されていた。

リメンブランツェ公園

ヴェネツィア海洋史博物館から15分ほど歩けば、ヴェネツィア本島の一番東に位置する「リメンブランツェ公園」に到着する。

海沿いに面しているので、散歩するのがすごく気持ちいい。

向こう側にはヴェネツィア中心部の建物がしっかりと見えている。

ベンチに座りながら、この素晴らしい景色とゴンドラやヴァポレットが行き交うのを眺めるのはとても幸せな時間。

芝生エリアにはちょっとした遊具もあるので、親子連れにもオススメ。

ヴェネツィア本島の端っこまで来たので、帰りは海沿いでなく島の中のほうを通って戻ってみることに。

日本でいう下町のようなエリアを発見した。

ARIAでも見た、家と家の間にロープを渡して洗濯物を干している光景を実際に見ることができてとても感動した。

Ponte di Quintavale

リメンブランツェ公園から歩いて15分ほどの場所にあるのがこの橋。

別に観光スポットでもない橋なのだが、この橋はARIA The NATURALの最終話「その 白いやさしい街から...」で登場する橋なのだ。

灯里とアリシアさんが街の人と一緒に雪だるまを作って、坂でアリア社長が雪だるまに押しつぶされた場所。

橋の上からの景色も素晴らしかった。

再びヴェネツィアの中心部に向かって歩く。

Gelateria Crystal

目の前にアイスクリーム屋の看板が現れた。

3月だったがいい天気で気温も高かったので迷わず飛び込んだ。

様々な種類のアイスやジェラートがあり、どれも美味しそう。

サッパリしたものが食べたかったのでジェラートを選択したが、とても美味しいジェラートだった。

ARIAカンパニー

ヴェネツィアの中心部に戻るときに最後に寄ったのは、ARIAに出てくる水先案内店の一つである「ARIAカンパニー」があると思われる場所。

姫屋のモデルとなっているホテル・ダニエリのようなモデルの建物はないが、この場所は灯里とアリシアさんが過ごしているようなやさしい雰囲気に包まれていた。

持ってきたARIAカンパニーの看板とともに記念撮影。

確かにここにARIAカンパニーは存在している。

ヴェネツィア本島西部を巡る

ここからはヴェネツィア本島西部にあるスポットを紹介していく。

アッカデーミア橋

まずはサンマルコ広場から歩いて15分ほどの場所にある「アッカデーミア橋」へ。

ARIAにも登場した橋で、木組みのデザインがとても美しい。

橋の上からはもうお馴染みとなっているヴェネツィアらしい景色が見渡せる。

やはり何回見ても飽きない景色だ。

橋を渡って歩いていると、ARIAで登場していた「トラゲット乗り場」を発見した。

「トラゲット」とは川の対岸同士をつなぐ渡し船のことで、ARIAではシングル(半人前)でもゴンドラにお客を乗せることが許される仕事として紹介されていた。

トラゲット乗り場は調べたわけでもなく、たまたま見つけたのでとてもテンションが上った。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

アッカデーミア橋から歩いて10分ほどの場所にあるのは「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」。

水上からサン・マルコ広場へ上がる玄関口の目印となっており、その美しい外観から「イタリアで最も写真におさめられる場所」となっているらしい。

外観は工事中だったのが残念だったが、中は見学できた。

建物は八角形になっており、とても広く感じた。

壁画もカラフルで見応えがあった。

Palazzo Contarini del Bovolo

次に紹介するのは、サンマルコ広場から歩いて5分ほどの場所にある「Palazzo Contarini del Bovolo」。

ピサの斜塔のような外観が特徴のスポットだ。

ARIAの劇場版2作目、「ARIA The CREPUSCOLO」での回想シーンで登場した。

このタワーの一番上は展望台となっている。

実はARIA劇場版1作目の「ARIA The AVVENIRE」にもこの場所は登場しているので、そのシーンに合わせて写真を撮ってみた。

中々合わせるのは難しかったが、うまく人が映らないように撮影することができた。

ここが展望台部分。

新旧の水の三大妖精たちとそれぞれの新人、そしてグランマがこの場所でパーティをしていた。

ここから見るヴェネツィアの街並みと、だんだんとオレンジになっていく空がとても綺麗だった。

フェニーチェ劇場

最後に紹介するのは、サンマルコ広場から歩いて5分ほどの場所にある「フェニーチェ劇場」。

フェニーチェとはイタリア語で「不死鳥」を意味し、この劇場は2度火災で全焼して再建されているということなので、とても相応しい名前だと思った。

館内は公演が行われていないときは、各自で館内を回るツアーをすることができる。

専用アプリがあり、スマホにダウンロードすることでオーディオガイドを聞きながら回ることができる。

日本語音声にも対応しているのが素晴らしい。

ここはエントランス。

すごく立派なシャンデリアが天井から吊り下がっていた。

こちらは劇場内の廊下。

ホテルみたいな雰囲気だ。

廊下の壁にはおそらくこの劇場に縁があるのであろう人物の写真やサインが飾られていた。

いよいよ劇場の中が見える場所へ。

座席は一つ一つが小部屋のようになっており、金ピカの装飾がすごかった。

そしてこちらが劇場の全景。

その美しさに思わず息を呑んだ。

フェニーチェ劇場ARIA The CREPUSCOLOのクライマックスのシーンで出てくるのだが、本当にそのままの光景だったので感動した。

彫刻や電灯まで一つ一つが本当に美しい。

ここでアリスとアテナさんが歌ったのか~と思いながらうんうんと頷いた。

次来るときはここで本物のオペラを聴いてみたいと思った。

 

以上、今回はヴェネツィア本島の東部・西部エリアを紹介しました。

次回がラストで、ヴェネツィア本島からヴァポレットで行けるムラーノ島を中心に紹介します。

 

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【ヴェネツィア】水の都・ヴェネツィアとARIAの聖地を巡る2【イタリア】

 

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この記事の続きになります。

 

今回紹介するのはヴェネツィアの中心、サンマルコ広場周辺。

観光スポットが集中しているエリアで、その景色にひたすら圧倒される。

本当にARIAの世界そのものでした。

サンマルコ広場周辺を巡る

サンマルコ広場

まずはいきなりヴェネツィアの中心、「サンマルコ広場」へ。

「世界で最も美しい広場」とも称されており、足を踏み入れた瞬間「うわっ」と思わず声が出た。

「うわっ」と声が出た理由はその美しさと、完全にARIAの世界だ・・・という理由。

サンマルコ広場はアニメでも毎回というほど登場している場所で、コミックの表紙にもなっている。

サンマルコ広場の景色を堪能しながら歩いていると、あの場所を発見。

新旧の三大妖精たちが手を繋いでいる大好きなイラストの場所だ。

感動しすぎて思わず何分もその場に立ち尽くしてしまった。

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夜のサンマルコ広場もまた格別。

黄金色に光る建物と広場が綺麗すぎる。

サンマルコ寺院と鐘楼の方向の写真も。

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サンマルコ広場の周囲の路地もとても雰囲気があって良かった。

サンマルコ寺院

お次はサンマルコ広場の正面にある「サンマルコ寺院」へ。

遠くから見てもすごいな~と思ったが、近くまで行くとさらにすごい迫力。

壁画や彫刻も素晴らしい。

列に並んで入場。

入場制限はされていたが、割とすぐ入れた。

ちなみに閉館時間ギリギリになると列に並んでいても営業終了となるので注意。(1度目はそれで入場できなかった。)

中はこれまでに見た寺院や教会などと比べて金色でとてもゴージャス。

あらゆる場所に壁画が描かれている。

天井にもびっしり。

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中には博物館もあり、入場料が寺院とは別に必要だったはずだがとてもオススメ。

タイル画が多く展示されている。

黄金の馬。

サンマルコ寺院の模型もあった。

断面なので中がどんな感じになっているのかがとてもわかりやすい。

サンマルコ寺院のスケッチもあった。

ちなみに博物館は2階にあるので、このように寺院の中を上から見下ろすこともできる。

壁画もすごく近くで見れる。

それにしても金ピカだ。

博物館からはテラスへ出ることもできる。

サンマルコ寺院からサンマルコ広場を見下ろす。

いや~こちらも素晴らしい眺めだ。

やはりサンマルコ寺院は博物館も入場するべき。

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奥の方に進んでみると頭部だけの石像を発見。

サンマルコ寺院の外から写真を撮るとこんな感じ。

ここは灯里のとっておきの秘密の場所で、この石像は「あの御方」だ。

ここから灯里と暁、そしてあの御方が眺めていた景色を自分も堪能する。

閉館時間の関係でアニメのような夕焼けの時間には合わせられなかったが、それでもこのシーンと同じように黄昏れてしまった。

鐘楼

サンマルコ寺院のすぐ近くにシュッと建っている、サンマルコ広場のシンボルの一つ「鐘楼」。

きれいなレンガ造りが美しい。

高さは98.6mあり、近くに行くととても大きく感じる。

チケットを買って入場。

エレベーターに乗って展望エリアへ。

すぐに展望エリアに到着。

意外と広い。

柱に「ガリレオ・ガリレイ」のプレートがあった。

調べてみると、この鐘楼で天体望遠鏡の実験を行ったらしい。

毎日12時と18時にはヴェネツィアの街にこの鐘の音が鳴り響く。

下にいる時に聞いてもなかなかの音なので、ここにいる時に鳴ったら相当なものだろう。

ちなみにこの鐘で水の三大妖精たちは耳をふさいでいた。

いよいよ3人が見ていた景色を自分も見る。

鐘楼から眺めるヴェネツィアの景色をどうぞ。

こちらはサンマルコ広場方向の眺め。

これは現実の世界なのか?となるような景色にただただ絶句。

夕焼けのオレンジ色がこれまた素晴らしい。

こちらは海側。

もはや言葉にする必要がない景色。

周囲の島や行き来する船をずっと眺めていられる。

最後にサンマルコ寺院方向の眺め。

いやもう本当に、ため息が出るほど美しい。いや出た。

間違いなく人生で一番美しい景色だった。

みなさんも動画でこの景色を味わってみてください。

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カフェ・フローリアン

鐘楼の景色を堪能した後は、サンマルコ広場にある「カフェ・フローリアン」へ。

ARIAファンなら誰もが知っているであろう場所だ。

ヴェネツィアに現存する最古のカフェで、外観も内装も大変素晴らしい。

灯里たちがお茶していたような位置で、誰もいないタイミングで写真を撮ることができてとてもラッキー。

もちろんフローリアンの名物であり、この店が発祥である「元祖カフェラテ」を注文。

コーヒーとミルクの分量を調節して自分で作る方式で、コーヒーカップ3杯分くらいあった。

灯里たちと同じ空間で元祖カフェラテを楽しむ素敵な時間。

また一つこれで願いが叶った。

元祖カフェラテをまた飲みたくて、滞在中にもう一度カフェ・フローリアンに来てしまった。

今度は外のテラス席で。

サンマルコ広場と寺院、鐘楼を眺めながら元祖カフェラテを堪能。

こんな至福のカフェタイムを2度も楽しんでしまった。

このときの自分は完全にカフェ・フローリアンの支配人の顔つきになっていた。

王の庭園

サンマルコ広場を出てすぐの場所にあるのは「王の庭園」。

王の庭園という名前には負けているが、普通に良い公園だ。

意外と広く、人混みに疲れたときにはここで休憩するのも良さそうだが、ベンチは結構埋まっていた。

オロセオロ運河

こちらはサンマルコ広場近くの、王の庭園とは逆側にあるスポット。

「オロセオロ運河」という場所で、1箇所にゴンドラがたくさん集まっている風景がとても良かった。

ここで直接交渉してゴンドラに乗ることもできるらしい。

ホテル・ダニエリ

次に紹介するのは、サンマルコ広場から歩いて5分ほどの場所にある「ホテル・ダニエリ」。

そう、ARIAに出てくる「水先案内店」の中でも随一の歴史を持つ「姫屋」のモデルになっているホテルだ。

細部までそのままだ。

窓を見ていると今にもひょっこり藍華が顔を出すんじゃないかという気さえしてくる。

願わくばここに泊まりたいと思っていたのだが、満室で断念した。

しかし、ランチ営業をしているということを知り、中に入ってランチをすることに。

憧れの姫屋の中へ。

豪華さは随分違っているが、姫屋そのままの姿で感動。

ホテルのロビーはこちら。

天井の装飾、柱、シャンデリアなどすべてが豪華で、宿泊には一人10万円ほど必要になる超高級ホテルだ。

それでも一度は泊まってみたい。

天井から差し込む光も美しい。

それにしてもすごい豪華で素晴らしいホテルだ。

階段の上からパシャリ。

うわ~もう姫屋そのものだよこれ。

エレベーターに乗り、最上階にあるレストランへと向かう。

エレベーターホールも凄い。

なんかすごそうな壺とかも展示されている。

ちなみにトイレの窓はステンドグラスになっていた。

それではレストランへ。

室内もとてもいい雰囲気だったが、天気も良かったのでテラス席へと案内してもらえることに。

こちらがテラス席。

ヴェネツィアの海と街を一望できる、最高のロケーションだ。

メニューを見たが正直何もわからないので、オススメ的なスペシャルワインと美味しそうな気がする料理を注文。

最初に出てきたのは、この貝の料理。

もしかして注文した料理ってこのちょろっとしたやつだけだったのか!?と不安になったが、これはお通しのようで安心した。

もちろん美味しい。

そして注文した料理が登場。

スカンピ(手長海老)のリングイネというパスタだったらしい。

これがビックリするほど美味しかった。

上に乗っている牛脂のようなものがスカンピなのだと思うが、これを崩してパスタに絡めて食べると幸せだった。

ワインにもよく合う。

間違いなく今まで食べたパスタで一番美味しかった。

至福のひとときを過ごしお会計。

合計70€(1万円ちょっと)という中々の値段だった。

というかこのワイン20€もする高級品だったのか。

だが、1万円ちょっとで姫屋(ホテル・ダニエリ)を満喫できたのだから、実はものすごくおトクなのではないだろうか。

ゴンドラに乗る

最後はヴェネツィアでやりたかったことの一つである、「ゴンドラ」に乗船した時の様子を紹介。

ホテル・ダニエリの正面にちょうどゴンドラ乗り場がある。

さっそく姫屋のウンディーネにゴンドラに乗せてもらおう。

晃さんと藍華を探してみたがおらず、居るのは中々にいかつい屈強な男たち。

それでも話しかけると笑顔で迎えてくれた。

そしてゴンドラに初乗船。

せっかくなので相乗りではなく、贅沢に一人で貸し切りにしてみた。

ゴンドラ出航!

ヴェネツィアの運河をゴンドラで進む優雅な時間。

ヴァポレットの疾走感も良いが、ゴンドラのゆったりと進む時間も素晴らしい。

こんな細い場所も通る。

ARIAのように華麗に通るのかなと思ったら、豪快に船体を擦り付けて通過した。

途中でウンディーネのおじさんが運河沿いの街の人に何かをもらっているシーンも目撃することができた。

めちゃくちゃネオ・ヴェネツィアの日常みたいな光景でとてもいい。

こちらはARIAでも度々登場している「ため息橋」。

「ため息が出るほど美しい~」というわけではなく、囚人が独房に入れられる前にこの橋を通り、窓の外を見て「ヴェネツィアの美しい景色を見られるのは最後か」とため息をついたというところから名付けられている。

せっかくなので持ってきたアリア社長の巾着とため息橋を撮影。

そして港に帰ってきた。

ちょうど夕焼けの時間帯でいい景色だ。

ゴンドラは30分100€ほどと高級なアクティビティではあるものの、ヴェネツィアに来たのなら一度は乗ってみてほしい。

ARIAファンなら必須だ。

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以上、今回はヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場周辺を紹介しました。

どこを見ても絶景の本当に夢のような場所でした。

ヴェネツィアの記事はまだ続きます。

 

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【ヴェネツィア】水の都・ヴェネツィアとARIAの聖地を巡る1【イタリア】

今回からはイタリアにある水の都・ヴェネツィアを紹介。

自分が一番好きな作品である「ARIA」の聖地であり、人生で一度は行ってみたかった場所。

ヴェネツィアに入った瞬間から夢のような時間が始まりました。

ARIAとは

まずは自分がヴェネツィアを訪れるきっかけとなった「ARIA」という作品について少し紹介。

物語の舞台となるのは、テラフォーミングされ水の惑星となった未来の火星、アクア。そのアクアの観光都ネオ・ヴェネツィアで、一人前の観光水先案内人を目指す少女、水無灯里とその周囲の人々の四季折々の日常を描いている。

ネオ・ヴェネツィアは地球のヴェネツィアから建築物や風習を移転したという設定になっており、異星を舞台にしながらも実在の観光資源が作中に登場している。

主人公「水無灯里(みずなしあかり)」とその仲間たちの日常や成長を描く作品で、何気ない日常の中にある「素敵」を発見していく物語。

観ていると心があたたかくなるハートフルなストーリーで、涙が溢れてしまうことも。

今までに数あるアニメ作品を観てきたが、自分の中でARIAを超える作品は出てこないと思うほど大好きな作品だ。

そのARIAの舞台である「ネオ・ヴェネツィア」は現実のヴェネツィアがモデルとなっており、人生で一度は訪れたかったのだ。

水の都・ヴェネツィア

憧れの場所への旅路は同じイタリアの都市・ミラノからスタートした。

ミラノ中央駅で予約しておいたヴェネツィア行きの列車を待つ。

出発予定時刻直前になってようやく乗る列車が表示された。

ヨーロッパの列車全般に言えることなのだが、発車直前までどのホームに入線するか分からないのでいつもヒヤヒヤする。

今回乗ったのはこの「italo」と呼ばれる赤い列車。

日本で言う新幹線だ。

車内はこんな感じになっている。

左側の1席のシートを予約しておいたが、結構空きがあったので自由席でも良かったのかもしれない。

予約したのは普通の座席より少し良いシートだったので座り心地がとても良かった。

ミラノからヴェネツィアまでは2時間半ほどで、価格は25€(4000円弱)ほどとかなり安く感じる。

飲み物とお菓子も提供される。

大好きなARIAのアルバムを聴きながら景色を眺め、憧れのヴェネツィアへの期待を最大限まで高める。

発車して2時間ほど経ったころ、モニターに「Venezia」の文字が。

窓を見てみると海の上を走っており、走行方向には夢にまで見た水の都・ヴェネツィアの街が出現する。

そして列車は終点の「ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅」に到着。

駅から一歩外に出ると、そこに広がるのはARIAで何回も見たあの景色。

この時点で既に感動して涙が出てしまった。

ここからネオ・ヴェネツィアでの夢の時間が始まる。

サンタ・ルチーア駅周辺を巡る

サンタ・ルチーア駅

まずはヴェネツィアの玄関口であるサンタ・ルチーア駅から紹介。

外観はこのような感じで、シンプルだがとてもカッコいい。

そして後ろを振り返ればすぐにザ・ヴェネツィアという景色が広がっている。

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目の前にはフェリーターミナルがあり、ここからヴェネツィアの各所に行く船「ヴァポレット」に乗れる。

ちなみにヴェネツィアは車が全く無く、地下鉄なども走っていない。(すごい)

予約しておいたヴァポレットの3日間乗り放題券を発券。

通常は1回乗るたびに7.5€かかるようなのでとてもおトク。

特にこの29歳以下限定の「ローリングベニス」というカードは20€で、ヴァポレットが72時間乗り放題となる。

こちらは夜のサンタ・ルチーア駅前の写真。

駅構内はこのような感じとなっており、イタリアの他都市に比べてとてもシンプルだ。

夜のサンタ・ルチーア駅前は、電灯の灯りも点っておりとても雰囲気がある。

昼間の賑やかな感じもいいが、この静かな感じもたまらなく良い。

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スカルツィ橋

サンタ・ルチーア駅前にある有名な橋が「スカルツィ橋」。

ARIAでも度々登場している立派な橋だ。

スカルツィ橋の上から景色を眺める。

これぞヴェネツィアという素晴らしい景色だ。

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Hotel Caprera

ヴェネツィアで宿泊した宿を紹介。

サンタ・ルチーア駅から歩いてすぐの場所にある「Hotel Caprera」。

駅近なのに比較的安く、路地を入ったところなので静かなのが良い。

部屋は必要最低限だが、これで十分。

朝食が比較的安く付けられたので朝食付きにしてみた。

ヴェネツィアは物価が観光地価格なのでありがたい。

朝早くから営業しているレストランも少ないと思うのでこの選択は良かったと思う。

朝から最大限ヴェネツィアを楽しむためにパワーチャージ。

パンや飲み物の種類も豊富でなかなか良かった。

Trattoria Alle Lance

駅近のレストランも一つ紹介。

「Trattoria Alle Lance」はサンタ・ルチーア駅から徒歩2分ほどという好立地。

店内はファストフード店のよう。

ヴェネツィアの中ではとても安価にお腹を膨らませられる。

それでも注文したピザは本格的で、チーズもトローリ、記事もとても美味しかった。

サンタ・ルチーア駅周辺を歩く

サンタ・ルチーア駅周辺の街の様子を軽く紹介。

建物はやはりヨーロッパという感じで、日本にはない風景が新鮮。

ちなみにヴェネツィアはどこに行っても基本的に石畳で、階段も多く、橋付近ではすれ違えないほど混雑するのでスーツケースはおすすめできない。

道端の小さな広場などにはお土産の露店が多く立ち並んでいる。

売っているのは「ヴェネツィア・カーニバル」で使われる仮面が多い。

ヴェネツィア・カーニバルは2月末に開催されているので、ぜひとも一度参加してみたいものだ。

ちなみに夜でも仮面の露店は出されたままで、ライトアップもされているので結構怖いかもしれない。

ちなみにサンタ・ルチーア駅のすぐ近くにはARIAに登場する「姫屋」の支店のモデルがある。

「カ ニグラ ラグーン リゾート」というホテルで、宿泊はしていないので外観を眺めただけだったが、ここで藍華が支店長をしているのか~と一人で頷いていた。

リアルト橋周辺を巡る

リアルト橋周辺を歩く

せっかくなので最初はサンタ・ルチーア駅からヴァポレットを使わずに歩いて中心部まで歩いてみることにした。

中心部まで距離は2kmくらいあるので結構いい運動になる。

ヴェネツィアには「カッレ」と呼ばれる裏道がいたるところにあり、一つ一つに名前がついている。

すごい細い道や行き止まりもあり結局遠回りになることもあるが、このカッレを迷路のように進むのがまた楽しい。

水路があるところには「ゴンドラ」と「ウンディーネ」さんもよく見かける。

ネオ・ヴェネツィアではウンディーネは女性だが、このヴェネツィアではウンディーネは屈強な男性だ。

不幸の石

リアルト橋に向かう途中にあるスポットがこの「不幸の石」。

ARIAファンなら絶対に訪れたいスポットだ。

石畳の一つだけ大きな部分を踏むと不幸が訪れるとARIAで紹介されていた。

アリスが踏んだシーン。

劇場版で灯里が踏んだときは「ケットシー」に出会えていたが、自分は出会うことができなかった。

リアルト橋

目的地である「リアルト橋」に到着。

カナル・グランデ(大運河)」に架かる、おそらくヴェネツィアで一番有名な橋。

橋を登っていく。

この構図、ARIAを観た人ならすぐピンとくるだろう。

そう、ここはARIAの1期EDで描かれている場所だ。

完全に頭の中で「Rainbow」が流れていた。

橋の上からの景色もまた素晴らしい。

こちらは夕暮れの時間帯。

本当にずっと眺めてられる景色だ。

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Teatro Malibran

次に紹介するのは「Teatro Malibran」という劇場で、不幸の石とリアルト橋のちょうど間くらいの場所にある。

劇場に入る前にすぐ隣のレストランで腹ごしらえ。

外観はちょっと古かったが、中は結構いい感じ。

お手拭きがかなり特徴的。

開けたら強烈なレモンの香りがして、舐めたらレモンの味がしそうだった。

白ワインとボンゴレパスタを注文。

美味しかったが、貝の殻の破片が結構入っておりなかなか食べにくかった。

お腹もふくれたところで劇場へ。

劇場内は外観からはわからないほど広く、とても立派だった。

天井の絵やライトなどの装飾も素晴らしい。

チケットを取った席は上部のど真ん中最前の席という最高の位置だ。

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鑑賞したのはヴァイオリンの公演。

正直なんの公演なのかも分からずにチケットを取ったのだが、びっくりするほど楽しめた。

ヴァイオリン奏者の手が、ゆるやかなところは波のようで激しいところではロボットのように動いてて凄いと思った。

Osteria Giorgione da MASA

リアルト橋の近くにある日本食が食べられるレストランも紹介。

ここ「Osteria Giorgione da MASA」は、リアルト橋から歩いて7分ほどの静かなカッレに位置している。

席につくとおしぼりが出された。

これにお湯をぽとぽとかけるとおしぼりになるという面白い仕組み。

料理やワインも全部お任せのコースで注文。

赤ワインも白ワインもいろいろ飲んだが、どれもとても美味しかった。

前菜はクラッカーなど。

どんどんと料理が運ばれてくる。

すべて一口サイズで出てきて、いろんな料理を楽しめるのが良い。

左手前は白身魚カルパッチョで右手前はマグロの刺身、中央の小鉢はなんとイカの沖漬けだ。

豆腐や味噌の和物、奥のほうにはご飯や肉じゃがまで。

ヴェネツィアにいるということを忘れてしまいそうだ。

魚の南蛮漬けや漬物盛り合わせなども。

漬物はたしか自分で漬けているらしい。

うどんも登場。

これも手打ちだったはず。

しっかりとコシがあって美味しい。

串揚げ風の物も出てきた。

ヨーロッパのフライやカツなどの衣とは違う、しっかりとした日本の串かつのような衣だ。

最後の料理は焼き魚。

なんの魚かは忘れたが、ブリカマのような感じでとても美味しかった。

デザートは日本酒のシャーベットと抹茶のクッキーなど。

オーナーは日本人の方で、いろいろな話をしながら料理とワインを堪能できたのがとても良かった。

店員の方もみんな日本語が少し話せて、注いでくれたワインの話などをしてくれた。

なかなかの高級店ではあるが、ヴェネツィアで日本の味に触れたいときはとてもオススメの店だ。

夜のヴァポレットを楽しむ

最後はヴェネツィアの交通手段「ヴァポレット」で夜のヴェネツィアを感じながらホテルに戻るのが素晴らしかったので紹介。

ヴァポレット乗り場にヴァポレットが到着すると、船員さんがロープでヴァポレットを固定し乗り降りする。

夜遅い時間だったが、船内は満席なほど乗客がいた。

だが、景色が見たいため外で問題ない。

ヴァポレットが出発。

運河沿いのヴェネツィアの街並みと水面に映る光がとても綺麗でうっとり。

正直この夜のヴァポレットだけでもヴェネツィアに来る意味が十分にあると思う。

観光ツアーとして別にお金を払えるレベルだ。

ヴェネツィアに住んでる人はこの光景をいつでも見られるのか~とも思ったが、一生に一度来れるかどうかのような場所に来てこの光景を見ている今この時間が一番幸せなのだろう。

動画も撮ったので雰囲気だけでも味わってほしい。

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以上、水の都・ヴェネツィアARIAの聖地を巡る1をお届けしました。

まだまだ続きますので、次の記事もお楽しみに。

 

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【倉吉】ひなビタ♪の聖地・倉吉を巡る【鳥取県】

 

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この記事の続きになります。

 

前回に引き続き倉吉の記事。

今回は白壁土蔵の街にあるスポットと「ひなビタ♪」を中心に紹介します。

ひなビタ♪の世界にたっぷり浸かった一日でした。

ひなビタ♪とは

まずは「ひなビタ♪」とは何なのかを紹介。

音楽の力でまちに活気を取り戻そうと奮闘する、ガールズバンドの物語

ひなビタ♪」とは、株式会社コナミデジタルエンタテインメントにより、ウェブを中心に展開されているキャラクターバンドコンテンツ。
地方都市「倉野川市」に住む5人の女の子たちがガールズバンド「日向美(ひなたび)ビタ―スイーツ♪」を結成し、音楽の力でまちに活気を取り戻そうと奮闘する、地方活性化をテーマにしたストーリーです。

倉吉市と倉野川市は歴史的背景や景観など共通点が多いことから、平成28年4月に姉妹都市提携を結びました。
実在するまちと架空のまちとが姉妹都市提携を結ぶのは、全国初の取り組み。

このように倉吉を盛り上げるコンテンツである。

ひなビタ♪の聖地・倉吉を巡る

それでは倉吉の中心部を散策してみよう。

前回にも書いたが、倉吉の中心部は倉吉駅から5kmほど離れている。

白壁土蔵群を目指して歩いているとひなビタ♪ののぼりを発見。

ちょうど10周年の年だったらしく、とてもめでたい。

倉吉屈指の観光スポットである「白壁土蔵群」に到着。

国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。

朝早くだったので人もあまりおらず、のびのびと散歩できた。

観光案内所のようなところに行ってみたらスタンプラリーの用紙が置いてあったので参加してみることにした。

その時にひなビタ♪が好きで何回も倉吉に訪れている方に色々教えてもらってとてもありがたかった。

散策を始めるとすぐにひなビタ♪のメンバーのパネルに遭遇する。

ガールズ&パンツァーの聖地である大洗を思い出した。

ひなビタ♪痛チャリも発見。

メイド服バージョンのパネルもあった。

ちなみに倉吉は「ちくわ」が有名らしく、こういったいろいろなちくわスイーツがあるらしい。

こちらはチア衣装。

店舗のガラスケースにグッスマのフィギュアを展示している店もとてもよく見かけた。

こちらはメインの「日向美ビタースイーツ♪」のライバルユニットである「ここなつ」の2人のパネル。

絵馬やお守りなどが販売されていた。

チャイナ服バージョン。

私服バージョンも。

ひなビタ♪のパネルを探すだけでも楽しいが、倉吉の街はおもしろい建物も多くて散歩しがいがある。

おもちゃ屋にはめうのパネルがあった。

お花屋さんも多い。

そしてこの建物もとてもいい感じ。

普通のきれいなお花屋さんかと思いきや。

ひなビタ♪のイラストがあった。

もちろんパネルも。

10周年お祝いバージョンのバルーンアートがある豪華なパネルもあった。

ぐるっと一日倉吉を散策してスタンプラリーを制覇することができた。

スタンプも可愛く、旅の記念になるのでとても嬉しい。

倉吉にはひなビタ♪のマンホールも存在する。

こちらは通常のマンホール。

市の木である「ツバキ」がデザインされている。

こちらがひなビタ♪のマンホール。

日向美ビタースイーツ♪の5人と、バックには白壁土蔵群がデザインされている。

こちらはここなつバージョン。

どちらもフルカラーでとても良かった。

このマンホールの写真を撮って、後から紹介する円形劇場に持っていくとマンホールカードももらえる。

倉吉中心部のスポットを巡る

赤瓦一号館

ここからは倉吉中心部にあるスポットを紹介していく。

まずは白壁土蔵群の中心にある「赤瓦一号館」。

大正時代に建てられた醤油屋のもろみ工場をそのまま使用しているらしく、街にフィットする素敵な建物だ。

もちろん店の前にはひなビタ♪のパネルが設置されていた。

この施設はお土産屋と観光案内所が一緒になっているような施設で、倉吉のお土産をいろいろ買うことができる。

倉吉駅前のお土産施設とは違い、ひなビタ♪やキャラクターのパッケージのものが多い。

ちくわカレー買っておけばよかった・・・。

倉吉市とコラボしているコンテンツが紹介されているコーナーもある。

フィギュアも展示されている。

こちらは「カードキャプターさくら」のフィギュア。

小さなミクさんと大きなミクさん。

「ミクダヨー」。

ラブライブ!サンシャイン!!」などの比較的新しいコンテンツのフィギュアも展示されていた。

奥の方に進むと「青森ねぶた」のような作品が展示されていた。

これは小説「南総里見八犬伝」の登場人物で、倉吉はそのゆかりの地であるらしい。

館内にもパネルがあった。

見た目的にこの子が一番好きかもしれない。

声優さんのサインが入っているポスターもあった。

倉吉まで声優さんが来てトークショーなどのイベントもやっているらしく正直驚いた。

レストラン 三日月

お腹が空いたので昼食を食べようと歩いていたら発見したのが「レストラン 三日月」さん。

このレトロな外観に惹かれてしまった。

店の前には美味しそうな食品サンプルがズラリ。

最近見かける機会がとても少なくなったのが寂しい。

早速入店。

店内もとてもレトロな感じが素晴らしい。

店員さんに「ひなビタ♪の方ですか?」と聞かれたので、「はい」と答えるとテーブルにミニのぼりを持ってきてくれた。

何を注文しようかとても悩んだが、オムライスを注文してみた。

銀色の皿で現れたオムライスは、ソースの種類こそ違うが食品サンプルがそのまま出てきたのかと思うような出来。

今流行のとろとろプルプルの半熟の卵ではなく、しっかりと焼かれた卵が自家製のデミソースにぴったりでとても美味しい。

具材もゴロゴロ入っており、福神漬けがついていたのもとても良かった。

次回はまた他のメニューも注文してみたい。

倉吉淀屋

昼食を食べて向かったのは、歩いてすぐの場所にある「倉吉淀屋」。

倉吉市に残る最古の町屋建築」らしい。

中に入ってみると浴衣を着た「和泉一舞」がお出迎え。

中は無料で見学できる。

「淀屋」の屋号をもつ牧田家は倉吉を代表する商家で、淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたといわれています。

部屋の仕切りの上の方にある「透かし彫り板欄間(らんま)」も素晴らしい。

襖などから外の光が差し込んでいてとてもいい感じ。

歩き疲れたときの休憩にもピッタリなとてもいい場所だった。

倉吉線鉄道記念館

次に紹介するのは、倉吉淀屋から歩いて10分ほどの場所にある「倉吉線鉄道記念館」。

国鉄線の「打吹駅」跡に建てられている記念館だ。

記念館の前には、当時活躍していた「SL機関車」が展示してある。

中に入ってみると駅員姿の「芽兎めう」がお出迎え。

館内にはめうしかいないので、入館したら自分でスイッチを入れて電気をつけよう。

中央には貨車移動用の「ディーゼル機関車」が展示されている。

運転席も見ることができる。

館内の壁は「国鉄倉吉線ギャラリー」となっており、当時の写真がたくさん展示されている。

ラソンランナーより遅い「日本一の鈍足列車」だったらしい。

これはこの場所にあった打吹駅の当時の写真。

みんなでラジオ体操をしている。

有志が作ったようなアルバムもあった。

打吹駅だけでなく、当時の倉吉線の駅舎や風景が紹介されていてなかなか面白かった。

この場所も無料で楽しめるので、倉吉に来たらふらっと立ち寄るのがおすすめ。

退館時はちゃんと電気のスイッチを切ろう。

円形劇場

最後に紹介するのは倉吉の中心部から少し離れたところにある「円形劇場」。

離れていると言っても歩いて15分ほどで来れる。

入口にはひなビタ♪のパネルがあった。

メインのキャラクターではない「星見日向」というキャラクターらしい。

こちらは円形劇場のイメージキャラクターの「メイくん」と「リンちゃん」。

早速館内を見て回ろう。

1階は倉吉が誇る「グッドスマイルカンパニー」のゾーンとなっている。

グッスマの主力商品の「ねんどろいど」などがたくさん販売されている。

これまでに発売された貴重なねんどろいどの展示も行っていた。

いろいろなキャラクターが展示されていたが、やはりミクさんがとても可愛い。

マジカルミライのミクさん。

桜ミクさん。

毎年デザインが楽しみな雪ミクさんもたくさん展示されていた。

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グッスマの工場で実際に着用されている作業服も展示されていた。

ここからはフィギュアがどうやって作られるかが詳しく書かれているゾーン。

実物を見ながら学べるので、とても理解が深まる。

展示されている金型などは、ねんどろいど桜ミクで実際に使用されていたもの。

タンポ板と呼ばれる板にフィルムを貼り付け、シリコンパッドで吸着して顔パーツに貼っているらしい。

塗装の様子なども詳しく紹介されていた。

フィギュアの製作について学んだあとは再びフィギュアの展示を見る。

こちらはグッスマのねんどろいどではないシリーズのフィギュアだ。

ブラック★ロックシューター」のフィギュアはとても躍動感がある。

こちらはミクさんの曲「ワールドイズマイン」のフィギュア。

「艦これ」のフィギュアもあった。

プレイしたりアニメを観たことはないが、とても良い作りだと思った。

魔法少女まどか☆マギカ」、もう10年以上前なんだな・・・。

化物語」のフィギュアもあってとても懐かしかった。

この真宵のフィギュア、今でもめちゃくちゃ欲しくなってしまう。

ねんどろいどの顔パーツの絵付け体験もやっているらしい。

ここまででもとても楽しめたが、まだまだ上の階があるので進んでいく。

螺旋階段がとてもオシャレ。

2階はテーマ別にフィギュアが展示されている。

まずは恐竜エリアから。

恐竜の頭のフィギュアや全身があるフィギュアも展示されていた。

次はアニマルゾーン。

ガチャガチャにありそうなフィギュアがたくさん。

イモムシがとてもリアル。

ダンゴムシも物凄くリアルだった。

これはシロナガスクジラのフィギュア。

隣にある潜水船のフィギュアと比較するとその大きさがよく分かる。

お次はミリタリーコーナー。

こちらは「装甲騎兵ボトムズ」のフィギュア。

ジオラマがあるとやはり迫力が違う。

戦艦のフィギュアもある。

こちらは日本が誇る「戦艦大和」。

戦車のフィギュアには「ガールズ&パンツァー」に登場しているフィギュアも多くあった。

シン・ゴジラ」のフィギュアもあった。

次はキャラクターコーナー。

コーナーごとにそれっぽい壁紙になっているのも良い。

こちらは「北斗の拳」のフィギュア。

観たことがないので分からないがとてもリアルで迫力がある。

モンスターハンター」のフィギュア。

オトモアイルー」が可愛い。

エヴァンゲリオン」のフィギュアもある。

こちらは美少女フィギュアたち。

華がある。

よつばと!」に出てくる「ダンボー」のフィギュア。

こんなにもバリエーションがあるのか。

「よつば」と動物たちのフィギュア。

とてもかわいい。

「恵那」と「風香」もいた。

最新刊の発売を楽しみにしている。

最後は日本文化のコーナー。

太陽の塔」と作者である「岡本太郎」のフィギュア。

日本全国のおみやげがフィギュアになっていた。

地図上に配置されており、とてもわかりやすい。

日本といえば妖怪。

ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪たちのフィギュアもあった。

作者の「水木しげる」さんは鳥取県境港市で育っていて、倉吉にも関わりが深い。

相撲の力士のフィギュアもあった。

これで2階は終了。3階へ。

一番上の3階にあるのが「ひなビタ♪ギャラリー」だ。

入口には「ちくわパフェ」が展示されている。

ちくわパフェはひなビタ♪に登場するスイーツで、倉吉市内で実際にメニューとして出されるようにもなったらしい。

次来たときは食べに行きたい。

ギャラリーの中にはひなビタ♪の絵がたくさん飾られている。

声優さんや絵師さんのサインもズラリ。

こちらは「くらよし観光大使」のタスキや、姉妹都市提携の協定書など。

ひなビタ♪のメンバーが使用している楽器なども再現されている。

こちらではひなビタ♪に登場する倉野川市にある「日向美商店街」が再現されている。

まるでひなビタ♪の世界の中に入っているようだ。

ひなビタ♪倉吉市のコラボポスター。

先程まで実際に歩いていた場所にひなビタ♪のメンバーも訪れているのがとてもいい。

他の部屋に入ってみると、学校の教室になっていた。

実はここ円形劇場は、「旧明倫小学校」の建物をそのまま使用しているのだ。

円形劇場のイメージキャラクターの名前のメイとリンはここから名付けられている。

当時の小学生の自由研究の作品がそのまま残されていた。

こちらは当時の給食。

平成生まれだが、ソフト麺が懐かしく感じた。

この「スタミナ納豆」というメニューもとても美味しそう。

この教室にひなビタ♪メンバーがいるイラストもあった。

黒板にはチョークで描かれた日向美ビタースイーツ♪とここなつのメンバーが。

10周年記念で描かれたものみたいだが、イタズラなどもなく完璧な状態で保たれていて倉吉とひなビタ♪ファンのあたたかさを感じた。

屋上には和装のひなビタ♪メンバーのパネルがズラッと並んでいる。

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外に出ると倉吉の街並みを一望できる。

青空が広がっており、とても気持ちよかった。

 

以上、ひなビタ♪の聖地・倉吉を巡ってみました。

倉吉がひなビタ♪の聖地だということは旅行直前に知ったのですが、とても楽しく過ごせたのでぜひまた訪れたい場所です。

 

前回記事はこちら。

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【倉吉】白壁土蔵の街・倉吉を巡る【鳥取県】

鳥取県のちょうど真ん中あたりにあるのが倉吉市

今回は前編ということで、倉吉駅周辺や泊まったホテルなどを中心に紹介します。

倉吉駅周辺を巡る

倉吉駅

まずは倉吉の玄関口である倉吉駅へ。

京都方面への特急「スーパーはくと」の始発駅となっており、全ての特急・快速列車が停車する。

ガラス張りのとても立派な駅で、青空によく映えている。

駅構内はこんな感じで、優しく陽が差し込んでいてとてもいい感じ。

奥に進んでいくと「ひなビタ♪」のメンバーがお出迎え。

倉吉に根付いたコンテンツで、倉吉の観光大使にもなっている。

次回の記事にはこの「ひなビタ♪」についてたっぷり紹介していきたいと思う。

メンバー紹介もあった。

こちらは倉吉市のイメージキャラクターである「くらすけくん」。

倉吉の白壁土蔵がモチーフになっている。

実は犬で、これは白壁土蔵のキグルミを着ているらしい。

アニメのフィギュアなどで有名な「グッドスマイルカンパニー」の看板があった。

本社は東京だが、国内唯一の工場がここ倉吉にある。

倉吉市駅構内にはグッスマのフィギュアも展示されている。

倉吉の近くは意外にもいろいろな聖地がある。

倉吉市の北にある北栄町は「名探偵コナン」の作者である「青山剛昌」さんの出身地。

「宇崎ちゃんは遊びたい!」では倉吉市の東隣の三朝町にある「三朝温泉」が聖地になっているらしい。

倉吉駅の前には「星取県」という看板がある。

「どの市町村からも天の川が見え、流星群の時期でなくても流れ星が見えやすい」ということからこう名乗るようになったらしい。

こちらが夜の倉吉駅前。

写真ではあまり分からないが、駅の光があるのに結構星が見えていた。

くらよし駅ヨコプラザ

こちらは倉吉駅の隣にある「くらよし駅ヨコプラザ」。

鳥取のいいものが見つかる地元のアンテナショップ」ということで、倉吉市はもちろんのこと、鳥取県内全体の名産品をここで買うことができる。

やはり鳥取県の一番の売りは「松葉ガニ」らしく、カニ雑炊やカニ釜飯、カニ茶漬けにカニの生パスタ、カニラーメンなど色々なカニ食品があった。

ラーメン幸雅

倉吉駅近くで食べたラーメン屋を紹介。

倉吉駅前から500mほどの場所にある「ラーメン幸雅」さんへ。

なかなかインパクトがある外観。

店内は意外とシンプル。

味噌ラーメンや担々麺もあったが、ここはやはり壁に貼ってあった「なつ旨スープ」を味わいたいのでイチオシメニューの「なつ旨ラーメン」を注文した。

なつ旨ラーメン着丼。

見た目はシンプルな塩ラーメンのような感じ。

しかし、そのスープは鳥取名物である「牛骨ラーメン」となっており、鶏ガラや豚骨とはまた違ったコクと旨味のあるスープだ。

こんなにスープが透き通っているのに味が濃く、しっかりとしていてめちゃくちゃ美味しい。

これまでに何回か牛骨ラーメンは食べたことがあるが、こんなにも美味しい牛骨ラーメンは初めて食べた。

倉吉シティホテル

倉吉で泊まったホテルがこちらの「倉吉シティホテル」。

倉吉駅からは歩いて10分ほど。

チェックインしてお部屋へ。

倉吉シティホテルは結婚式もできるようなホテルだが、部屋は普通のビジネスホテルだった。

全国旅行支援のクーポンもゲット。

なかなかオシャレでかっこいいデザインだ。

大浴場があるのも嬉しい。

サウナもあるが水風呂はなかったのが残念なところ。

今回は1泊2食のプランで予約したので、ホテルの中にあるこちらのお食事処で夕食。

ホテルの中の食事処なのに、入口からとても良さそうな雰囲気でワクワク。

食事は決まっているプランなので飲み物だけ選択。

せっかくなので鳥取県の地酒を注文した。

おちょこは何十種類もあるところから好きなものを選択できるシステムで、徳利はひょうたん型。

味は変わらないのだが、こういったちょっとしたことを楽しめるのが良い。

しばらくするとお寿司とお味噌汁が登場。

いきなりご飯と汁物が出てくるのは珍しい気がする。

そして一気にメイン料理が登場。

小鉢やお造り、天ぷらとどれも美味しかった。

一番楽しみだったのはこちらの「鳥取和牛のすきやき」。

これぞ和牛というきれいな肉が鍋を覆っている。

どんどん肉が変色していくのを楽しむ。

肉はもちろんなのだが、周りの野菜、特にきのこ類もとても美味しかった。

ベストに仕上がった鳥取和牛を溶き卵に絡めていただく。

やはりいい肉を一番美味しくいただくにはすき焼きだな、と改めて思わせてくれる美味しさだった。

食後のデザートとお茶をいただき食事終了。

とても幸せな時間だった。

そしてぐっすりと眠って翌朝。

窓からは倉吉の街並みが見渡せた。

こうしてみると結構ちゃんと街だな~と思った。

朝食はバイキング形式。

人がそんなにいなかったので、広い和室を一人で使えることになった。

バイキングは品数がとても豊富で、特に和食メニューに力が入っている。

ドリンクにはホテル朝食定番のオレンジジュースなどの他に、鳥取県のご当地牛乳である「大山白バラ牛乳」があった。

和と洋を組み合わせた素晴らしい朝食が完成。

どの料理も手が込んでいて美味しく、とても満足できた。

倉吉の観光スポットを巡る

ここからは倉吉の観光スポットを紹介する。

倉吉の中心部は実は倉吉駅から車で10分(約5km)ほど離れた場所にある。

打吹公園

倉吉の中心部にある公園が「打吹(うつぶき)公園」。

山陰地方随一の桜の名所であり、「日本さくら名所100選」にも指定されている。

このときは桜の季節ではなかったが、朱色の橋や青空が映る池などがいい雰囲気でとても綺麗だった。

休憩所のようなものもある。

高台にあるので山がよく見えた。

奥の方に進むと、なんと「打吹公園小動物園」という小さな動物園があった。

無料で見学することができる。

すごい数の亀がいた。

こちらは「トカラヤギ」というヤギ。

youtu.be

黒い子豚もいる。

「モルモット」もいた。

2匹でギュッと器に入っていたのがとても可愛かった。

youtu.be

近くには「打吹公園だんご」の大きな広告があった。

見た目はこの間紹介した道後温泉の「坊っちゃん団子」にとても似ている。

今回は食べるのを忘れていたので、次に来たときは食べてみたい。

琴櫻記念館

今回最後に紹介するのは「琴櫻記念館」。

倉吉の中心部「白壁土蔵群」のあるエリアにあり、立派な銅像が建っている。

琴櫻」とは、大相撲で活躍した倉吉出身の横綱である。

入館してみると、中には名前を聞いたことがある力士の手形とサインがズラッと飾られていた。

もちろん琴櫻の手形とサインもある。

これはおそらく琴櫻が土俵入りの際に実際に使用していた化粧まわし。

大山と桜が刺繍されておりとても綺麗だった。

こちらは琴櫻横綱に昇進したときの推薦状。

琴櫻引退時の土俵入りの写真があった。

横綱・輪島と横綱北の湖をしたがえている。

優勝トロフィーなどのレプリカもたくさん展示されている。

一通り見て、最後の出口付近にあるのがこの等身大?の琴櫻フィギュア。

細部まで精巧に制作されており、とてもリアル。

力強く迫力があって今にも動き出しそうだった。

これだけ楽しめて入場料はなんと無料。

倉吉に来たらぜひ寄ってほしいスポットだ。

 

以上、今回は鳥取県倉吉市を紹介しました。

次回の記事では白壁土蔵の街並みや、倉吉に強く根付いている「ひなビタ♪」を中心に紹介しようと思います。

 

 

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